2020年03月31日

令和元年度、最後の投稿は…

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令和元年度、最後の投稿です。

本年度も大変お世話になりました。

来年度も引き続き、三条市政にご理解、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

さて、最後の投稿ですが…

先回の東京五輪におけるインド選手村で伝授されたカレーの味を引き継ぐ三条の名店“華園”さんのインドカレーです。

昨年はホストタウンの相手国であるコソボの柔道選手団が事前合宿で訪れたとき、イスラム教徒向けにアレンジしたカレーを振る舞っていただきました。

TOKYO2020は来年に延期されましたが、来年もまた腕を振るっていただきいと思っておりますっ!

おっと、肝心のお味ですが…

カレー激戦地である神保町出身の私が断言しますっ!

“神保町に店を構えても、絶対に人気店になるっ!”

町中華の名店でもありますが、私は断固このインドカレーをおススメしますっ!
posted by 国定勇人 at 14:41| 新潟 | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

旅立ちの日

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今年もまた別れの日がやってまいりました。

先ほど、退職辞令交付式を執り行いましたが、やはり万感胸に迫る思いがありますね…

でも、ふと立ち止まって考えると、私の職員時代、ともに汗をかいた仲間が殆ど庁内にいなくなってしまいました…

私が情報政策課長だった時の係長(今、私が座ったそのポストで活躍中です)が来年定年退職ですし、同じくその係長の下にいた主事だった仲間はセブンイレブンの店長になっているし…(開店ほやほやのセブンイレブンで、この前立ち寄ったら、声を掛けられ、本当にビックリしました!)

時の流れは速いものですね…

やはり、感傷的になってしまいますな…

皆さん、本当にお疲れさまでした。

重すぎる“公務員の鎧”“三条市職員の鎧”は脱いでみて初めて実感するものです。

でも、実感したときが最も危ないときです。

何故ならば、心身のバランスが崩れるときだからです。私も総務省退職後の2ヶ月余の浪人時代に経験があります。

本当に気を付けつつ、第二の人生を踏み出してください!

本当にありがとうございましたっ!
posted by 国定勇人 at 11:32| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月30日

それでも“正しく”恐れるA

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本日の新型コロナウィルス感染症対策連絡調整会議が終了しました。

決定事項については書き綴っていく文脈の中で少しずつ入れ込んでいきたいと思います。

まず、今日3月30日この時点での三条が置かれている状況から申し上げます。

重大局面にある東京都の状況、或いは志村けんさんの訃報のような私たちの心を激しく揺さぶるニュースが飛び込んでいる全国的な状況に関わらず、現在、市内に在住、在勤する人に感染の疑いのある人はいません。

そのため、“新型コロナウイルス感染症に係るイベント実施、施設利用等の対応方針(暫定版)”における「市内未発生期」の対応として、イベントの実施及びその他の市内公共施設の利用については、必要な対策を講じた上で、3月19日に開催された「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」が示した、@3つの条件が同時に重なる場、A大規模イベント等、を除き、通常どおり行っています(同会議において活動を自粛する場として例示されたトレーニング施設は当面利用を中止しております)。

なお、本日の連絡調整会議において、同会議が言及している“感染が急速に広まりそうな局面”にある“地域”に居住している方々に対し、“その危機を乗り越えられるまでの期間に限って”市内の公共施設の利用を禁ずることを新たに決定しました(具体的には、“感染爆発の重大局面”にあると発表した東京都民に対し、併せて発表された“4月12日”にまでの利用を制限することとなります)。

さて…

今回は、このうち、“3つの条件が同時に重なる場”についての私どもの基本的な考え方に触れていきたいと思います。

言うまでもなく、ここでいう“3つの条件”とは、@密閉空間であり換気が悪い(密閉)、A手に届く距離に多くの人がいる(密集)、B近距離での会話や発生がある(密接)、を指し、これらのいずれにも該当する場合に集団感染リスクが著しく高まるとされています(くどいようですが、これは同会議が(満員電車の例を引き合いに出しながら)同じく認めているように、これらの条件が1つでも満たせばアウトと言っているわけではありません。あくまで3つが“同時に”満たせばアウトと言っていることに留意が必要です)。

私たちは、これまで申し上げているとおり、開放している各公共施設については、“閉鎖空間を有する建造物の感染リスク分類”に基づき、“換気”“(同じく同会議が求めている「共用の物品」に該当する)不特定多数の人が共有する部分の消毒”を一定時間毎に行っているため、同会議が要請する“3つの条件が同時に重なる場”は室内空間であっても存在せず、全てのイベントや施設利用がクリアできると判断することもできます。

しかしながら、一方で私たちが留意しなければならないのは、同じく同会議が“どの程度の換気が十分であるかの確立したエビデンスはまだ十分にありません”という点…

これであっては、どんなに換気をしても、当該条件が“〇”にするまでには至らず、どこまで徹底しても(“×”ではないものの)依然として“△”に留まるのではないか…

これが私たちの基本的な考え方です。

こうした考え方に立脚すれば、“密集”“密接”について少なくとも1つは“×”ではない状態であるかどうかを確認した上で、イベントの実施、或いは施設利用の許可を判断しなければならないと考えており、これら判断に迷うものについては、私どもの連絡調整会議で最終判断し、当該判断に至った根拠を各条件ごとに示した上で公表することとしております(ホームページをご覧下さい)。

例えば…(ホームページに掲載していないものから…)

昨日行われた三条看護・医療・歯科衛生専門学校の竣工式ですが、“密閉”については換気を徹底的に行った上で、“密集”“密接”のうち“密接”について、式典の都合上、発言者は司会者、式辞を述べる市長、祝辞をいただく議長であり、その他出席者は無言で臨むこと、発言者と出席者の座席の間には2m以上の間隔があるので“〇”と判断し、“3つの条件が同時に重なる場”を回避しているものと捉え、予定どおり実施することとしたものです(市内小中学校の卒業式については、拙ブログのこちらをご参照下さいませ)。

今後、このような基本的な考え方の下、1つひとつに判断を加えていきますので、ご理解賜ればと存じます。

次に…

昨今、花見を典型的な事例に挙げながら、屋外イベントについての線引きまで議論の俎上に上がっている傾向があります。

上述の“3つの条件”に照らせば、屋外ですので“密閉性”の是非など論ずるまでもなくクリアされるべきものと捉えておりますし、いずれ私どもの見解を申し述べようと考えている“大規模イベント等”における記述を含めても、同会議のこれまでの見解では、この屋外に対する何らかの因果関係に言及しているところが殆ど見当たらないのが実態であります…

(そうした状況ではありますが、僅かに言及しているところを拾い上げてみると、“例えば通常の野外スポーツをしている際には3つの条件は揃いませんが、着替えやミーティングにおいては@からBの条件が重なることがあります”“札幌雪まつりのような屋外イベントでも、近辺で3つの条件が重なったことに伴う集団感染が生じていること”のように、屋外イベントに付随して閉鎖空間、屋内空間での3つの条件が重なる場があることにむしろ注目して議論を展開しているように読み取れます…)

そういう意味では、屋外イベントについての合理的な判断根拠を他の信頼できるものに求めなければならないのですが、私たちは、現在、保健所を有している政令市である広島市さんが19日の同会議の見解発表後に公表した花見に関するルールに着目しております。

広島市さんは感染症の要請患者が2例確認されているのみという状況下にあり、それは同会議が定義する“感染状況が収束に向かい始めている地域並びに一定程度に収まってきている地域”に該当すると考えられ、現在の三条を考える上でも参考になる地域と捉えているのですが、ここで示されたルールが次のとおりとなっております。
@花見については、飲食を伴うものは屋外で行うものであっても、なるべく控えて下さい。ただし、下記の2の事項が確実に守られる場合においては、適度な飲食までも禁止するものではありません。
A感染が拡大する3つの条件が同時に重なる場を徹底的に回避するため、次の条件(“風通しの良い場所で行うこと”“1グループ5人程度の少人数規模で集まり、2時間程度の短時間滞在とすること”“複数のグループで集まる場合には、グループ同士で2メートル以上の間隔を空けること”)を必ず順守してください。
B上記Aとあわせて、「手洗い」や「マスク着用を含む咳エチケット」等の感染症対策を確実に行ってください。

注目すべきは、1ヶ所に滞留せず、花見を歩きながら楽しむ場合は、不特定多数であろうと、特段の制限を掛けていないこと、そして、紐帯関係の強いグループ同士の関係に注意を払っていること、です。

本日はここで終わりにしたいと思いますが、こうしたことを参考に“大規模イベント等”についても、改めて書き綴ってみたいと思います。
posted by 国定勇人 at 17:08| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地元の皆さまの苦渋の選択を忘れてはならない。

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志村けんさんが新型コロナウィルス感染症が原因で他界されました…

私にとっても、子供の頃から大好きなテレビで輝いているスターだっただけに、少なからず色々な感情が込み上げてまいります…

でも、私たちは、それでもなお“正しく”恐れ、行動しなければなりません。

これについては、午後の新型コロナウィルス感染症対策連絡調整会議終了後に改めて書き綴っていきたいと思います。

さて…

昨日、4月1日から新たに供用開始する一般廃棄物最終処分場の竣工式が挙行されました。

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この竣工式の式辞の中でも申し上げたことなのですが、私たちは、この最終処分場を受け入れる決断をしていただいた施設周辺の住民の皆さまに感謝し続け、1人ひとりの心の中に間違いなく芽生えていたであろう不安のお気持ちであったり、“何故他の場所ではなく、ここなのか?別の場所でいいではないか!”という感情であったりをグッと堪え、三条市全体の将来にわたる公益(最終処分場がなければご家庭から出てくる毎日のゴミの処理が滞ることとなります)のために、苦渋の選択をしていただいた心の葛藤を忘れてはなりません。

今回、供用開始する最終処分場は、現行の最終処分場とは全く異なり、処理施設が完全に屋根で覆われ、風雨等の影響を受けることのない完全閉鎖型を採用したほか、同施設の下部や側面を防御シートで覆い、漏水検知センサーを設け、同施設に搬入される焼却灰などから生ずる水分を水一滴たりとも外部に漏らさないような監視システムを構築するとともに、同施設から生ずる水を併設する水処理施設で無毒化し、再び処理施設の散水等に用いる水の完全な自己完結型循環システムを採用するなど、徹底的な安全性を追求しました。

それでも、これら安全性の追求は“安全”を保証するものであっても、1人ひとりの心に自然に生じてしまう不安がない状態の“安心”を保証するものではありません。

何故ならば、“安心”に至るまでの“不安”は、理性や合理性に立脚する“安全性”に起因するものではなく、心情であったり、自らの葛藤を克服したとしてもなお防ぐことのできない風評被害といった社会的心理に起因するものだからです。

いわゆる迷惑施設であれば、なおのこと。

ですから、具体的な場所の提示から1年に満たない中で概ねの判断をいただいたことはそれ自体が奇跡に近く、だからこそ、それらは全て私情よりも公益を選択していただいた施設周辺にお住いの皆さまの懐の深さによるものであるということを私たちは今後末永く語り継いでいく責務があると思っています。

改めて、ここに心から感謝を申し上げます。

本当にありがとうございました。

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この写真は供用開始後は決して撮影することのできませんね。

万感の思いで写真に収めさせていただきました。
posted by 国定勇人 at 12:53| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月27日

それでも“正しく”恐れる@

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何度も申し上げているところですが、私たち保健所を有していない市町村は、我が国法制度の下では、新型コロナウィルス感染症対策に対し、いかなる直接的な権限を有しているわけではありません。

でも、他方で、日頃から各般にわたる行政サービスを市民の皆さま、企業の皆さまなどに提供している行政機関である、少なくとも市民の皆さま方からは(本件に関する権限は有さないものの)そう思われていることを強く自覚し、同感染症に対する様々な情報から正しい情報を抽出し、それを冷静に咀嚼、吟味し、適切な判断を行い、実行することを通じて、社会の模範的存在であらねばならないと思っております。

まして、私どもの行動が、冷静で合理的判断に裏付けされた“本来あるべきもの”を逸脱し、社会不安を助長する側に回ってしまっては断じてならないと、油断すれば“本来あるべきもの”ではない方向に押し流されかねない力(同調圧力など)に屈してはならないと、強く自覚しながら、陣頭指揮に立っているつもりです。

そうした中、昨日決定させていただいた、全職員に対する東京都との職務上の往来の禁止等の措置でありますが、これももちろん、私どもとしては、東京都知事から発せられた情報内容を冷静に咀嚼、吟味し、“状況が悪化した東京によって、三条市が置かれている状況が影響を受けないため(副次的効果として「東京の悪化要因に少しでも加担する側に回らないため」)”、冷静で合理的に判断したものであり、昨日の私どもの判断を機に、私たち三条市の置かれている環境が異なる段階に進んだということを意味するものではないことを強く申し上げておきたいと思います。

ここに改めてでありますが…

私たち三条市の状況でありますが、現在、市内に在住、在勤する人に感染の疑いのある人はいません

この現況を、最新の政府レベルの専門家会議見解に当てはめると、専門家会議が設定した感染状況地域3区分のうち、“感染状況が確認されていない地域”に該当すると捉えております。これは、当たり前のことでありますが、東京の段階が“感染爆発の重大局面”に至っているかどうかに影響を受けることはありません。

(ちなみに、新潟県内において要請患者が発している地域での保健所を有する新潟県知事も新潟市長も、当該地域の区分をそれぞれ“感染状況が収束に向かい始めている地域並びに一定程度に収まってきている地域”と整理しており、“感染状況が拡大傾向にある地域”とは捉えておりませんので、念のため…)

その上で、同専門家会議は、これら“感染状況が確認されていない地域”に対する基本的考え方を“学校における様々な活動や、屋外でのスポーツやスポーツ観戦、文化・芸術施設の利用などを、適切にそれらのリスクを判断した上で、感染拡大のリスクの低い活動から実施してください。ただし、急激な感染拡大への備えと、「3つの条件が同時に重なる場」を徹底的に回避する対策は不可欠です”と定めております。

つまり、専門家会議は、私たちのような地域には、新型コロナウィルス感染症予防には十分に配慮しつつも、社会活動の維持をも同時に求めているのです(もう少し付言すれば、同専門家会議は、感染爆発(オーバーシュート)が生じた場合であっても、“社会・経済機能への影響を最小限としながら、感染拡大防止とクラスター連鎖防止の効果を最大限にしていく観点から、地域の感染状況別にバランスをとって必要な対応を行っていく必要があります”とした上で、上述の基本的考え方を示しております)。

くどくど申し上げましたが、とどのつまり、私たちは今、“感染爆発の重大局面”を迎えている東京や“感染状況が拡大傾向にある地域”と異なり、正しく恐れながらも(≒専門家会議が求める上記対策を講じつつ)、市民生活や社会・経済活動を極力維持することを専門家会議(及び感染症対策に権限を有する政府)から求められているというのが私たちが把握認識している状況にあるのです。

ということを申し上げた上で…

昨日、三条商工会議所が発した飲食業界支援を求めるメッセージは、現在三条が置かれた状況を鑑みれば、大変時宜に適った適切なものであると考えております(関連記事はこちら)。

過度な自粛は、萎縮をもたらし、“正しく恐れること”と“市民生活や社会・経済活動を極力維持すること”とのバランスを不安定なものにしてしまいます。

何度も申し上げますが、東京が置かれている状況と三条が置かれている状況は異なります。

しかも、そのことは、感染症対策に何ら権限を持たない私たちが手前勝手に申し上げているのではなく、同権限を有する政府のシンクタンクである専門家会議が申し上げているのです。

“正しく恐れ”つつも、極力、市民生活や社会・経済活動を極力維持することに努め、この難局を乗り越えてまいりましょう(もちろん、状況に変化が生じれば、私たちもまた、その段階に応じたステップに進んでまいりますし、それらの工程についてはこちらに記載しておりますので、ご一読いただければ幸いです)。

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写真は、三条市内のラーメンの名店の1つ“笹舟”さん。

今日のお昼、美味しくいただいてまいりました。

ちなみに…

この小上がりの造りは写真のとおり、各テーブルの間隔が相当程度空いており、密集性は避けられておりますし、全く見ず知らずの客と相席も行われておらず、密接性もありませんので、“3つの条件が同時に重なる場”には該当しませんねっ!
posted by 国定勇人 at 14:47| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

気が付けばもう年度末…

最近、新型コロナウィルス関連のことばかり書き綴っていますが、もちろんそれだけが三条市政ではありませんっ!

とはいえ、新型コロナウィルスにいささか振り回され気味なのも否定しがたい事実でありまして…

気が付けばもう年度末っ!

今週火曜日には、市長の二大権能の1つである人事権を発動し、4月1日付けの来年度人事を内示したほか(関連記事はこちら)、同日には三条市議会3月定例会の最終日に臨み、もう1つの大きな権能である予算編成権を発動し提案した、来年度当初予算もまたご議決をいただき、ここに来年度三条市政の骨格が整うこととなりました。

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さて…

同じく年度末といえば、社会インフラ整備についても一定の区切りを迎える季節となります(この点については、全国的にも“年度末になると駆け込み的に道路工事が慌ただしく行われ、渋滞が激しくなる!”とか、これは誤解が走っている根拠なきご指摘なのですが、“獲得した予算を消化して、既得権益を守りたいがために無駄な工事を年度末に何故か行う!”とか色々とご批判をいただきますが、私ども市町村は、法支配の下、予算単年度主義を財政運営の大原則に置いているため、様々な工夫を施しつつも、どうしても事業完成が年度末に偏りがちになることは避けがたいのが正直なところです…何卒、ご理解いただければと存じます…)

三条市内でも、工事期間中、何かとご不便をお掛けしていた事業の幾つかが完了する見込みとなっております。

道路関係でいえば、例えばこちら。

道路拡張とはいえ、1年以上の長きにわたり踏切封鎖を余儀なくされていた西中踏切も、ようやく交互通行可能な形で、本日(!!!)踏切の利用再開となりましたっ!

私自身も何度も不便さを感じてきた路線ですので、近隣の皆さまにとっては本当に不便を強いてしまった路線の1つだと思っております。

長らく申し訳ございませんでした。

それにしても…

踏切に係るJR協議は本当に厄介なものでありまして…

例えば、この踏切も数を増やすわけでもなく、踏切の幅を広げるだけなのに、それ相応の道路幅に相当する近隣の踏切の廃止をJRさんから要求されてしまいます…(これはこれで本当に悩みどころなのですが、話が相当脱線してしまうので、皆さまにも問題の存在だけを知っていただきたく、問題提起だけさせていただきます…)

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こちらは同じ道路事業でも、より広域的な効果が期待される県事業の1つである国道403号小須戸田上バイパスです。

この開通により、三条市に隣接する加茂市から新潟市に至る山沿いのアクセスは格段に向上することとなります。

残るは加茂市から三条市に至るまでの路線…

何とか令和5年度の県央基幹病院の開院までには三条市内の広域道路までタッチしていただきたいと切に願っていますっ!
posted by 国定勇人 at 09:54| 新潟 | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月26日

東京との往来制限について(ご報告とお願い)

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昨日の小池東京都知事による、@現在の状況は感染爆発の重大局面と捉えるべき、A4月12日までの間、平日はできるだけ自宅で仕事を行って夜間の外出を控えるべき、B特に今週末は不要不急の外出を控えるべき、との会見を受け、三条市では、先ほど、新型コロナウィルス感染症対策連絡調整会議を開催し、三条市の全職員に対し、@4月12日までの東京都との間における職務上の往来(例えば、東京への出張、東京からの職務上の三条への来訪など)の禁止、A職務外のプライベートにおける東京都との間における往来(例えば、東京からの家族や知人の三条への来訪など)の自粛要請、を今日から発動することを決定しました。

この決定に至った直接の契機はもちろん、小池都知事が都内の現況を“感染爆発の重大局面”にあると捉えたことです。

これは即ち、都内の現況が、疫学調査で完全に補足できない、コントロールの効かない状態にありつつある(若しくはなっている)ことを意味していると捉えざるを得ず、東京と新幹線で直結し、それこそ人の往来の活発な三条市としては、とても他人事の事象だと傍観できる状況ではないと判断し、三条の市民生活、市内における社会活動、経済活動を守るため、少し厳しい措置かもしれませんが、決定をさせていただいた次第です。

全職員の中には、当然のことながら、私も含まれます。

元々、明日、東京出張の予定が入っておりましたが、これもまた、当然のことながら、キャンセルすることと致しました。

でも、私どもにできるのはここまで…

私どものような保健所を有していない自治体は、感染症対策に係るいかなる権限をも持ち合わせてはおりません。

従いまして、広く市民の皆さま、企業の皆さまに対し、往来自粛などを直接要請することは叶いません。

願わくば、先ほども申し上げたとおり、三条の市民生活、市内における社会活動、経済活動を守るため、私どもの講じた措置を参考にしていただき、適切な対応を取っていただければと存じます。

そうそう。

最大の感染拡大防止策は、うがい、手洗い、咳エチケットの徹底(加えて、換気ですね…)という基本に忠実な3点セットです。

引き続きのご協力を宜しくお願い申し上げます。

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写真は昨日、日帰り温泉施設“いい湯らてい”から眺めた粟ヶ岳。

少なくとも、クラスター発生リスクが高まる“3つの条件が同時に重なる場”の3条件のうち、施設管理者として直接手を施すことのできる密閉、密集への対策は徹底的に講じております。

皆さま方のご来訪をお待ち申し上げております。
posted by 国定勇人 at 12:26| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月25日

成人式の開催日(決定)

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昨日の続きを書き綴りたいと思っていたのですが、時間がないので、明日以降にずらしたいと思います…

さて、今朝開催した新型コロナウィルス感染症対策連絡会議で、延期を発表していた成人式の開催日を11月22日とすることを決定いたしました。

なお、今後の感染状況の推移によっては、再変更もあり得ることもご承知おき下さいませ。

(写真は、市役所地下1階のひめさゆり食堂のカツカレー。この食堂も暫く、新型コロナウィルス感染拡大の影響から、お休みされていたのですが、無事再開に至りました。社会福祉法人が経営している障害を持つ方々にとっての貴重な働き場の1つでもある同食堂を是非ともご利用くださいませ。)
posted by 国定勇人 at 12:52| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月24日

新型コロナウイルス感染症に係るイベント実施、施設利用等の対応方針(暫定版)の変更について

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政府の新型コロナウィルス感染症対策専門家会議が3月19日に策定した“新型コロナウィルス感染症対策の状況分析・提言”を受け、三条市が3月3日に策定していた“新型コロナウイルス感染症に係るイベント実施、施設利用等の対応方針(暫定版)”を変更することとしました。

変更点は大きく分けて3点ほどになります。

変更の1点目は、私どもの策定していた対応方針の感染状況区分“市内未発生期(市外発生)”“市内発生早期”“市内感染拡大期”と専門家会議が提示した感染状況区分“感染状況が拡大傾向にある(地域)”“感染状況が収束に向かい始めている(地域)並びに一定程度に収まってきている(地域)”“感染状況が確認されていない(地域)”との関係性を明確化したことです。

このうち、“感染状況が収束に向かい始めている(地域)並びに一定程度に収まってきている(地域)”“感染状況が確認されていない(地域)”との関係付けについては、実数としては感染者数が拡大傾向にある新潟市管轄保健所エリア、新潟県管轄保健所エリアのそれぞれについても、新潟市長、新潟県知事が共に現況を“感染状況が収束に向かい始めている(地域)並びに一定程度に収まってきている(地域)”と言及していることから、“感染状況が収束に向かい始めている(地域)並びに一定程度に収まってきている(地域)”は、単純な感染者数の増減に拠らず、私たちが定義しているところの“市内発生早期”に該当する“「保健所が感染の疑いを判断する基準」のいずれかに該当する者が市内在住者又は在勤者に確認され、その者について保健所が感染の疑いがないと判断していない状況”、つまり感染者及び濃厚接触者をコントロール下に収めている状況、と捉え、リンク先のとおりの両者の関係性とすることとしました。

(専門家会議が提示した“感染状況が拡大傾向にある(地域)”段階については、意図するところが読み切れませんが、様々な情報から熟慮した結果、私どもが策定したところの“市内発生早期”“市内感染拡大期”にまたがるものと捉えることとしました)

変更の2点目は、“市内発生早期”の定義に新たに、“近隣地域のいずれかにおいて「感染状況が拡大傾向にある地域」と判断された状況”を加えることとしました。

この変更の契機となったのも専門家会議の提言に加え、新潟県知事や新潟市長の発言です。

新潟県知事や新潟市長の発言が意味するところを裏返せば、“感染状況が拡大傾向にある(地域)”とは、感染者及び濃厚接触者をコントロール下に収めきれなくなった状況(私たちの定義に当てはめれば、“疫学調査の実施が困難となっている状況”)を意味することとなります。

日常生活でも自由に往来している、例えば、新潟市や長岡市において、そのような状況に至れば、たとえ三条市内で感染が確認されていない状況にあったとしても、潜在的な感染リスクはかなり高まり始めている状況と捉え、“市内発生早期”に準じた対応とすることとしました(ここは“少なくとも”“市内発生早期”扱いとすると受け止めていただいて結構です)。

変更の3点目は、“市内未発生期(市外発生)”であっても、専門家会議の示す「大規模イベント等」に類するイベント、「3つの条件」が同時に重なる場となる可能性のあるイベントについては中止又は延期(三条市が主催しなくともこれらに該当する施設利用も施設管理者権限において中止)することとしたことです。

これは、言わずもがなのことでありますが、専門家会議において、“感染状況が確認されていない地域”であっても、“「3つの条件が同時に重なる場」を徹底的に回避する対策は不可欠”とされたこと、大規模イベント等についても、“引き続き、全国的な大規模イベント等については、主催者がリスクを判断して慎重な対応が求められる”とされたことによるものです。

イベントを主催する立場、施設を管理する立場として、「3つの条件」「大規模イベント等」を個別案件ごとにどのように判断するかが今後重要となります。

個別案件ごとに判断したもののうち、特徴的なものについては、順次ホームページに更新していく予定としておりますが、その前段として、本件に関する私どもの基本的考え方については、改めて拙ブログにて紹介申し上げたいと思います。

(内容が内容とはいえ、分かりにくい文章になってしまい、申し訳ございません…)
posted by 国定勇人 at 16:38| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

絶景かな…

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午前中は森町小学校の卒業式に出席し、午後から最終日となる議会に臨みます。

色々と書きたいことがあるのですが、改めて…

写真は再開した日帰り温泉施設“いい湯らてい”の豚丼。

絶景を眺めながら、美味しい食事をいただく…

最高ですっ!
posted by 国定勇人 at 12:40| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月23日

取り急ぎのご報告(新型コロナウィルス関連)

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今ほど、新型コロナウィルス感染症対策連絡調整会議を終えました。

先週末19日の専門家会議の見解を受けて、私どもの“新型コロナウィルス感染症に係るイベント実施、施設利用等の対応方針(暫定版)”について見直しを諮り決定したところですが、この修正後の考え方については改めてご紹介したいと思いますが(根本修正したというよりは追加的な修正を施したということだけここに記しておきたいと思います…)、今は時間がないため、取り急ぎ差し迫った幾つかについて決定したことのみ、ここで簡単にご報告申し上げたいと思います(三条市の各種対策や考え方についてはこちらをご覧下さいませ)。

まずは、学校関係について2点ほど…

まずは春休み明けの学校再開について。

週末の文部科学大臣の発言を受け、基本的には、来月から通常どおりの形で学校再開する予定です(春休み中の中学校の部活動についても、市外の方々との交流を避け、或いはクラスター発生リスク3条件に合致する運用を避けるといった制約はありますが、再開予定です)。

もちろん、始業式、入学式についても然りです。

ただし、今週前半に改めて文部科学省より通知が来る予定ですので、今後変更が生ずる可能性があることだけはご承知おき下さいませ。

次に、4月に予定されていた本成寺中と大島中の修学旅行について。

両中学校の修学旅行の訪問先に大阪などの、いわゆる“感染拡大期”と思われる地域が含まれることから、子ども達への感染を避けるため、これまで延期決定した他の中学校と同様、延期とすることと致しました。

これもまた他の中学校と同様、再設定時期については、今後の感染拡大状況等を鑑み、改めて判断させていただきたく存じます。

続きまして、三条市が会場となる世界大会について…

4月19日に予定しておりましたスカイランナーワールドシリーズ初戦となる“Mt.Awa Skyrace”ですが、世界団体Skyrunnerの決定により、同日の開催については見送りすることとなりました(7月末までのワールドシリーズ大会は全て開催見送りが決定されました。当該団体からの発表資料はこちら)(関連記事はこちら)。

当該大会を中止するのか延期するのか、延期するとなればいつ開催するのか、を含めて、実行委員会や世界団体と改めて協議をさせていただき、決定次第、お伝えしたいと思いますので、宜しくお願い申し上げます。

(写真は利用中止措置を続けている体育文化会館のトレーニング室。トレーニング室以外の市内公共施設についてはご利用いただけます)
posted by 国定勇人 at 12:57| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

春ですなっ!

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(新型コロナウィルス罹患者が発生していない)全国の市町村長も同様なのではないのかと思っておりますが、新型コロナウィルスの感染拡大が全国的なものとなり、政府の自粛要請が発表された3月以降、特に夜と週末の公務が激減しました(というよりもほぼ皆無に…)。

例えば、この3連休、(トレーニングルーム閉鎖を判断するための連絡調整会議を急遽開催したことを除いては)1つも公務がありませんでした。

こんな体験は恐らく市長就任以来、初めてかもしれませんね(この3月の仕事のゆとりは社会人人生始まって以来かも…)。

折角なので、市長という鎧を一旦脱ぎ捨て、市内外の空気感を探りに出歩いた3連休でしたが、皆さんは如何お過ごしだったでしょうか?

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さて、心の余裕が少し生まれたからなのか、これまでであれば絶対に見逃していたであろう、玄関先のこんな小さな花にまで目に入るようになりました…

すっかり春なのですね!

よしっ!

庁議を終えた今、これから新型コロナウィルス感染症対策連絡調整会議を開催します。この3連休の間、色々な気付きや考えの整理が付き始めたことを会議でも確認し、事業所という側面でのプレイヤーとして、或いは行政機関として規範的行動をすべき社会的主体として、修正すべきものは修正し、新たに対策を講ずべきところは講じていきたいと思います。

また、ご報告することが出ると思いますので、それはまた後ほど…
posted by 国定勇人 at 09:38| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月19日

予定どおり、再開しますっ!

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先ほど、新型コロナウィルス感染症対策連絡調整会議を開催し、“特段の事情が生じない限り”原則再開するとしていた主催事業及び公共施設の大半について、明日より予定通り再開することとしました。

今後の運営については、予め定めた基本的考え方に従い、市内感染状況に応じて対応を変えてまいりますので、現在の市内感染状況や対応スキームについてこちらをご覧くださいませ。

ちなみに…

私たちは夜の懇親会についても紐帯関係の強弱による上記基本的考え方に従い、淡々粛々と開催の是非を判断しております。

従いまして、例えば…

今月末に予定している部課長級の定年退職者の送別会は50名程度の参加対象者となりますが、出席者の紐帯関係は強いため、もちろん予定通り挙行いたします(もちろん、紐帯関係が強いため体調不良の場合は出席を遠慮するなど、合理的判断が個々人において為されることを前提とした上でということであります)。

歓送迎会の開催の是非についてお悩みの方がいらっしゃれば、私たちのこうした行動基準を参考にしていただければ幸いです。



上の写真は、市内の名店の1つ“福丸”さん。

相変わらずの美味しさですっ!

皆さまも是非どうぞっ!



昨日の“入籍日の記録”を発想したのは、地域経営課の職員とのこと…

課長から怒られました…

内輪話ではありますが(こうした場で表明するのも如何とは思いましたが)、発想してくれた職員に心からお詫びを申し上げ、訂正させていただきます…
posted by 国定勇人 at 15:43| 新潟 | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月18日

こんな社会風潮だからこそ!

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世の中が何となく自粛ムードで暗くなりがち…

そんな中、市民窓口課の職員が自ら考え、始めたサービスがこちらっ!

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婚姻届を提出された新婚さんに、こんなささやかなプレゼントをお渡しすることにしました。

少なくとも、僕の頭からは絶対に出てこない(!!!)、ほっこり、やさしくなれる、そんな内容となっております。

“では、お前も奥さんと話し合いながら、この記録張を埋めていけっ!”と言われても、叱られることなく、この1つひとつを書き込む勇気も自信もありませんが…

そういう意味では、“こんな時代もあったな…”という傍観者目線だから、“ほっこり、やさしくなれる”とこの場で平気で言いのけられるのかもしれませんね…

ということで、最後は何が言いたいのかが分からなくなりましたが、新婚の皆さん!市民窓口課の職員が考えた心のこもった新サービスをお受け取りいただき、夢のある夫婦生活の第一歩を踏み出してくださいませっ!
posted by 国定勇人 at 15:27| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

友好都市からのありがたい申し出

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昨日は東京出張でした。

新型コロナウィルス感染症拡大による市内経済への深刻なダメージを直接経済産業省のお歴々の方々にお話しする、或いは意見交換する機会を得られたので、出張自体は相当手応えのあるものとなったのですが、相変わらず、新幹線はガラガラでしたし、東京駅も通常時とは比較にならないくらいの人の少なさ…

ちなみに、先ほどは市内の某ラーメン店でラーメンを堪能してきたのですが、あれほどの名店であっても、今回の感染症拡大に伴う自粛ムードの煽りをモロに受けてしまっているようで、事態は深刻であります…

国や県の緊急経済対策に足並みを揃え、これらの経済対策を補強する独自支援策を打ち出すべく、既に検討に入っているところでありますが、官民一体となって、何とかこの難局を乗り越えていきたいと思います。

さて…

中国で新型コロナウィルスが猛威を振るっていた(日本が感染拡大期に入っていない)段階で、私たちは、中国の2つの友好都市に対して、マスク等の支援を行っていたのですが(支援後も三条市は150万枚のマスクを備蓄しており、高齢者や基礎疾患を抱える方々にサービスを提供する医療機関や介護施設等に備蓄したマスクを提供しているほか、市内で起こるかもしれないパンデミックに備え、完全にコントロールしておりますので、ご安心くださいませ)、今般、友好都市の1つ重慶市巴南区から物資提供の申し出をいただきました。

本当にありがたい限りです。

私どもとしては、今後の不測の事態に備え、医療機関が用いることとなる専門的な医療備品を中心に早急に洗い出しを行い、遠慮なく、このありがたい申し出に甘えていきたいと思っております。

引き続き、うがい、手洗い等の基本に忠実な予防策の実践をお願いしますっ!
posted by 国定勇人 at 13:00| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月16日

三条市内の道の駅は元気に営業中っ!

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“道の駅漢学の里しただ”と“道の駅庭園の郷保内”は市の公共施設であるため、今回の新型コロナウィルス感染症への対応に当たっては、施設設置者である三条市の判断に従うこととなりますが、その三条市自身が両施設を“必要な感染症対策を講じた上でオープン可”と位置付けていることから、自粛ムード漂う、或いは公共施設の原則閉館が多い、三条市を含む県央地域の中では珍しく、今日現在も元気に営業を続けておりますっ!

そんな両施設を今日の午前中巡って来ましたので、改めてご紹介を…

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まずは道の駅“漢学の里しただ”から。

今年は暖冬小雪の影響で、相当早い段階から山菜が出回っておりますが、今も、新鮮な山菜を販売中ですっ!

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そして…

農家レストラン“悟空”の個人的イチ押しである蕎麦も絶賛提供中です。

大変ありがたいことに、ほぼ例年同様のお客様にお越しいただいておりますが、引き続き徹底した対策を講じた上で営業してまいりますので、引き続きのご愛顧をいただければと思いますっ!

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続きまして、道の駅“庭園の郷保内”をご紹介っ!

こちらは、今回の自粛ムードの煽りを受け、若干の影響を受けておりますが、数多くの飲食店やホテル、旅館のような深刻なダメージを受けていないのがせめてもの救いであります…

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そんな道の駅庭園の郷保内ですが、ご覧のとおり、館内いっぱい花を取り揃え、皆さまごお越しをお待ち申し上げております。

私たちの各公共施設の除菌対策の原点はこちらですので(キッパリ!)、感染拡大防止策には圧倒的な自信がありますっ!

是非ご安心いただきながら、春の香りを楽しんでくださいませっ!
posted by 国定勇人 at 13:57| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

なごり雪⁉

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暖冬小雪だった今シーズンですが、春も間近の今頃になっての下田郷の冬景色っ!

でも、何だか懐かしさすら覚えます。

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三条市の、そして下田郷の誇る日帰り温泉施設“いい湯らてい”は、新型コロナウィルス感染拡大に伴う政府の自粛要請に呼応した全公共施設を原則閉館とする市の方針を受けて、現在閉館を余儀なくされておりますが、今月20日からは、万全の感染予防対策を講じた上で、再びお客様をお迎えすべく準備に取り掛かっております。

長らくお待たせしたお客様に何かしらの私たちの想いを伝えられないものか…

これも念頭に置きつつ、何とかカタチに変えて、皆さまを20日にお迎えしたいと思います。

今しばらく、お待ちくださいませ。
posted by 国定勇人 at 13:07| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月14日

これはいったい⁉

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忘れ物を取りに少し執務室に立ち寄ったついでに…

先日、東京出張の折、霞が関界隈の桜の名所であると勝手に私が決め込んでいる外務省前庭にふと目を遣ると…

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2本だけ既に開花しているではありませんかっ!

でも、外務省は柵に沿って植えてある桜は(現在咲いていない2本以外の木も含めて)全て桜だったはず…

ということは、これは桜…というかソメイヨシノではないのかしら⁉

私には、ソメイヨシノにしか見えないのですが…

やはり違うのですかね⁉
posted by 国定勇人 at 13:06| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月13日

三条市立大学と致しますっ!

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三条市のアイデンティティはズバリ“ものづくり”。

とりわけ金属加工を中心としたものづくりこそが三条を特徴づける(他地域と差別化できる)アイデンティティであると自負しています。

この素晴らしいアイデンティティのある三条市を持続可能なものとするため、その担い手となるべき存在を自らの手で育て上げていこうと構想したのが“実学系ものづくり大学”でありました。

この公立4年制大学である“実学系ものづくり大学”で育て上げるべき人材像を“創造性豊かなテクノロジスト”と定め、その世界観を大学名称に刻み込もうと、その名称を“三条技能創造大学”と暫定的に決定し、大学設立認可申請にまで歩を進めてきたのですが、今年8月には大学設立認可を頂き、来年4月には開学することを最優先事項とする中、現在置かれている環境を冷静に分析検討した結果、大学の名称を“三条市立大学”と改めることを決断しました。

“三条技能創造大学”はそれ相応の思いを込めたものなので、苦渋の選択ではありましたが、来年4月開学という決して譲ることのできない大事な大事な一線を守るためには心を鬼にしなければなりません…

でも…

ふと肩の力を抜けば、“三条技能創造大学”で走りだそうとした当時、“公立大学であるという本学の強みを前面に出した方が良いのではないか?”というご指摘を頂いていたのもこれまた事実でございまして…

そう考えると、名称として入れ込みたいと思っていた“ものづくり”と“公立”のうち、“ものづくり”から“公立”に大学名称という看板を乗り換えたと考えれば、これはこれで筋が通るというもの。

そのように思い返しながら、“三条市立大学”という名称を眺め返してみると…

なかなか良い名称ではありませんかっ!

というわけで、“実学系ものづくり大学”は“三条市立大学”に名を改め、ブレずに邁進してまいりたいと考えておりますっ!

“三条市立大学”をどうかどうか宜しくお願い申し上げますっ!
posted by 国定勇人 at 15:26| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

これはなかなか…

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所用があって、東京に行ってきたのですが、そのときの東京駅の様子がこちら…

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偶然かもしれませんが、行きも帰りもこんな感じでしたし、新幹線の車内も(私はいつも自由席なのですが)貸切状態にほぼ等しい感じ…

少なくとも、移住してこれまでの16年間で目にしたことのない新幹線の車内のガラガラ度です…

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経済は人とモノが動いてナンボの世界ですが、我が国の経済の中心がこの状況では…

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株式市場のニュースよりも、私にはこちらの光景の方がよほど衝撃的でした…

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これはリーマンショック並みの心構えにスイッチを切り替えなければなりませんな…

あっ、そうそう。

今回の東京出張では、建物に入る度に必ず、石鹸で手洗いをしました。

手洗いの徹底という基本に忠実な予防策がやはり最大の効果を発揮するようです。引き続きの徹底をお願い申し上げますっ!
posted by 国定勇人 at 14:10| 新潟 | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月12日

私たちは単なるフリーライダーですが…

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三条市内を熱狂させた渡辺竜王(当時)と羽生棋聖(当時)の名勝負が繰り広げられた嵐渓荘さんを舞台とした竜王戦から2年余…

再び将棋のタイトル戦が三条市で行われる運びとなりましたっ!

しかも、場所は嵐渓荘さん。

今回は、最も新しいタイトル戦ながら、格式としては3番目に位置する叡王戦っ!(ちなみに序列第一位は竜王戦だそうです)

第三局の会場として行われますので、5月16日予定の開催は間違いなく行われますねっ!

と、偉そうに書いてきましたが…

実は、前回の竜王戦と違って、私たちが誘致してきたのではなく、前回の竜王戦の会場となった嵐渓荘さんが高いアンテナを張り巡らし、叡王戦公募に関する情報を上手く捕らえ、エントリーした結果、実現するという、全ては嵐渓荘さん様様の、私たちからすれば濡れ手で粟状態のお恥ずかしい誘致結果なのですが、こうなれば開き直り、フリーライダー根性を発揮しますっ!

というわけで、先回同様、前夜祭や交流イベント、大盤解説、或いはもはや三条の至宝といっても過言ではない国内随一の駒師“竹風駒”さんからも願わくばご協力をいただいて再びご登壇をいただくなど、今一度、市内に将棋旋風を巻き起こしたいと思いますっ!

乞う、ご期待っ!
posted by 国定勇人 at 09:27| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月11日

新型コロナウィルス感染症に係る新たな暫定的考え方の提示を行いました。

これまで何度も申しあげているところでありますが、今回の新型コロナウィルス感染症について責任を有する地方自治体は保健所を設置している自治体となります(保健所設置権限を有する地方自治体は、中核市、政令市、そして都道府県となります)。

三条市は保健所を設置する権限を有さない一般市ですので、三条市における本件の対応は新潟県(三条地域振興局)となります。

従いまして、法権限的には、私たちは、市内の企業さん、事業所さんと同じ立場となります。

他方で、事業体としての三条市は、多数の公共施設を有するだけでなく、教育、保育から様々なイベントに至るまで様々なソフト事業を運営しているものですから、施設所有者として、或いはソフト事業運営者として、それぞれの施設の再開の是非、ソフト事業開催の是非を(市内企業さんを始めとする様々な皆さんと同様に)判断しなければなりません。

また、同時に、法権限的には新型コロナウィルス感染症対策に関する権限(≒責任)は有さないものの、多くの市民、企業の皆さまにとっては、三条市もまた、新潟県と同様、身近な行政機関として認識されることから、私たちの行動そのものが、そうした方々にとっての行動指針となることを併せて自覚しなければなりません(まして、三条市の判断が社会不安を助長することに繋がっては絶対になりません)。

そのようなことから(そのようなことを意識しつつ)、今般、政府による一律のイベント等の自粛要請期間終了後の、三条市の公共施設の施設開放、或いは三条市が行う各種イベント等の実施についての暫定的な自主基準を取りまとめ、本日の記者会見で発表することとしました。

考え方は次のとおりです(関連報道資料はこちら)。

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まずは、私たちが置かれている市内感染状況を、各保健所が感染の可能性に関する基準等を踏まえ、“市内未発生期”“市内発生早期”“市内感染拡大期”の3段階に区分し、各段階に応じた対応を講じていくこととしました。

ここでのポイントは、各段階のスイッチをオンにする(或いはスイッチをオフにする)“保健所が感染の疑いを判断する基準”“保健所が感染の疑いがないと判断するタイミング”となります。

その要件構成は上の表のとおりとなっているのですが、その基準を満たす(或いはその基準が解かれる)市内在住者或いは市内勤務者がいるかどうかは三条保健所を所管する新潟県(場合によっては新潟保健所を所管する新潟市)しかその情報を持ち合わせておりませんので、適用を開始する今月20日までに、それぞれの機関と情報がタイムラグなく共有できるよう働きかけ、納得していただかなければなりません。

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その大切なスイッチをオンオフする情報が適時適確に入るということを前提とした上でですが、それぞれの段階ごとのハード・ソフト両面に及ぶ私たちの暫定的自主運用基準を定めたのが上の表となります。

心掛けたのは、“過度に恐れる(過剰に安全サイドに立った)運用は控える”“合理性に富む判断基準とする”という2点でありました。

それが如実に表れているのが、“市内発生早期”における対応方針。

我々主催者側が先日定めたマニュアル(関連ブログ記事はこちら)に基づき感染予防策を行った上でではありますし、参加者には発熱や呼吸器症状がある場合には参加を見合わせていただくよう呼びかけることを行った上ではありますが、“全てのイベント参加者が「感染の疑いを保健所が判断する基準」のいずれにも該当していないと類推される場合”には通常通りイベントを実施し、或いは施設利用を可能にしようと思っております。

ここの本質は紐帯関係の強弱にあると考えております。

私たちは地域社会に住まう人間ですから、生活の多くが不特定多数と接触するどころか、その殆どを特定された人間関係の中で生活をしております。その、お互いが把握し合っている関係同士の集まりにおいては、誰が“感染の疑いを保健所が判断する基準”に達しているのか否かを基本的には認識し合っていると考えるのが合理的である、というのが市内で生活をしている私たちの基本的な肌感覚であります。

ですので、同一の、或いは近隣の集落の仲間同士が集う趣味サークル(公民館の主催事業となっていることも多くあります)であれば、保健所が行うべきスクリーニングを“集まりの性質上、自らが持つに至った機能”を通じて結果として行ってしまっていると考えるのが合理的であると考え、このように整理させていただきました。

その顕著な事例が卒業式なのではないかと考えております。

卒業式に参加する方は、卒業生、在校生、保護者、来賓、そして教職員というかなり強い紐帯関係にある方々ばかりであり、そうした強い紐帯関係の中にそれぞれの参加者がいることを認識している以上、例えば、“感染の疑いを保健所が判断する基準”に達しているかどうかについて虚偽報告までしてその式典に臨むということは、基本的には考えられませんし、合理性に欠くというものです(尤も、基本的には3週間近く、いわゆる経過観察期間を大幅に上回る形で自宅待機を余儀なくされた子ども達に感染症状があるとは考えづらく、原因者は大人となる可能性があるわけですが、卒業式は全て、大人は子どもとの距離が2メートル以上離れたところに着座するのが基本ですし、卒業証書の授受も、感染可能性が著しく低いと専門家が指摘する宅急便の受取り時間よりも遥かに短いわけですから、こうした視点からも、卒業式に過度な制限を課すというのは合理性に欠くと言わざるを得ません)。

以上、私どもの新型コロナウィルス感染症に係るイベント実施、施設利用等の対応方針について、かいつまんで申し上げましたが、少しでも皆さんの判断に寄与できれば幸いです。
posted by 国定勇人 at 16:15| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3.11を忘れない。

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東日本大震災発生から9年を迎えました。

市内では、未だ73名の方々が避難生活を送られております。

“最後の1人が生活再建に一定の目途を付けるまで、三条市は全力で寄り添い、支援し続ける”とあのときお約束したことを果たすべく、今も週1回、避難元の浜通りの情報を纏めた情報誌“浜通り×さんじょうライフ”を発行し、手配りでそれぞれのお宅に訪問し続け、週1回の庁議では市内避難者の動向を庁議メンバー一同が確認、情報共有する、地道ですが大切な作業を続けております。

今年は、新型コロナウィルス感染症対策として、政府からの要請のあった自粛期間にも重なるため、やむを得ず追悼式典を中止する運びとなりましたが、被災時刻には執務室より謹んで哀悼の意を捧げたいと思います。



市内小中学校の卒業式を従来通りの形で、3月24日に執り行うこととしました(関連資料はこちら)。

この判断に至る考え方の基本となるイベント開催の是非に係る新たな自主基準を本日の記者会見で発表しましたが、この考え方についてはまたここに改めて書き記したいと思います(現在の三条市における新型コロナウィルス感染症対策については、こちらをご覧下さいませ)。
posted by 国定勇人 at 13:50| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月10日

にんにく入れますか?

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新型コロナウィルスに対応する新たな考え方を取りまとめるのに今晩も時間を要すると思い、ラーメン二郎新潟店にてパワーを注入したのですが、思いのほか短時間でまとまり、明日の記者会見に臨めそうなので、これから帰宅しようと思います…
posted by 国定勇人 at 19:18| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

県央基幹病院開院後の三条総合病院について

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三条市議会3月定例会の一般質問でもご指摘いただいた“県央基幹病院開院後(令和5年以降)の三条総合病院”について、私どもの基本的考え方と評価を申し述べたいと思います。

まず、“県央基幹病院開院後の三条総合病院”の姿でありますが、病床数19床の有床診療所として当面の間存続することが、県央地域レベルでの医療機関調整会議では決まりました。

三条総合病院は燕労災病院と同じく、県央基幹病院を開院させるための前提条件となる“再編対象病院”と位置付けられたことから、即時閉院となってもおかしくないところ、病院運営者である新潟厚生連さんのご英断で、有床診療所として存続することとなったことを私たちは支持し、高く評価申し上げたい…これが私どもの今回の決定に対する率直な評価であります(敢えて申し上げれば、同じく再編対象病院となった燕労災病院は、三条総合病院とは裏腹に、同会議において、県央基幹病院開院と同時に、新たな代替医療機関を設けることなく、閉院することが決定されたのですから、この決定がいかに画期的なものであったのかはご理解いただけるものと思います)。

次に、私たちが“県央基幹病院開院後の三条総合病院”について、どのような基本的考え方を持ち、これまで働きかけてきたのかについて、申し述べたいと思います。

私たちの基本的考え方は極めてシンプルであり、“地域医療の枢要を占める外来機能を現状どおり維持すべく最大限努力する”というものでありました。

県央基幹病院構想が浮上して以降、数多くの市民の皆さまの声に耳を傾け続けた結果として、私どもは、三条総合病院に対する市民の期待値は“外来機能の維持”にあると見定めました(人工透析といった通院機能も広い意味での外来機能と受け止めました)。

何故ならば、入院機能については、急性期、慢性期、回復期を問わず、基本的には、外来機能に比べると、地域利便性という価値判断はあまり大きな意味を持たないというのは、確かに説得力のある主張として理解できましたし、逆に、日々通院することとなる外来機能については、引き続き身近な場所にあり続けてほしいというのが概ねの地域世論であるというのも納得できたからです(お世話をされる方々の負担に影響があることを理解しつつも…という前提条件付きですが…)

でも、この“外来機能の維持”ということ自体が極めてハードルの高い要請事項でありました。

何故ならば、現在の三条総合病院は、内科、小児科、外科、産婦人科、耳鼻咽喉科、眼科、整形外科、リウマチ外来、泌尿器科、歯科口腔外科、インプラント外来の総合外来機能を有する医療機関であり、この総合外来機能を維持するだけでも、それ相応の医師、看護師を始めとする医療スタッフチームが必要となるからです。

そこで、私たちは、こうした総合外来機能を維持するのに必要となる医療スタッフを可能な限り確保するため、“病床を有する”外来機能に拘ることとしました。

病床を有すれば、夜勤も必要となり、それをローテーションで回していくためには、“それ相応の”医療スタッフをチーム単位で確保することが不可欠となると考えたからです(更に申し上げれば、病床を有することによって初めて、総合外来機能を最低限確保する余地が残ると考えたからです)。

ただ、これもまた、極めてハードルの高い要請事項でありました。

私たちが住んでいる三条市を含む県央2次医療圏域の基準病床数(≒許可病床数)は1,392床であるのに対し、現時点での既存病床数は1,937床と基準病床数を545床も上回っているのが現状です(私たちの肌感覚とは裏腹にでありますが…)。

これは即ち、既存の病院に新たに何らかの変化を与える場合、それは“縮減”“縮小”という方向にしかベクトルは向かず、決して“維持”“拡大”には向かないということを意味します(というよりも、何らかの変化を与える場合には、それは当該病院の病床数の全部返上、つまり閉院を意味することとなります)。

ただ、幸いなことに、私たちには、特例措置が与えられておりました。それは、再編対象病院となっている病院については、再編統合時において特例的に“再編対象病院の合計病床数を下回っている限りにおいては、再編統合の結果、尚依然として圏域全体の許可病床数を上回っていたとしてもこれを認める”というものです。

ということは、燕労災病院が300床、三条総合病院が199床ですので、県央基幹病院の病床数450床(我々が厚生連に具体的な要請をしていた当時の病床数)を鑑みれば、300+199−1(下回ることが必須)=498床から450床を覗いた48床が三条総合病院(或いは燕労災病院)には特例的に残すことが認められる状況でありました。

この数値は病院経営の観点からはとても持続可能なものではありませんでしたが(厚生連さんが県央基幹病院も経営し、サテライト機能として三条総合病院48床を急性期を脱した回復期に使うというのであれば、可能なのかもしれませんが…)、この厳しい制約条件の下、厚生連さんにおいて、私たちに寄り添い検討をいただいた結果、冒頭申し上げた英断を下していただくこととなったわけであります。

この結果、県央基幹病院開院後の三条総合病院について、私たちが死守しなければならなかった必要最低限の総合外来機能は残すことが担保できたのではないかと私たちは考えております(維持することとなった病床は私たちの地域に不足している県央基幹病院の入院患者が急性期を脱した後の回復期としてももちろん期待できますので、そういう意味でも一石二鳥だと考えております)。

私たちは、県央基幹病院構想が浮上したときから、その時その時の状況による変化はありつつも、三条総合病院の地域医療機能を残すべく、新潟厚生連さんに働きかけを行い続けてまいりましたが、こうして一定の成果が得られたことでギリギリ及第点を頂けるのではないかと考えております。

以上、三条総合病院を巡るこれまでの状況を含め、縷々書き綴ってみました。

199床から19床に激減することに、厳しい評価をされる方々も多くいらっしゃるとは思いますが、こうした背景事情の上に今日の結論があるということを、これをお読みいただき、ほんの少しでもご理解いただければ幸いです。
posted by 国定勇人 at 12:46| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月09日

それでも私は健康への意識が改まらない…

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連日、新型コロナウィルス感染症に関する報道が後を絶ちませんね…

自分自身への健康に全くと言っていいほど無頓着だった私ですが、さすがに市民の皆様方に“基本に忠実な予防対策”を呼び掛けている以上、石鹸による手洗いは頻繁に行うようになりましたし、施設に消毒用アルコールがあるときは使うようになりました…

が…

それだけで健康になるわけではもちろんありません。

疾病予防としての“基本に忠実な予防対策”は今ほども申し上げたように意識して行っているのですが、より根本的な健康維持対策、つまり“一に運動、二に食事、しっかり禁煙、最後に薬”に至っては、本当に劣等生でありまして…(特に、運動と食事…)

ここに、敢えて最近の食生活を地元のPR付きでご紹介っ!

まずは、こちら“麺処清水”さんです。

ここはどのメニューもぶっちぎりのコスパを発揮しているのですが、最近の好みはこの六日町ブラックっ!

富山ブラックインスパイア系の一杯をご堪能あれっ!

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続いては…

私が世界一美味しいと思っているタンメンをご紹介っ!

燕三条系背脂らーめんの名店の1つ“いこい食堂”さんの名物はもちろん大油なのですが、私は個人的には圧倒的にタンメンが美味しいと思うのです。

どれくらいか?って?

もちろん世界一ですっ!

是非とも、一度は大油を我慢して、タンメンを注文してみて下さいませっ!

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続いては…

執務室で昼食を取るときの出前先のお気に入りの1つ“丸竹食堂”さん。

中華丼です。

こちらでもご紹介のとおり、ガッツリ食べたいときには、最高の一杯となっております。

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続いては…

“新型コロナウィルス対策で夜遅くなっちゃったから、執務室で夜食を取らなきゃ…”というのを言い訳にして、買ってきたマックの夜限定メニュー“ごはんテリヤキ”。

ただ単なるマック好きの一人として、新メニューをチャレンジしたかっただけです…

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最後は…

こちらも、燕三条系背脂らーめんの名店の1つ“潤”さんの二郎系メニュー“小豚らーめん”です。

明日もしかしたら、“らーめん二郎”新潟店さんに行くかもしれないと思い、比較のために立ち寄りました…

多少デフォルトが過ぎているかもしれませんが、ちょっとでも気分晴らしにでもと思い(⁉)、告白してみましたっ!(何が健康を阻害するか分かりませんね!)
posted by 国定勇人 at 16:12| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

来たれ、素直な肉食系!

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今日は、本当に素晴らしい天候に恵まれていますねっ!

さて、午前中で三条市議会3月定例会における全ての一般質問が終了しました。

今回の一般質問の大きな特徴は、新潟で初確認される以前に質問通告が締め切られているにも関わらず、新型コロナウィルスに関する質問が多かったということ…

新潟では確認されていなかったあのときの状態で、リスクサイドに立ち、質問をしようと決断された市議の皆さまの姿勢に感銘を受けましたし、見習わなければならないなぁ…と気持ちを新たにしたところです。

その新型コロナウィルス対策についてでありますが、三条保健所管内で新たな罹患者が発生したなかったときのことを考え、施設開放といったハード面における運用方法、卒業式や授業再開を始めとする学校運営、イベントや各種事業といったソフト面における運用方法について、近いうちに、三条市としての暫定的な考えをまとめなければいけないタイミングに来ているのではないかと考えております(政府の要請する全国的なイベント自粛は15日までとなっている中、三条市もそれに準じて対策を講じてきたところですが、現時点でのマスコミ報道によれば、その後の対応の判断時期を15日頃とするようですので、三条市としては、それよりも前に、あくまでも“暫定的に”考えを練り上げ、決断したいと考えております)。

これについては、決定次第お知らせしたいと考えておりますので、今しばらくお待ちくださいませ…



閑話休題。

今年も職員採用の時期がやってまいりました。

今回の採用動画も“三条市っぽい”ですよっ!

現時点では、まだ300回を僅かに上回ったばかりの再生回数ですが、昨年作成した動画は再生回数5000回を超え、それを上回る再生回数を期待されているS君が戦々恐々としておりますので、施しだと思い、上の再生ボタンをポチッと押していただき、2分間お付き合い下さいませっ!(そして、三条市に興味を持っていただいた就活の皆さんはこちらをご覧下さいませ)
posted by 国定勇人 at 12:56| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月06日

今、心掛けていること(雑感)

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遅きに失したかもしれませんが、本日を以って一旦、“新型コロナウィルス感染症対策本部”を“新型コロナウィルス感染症対策連絡調整会議”に格下げをしました。

理由は、三条保健所管内で確認された唯一の感染者となった方との濃厚接触者として特定されていた市内在住の方を含む全ての方が陰性であることが明らかになり、これによって、当該感染者を直接の原因とする更なる感染の広がりの可能性はなくなったためです。

確認されたのは一昨日の3月4日でありましたが、冒頭申し上げたとおり、体制の格下げのタイミングも遅きに失したのかもしれません。

さて、今回の格下げの判断に至る私の思考回路(立脚すべき価値観)には、@社会不安を助長する側に回らないこと、A事態が更に悪化したときの場合に備え、切るべきではないカードは切らない(温存しておく)こと、の2点がありました。

これは、私だけが感じていることなのかもしれませんが、罹患者が1人でも生じている地域を除いた多くの地域では、本来講ずれば済むべき対策を遥かに上回る過剰な対策を求められるような同調圧力が日増しに高まっているような気がしてなりません。

流行段階ごとに講ずべき対策にもまた段階があるのは当然であり、私たちは期待される範囲内での対策で納得する理性を社会全体で持ち続ける努力をしなければならないところでありますが、繰り返すようですが、最近の風潮はその適正水準を遥かに上回る同調圧力が高まっているように感じるのです。

この同調圧力の高まりを放置すれば、それは即ち社会不安を助長することに繋がり、感染症対策という本来の目的を見失ったパニック状態に陥ってしまいかねません。

少なくとも、私たち基礎自治体は、流行段階ごとに講ずべき対策“のみ”を講ずることを愚直に守り続けることで、社会不安を助長する側に回らない立場を堅持しなければなりません。

と同時に、流行段階ごとに講ずべき対策“のみ”を講ずることは、事態が更に悪化したときの場合に備え、切るべきではないカードを切らずに済む(温存しておくことができる)という副次的効果をもたらします。

私たちは、災害発生が予見されるとき、私たちが事態の緊迫度をどのように捉えているのかを的確に伝えることのできるカードとして、“避難準備・高齢者等避難開始”“避難勧告”“避難指示”という3枚のカードを持っておりますが、これらを早く切り過ぎても、事態が悪化したときに地域住民に更なる事態の悪化を伝える術を失いますし、遅く切り過ぎても、地域住民が避難するタイミングを失ってしまうわけですが、これと同じことが今回も生じていると思うのです。

今の三条市をこの水害対応に捉えるならば、“避難準備・高齢者等避難開始”を発令するかどうかを行ったり来たりしている状態…というのが私の相場観です。

この結果、私どもの対応に心許なさを感じる皆さんも多いかとも存じますが、更なる事態の悪化に備えるため、理性的にグッと堪えているのだと受け止めていただければ幸いです。
posted by 国定勇人 at 15:12| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

束の間の休息⁉

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本日より、三条郵便局の業務が再開されました。

濃厚接触者となっている局員の方は経過観察期間が明けるまで引き続き自宅待機となるなど、随所に配慮の届いた形での決断だったのではないかと感じております。

三条郵便局局員さんの罹患確認後、これまでに至る郵便局さんの対応は、本当にスピーディでスマートだったと思っております。

昨日、三条郵便局長さんにお会いしたとき、この素直な気持ちをお伝えし、“ここまで完璧に近い対応ができたというのは、基本的には全て予め定められたマニュアルに基づいたものだったのか?”という素朴な疑問をお尋ねしたところ、“全国初という対応だったということもあり、本社、信越支社、三条郵便局が一丸となって対応しただけです…”という極めて謙虚なお答えをいただきました。

もう少し時間が経過してから、事の真相に迫ってみたいと思います…

さて、今日も三条市議会本会議で一般質問が続いておりますので、短めの話題を…

先日、“ココ壱番屋の三条燕インター店限定で、燕三条イタリアンレストランbitとコラボした特製コロッケが販売している”との情報をいただき、石上大橋を渡って同店に向かったのですが、何となく“コロッケよりもトンカツが食べたい…”と気持ちの変化が生じ、向かったのが、三条に親会社がある“かつや”さんへ…

安定のお味でしたっ!

次回は必ず、ココ壱番屋にお邪魔したいと思いますっ!
posted by 国定勇人 at 12:37| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月05日

マスク配布を含む感染予防策について

これまで何度も申しあげているところでありますが、今回の新型コロナウィルス感染症について責任を有する地方自治体は保健所を設置している自治体となります(保健所設置権限を有する地方自治体は、中核市、政令市、そして都道府県となります)。

三条市は保健所を設置する権限を有さない一般市ですので、三条市における本件の対応は新潟県(三条地域振興局)となります。

従いまして、法権限的には、私たちは、市内の企業さん、事業所さんと同じ立場となります。

他方で、事業体としての三条市は、多数の公共施設を有するだけでなく、教育、保育から様々なイベントに至るまで様々なソフト事業を運営しているものですから、施設所有者として、或いはソフト事業運営者として、感染拡大防止に努めなければなりません。

また、同時に、法権限的には新型コロナウィルス感染症対策に関する権限(≒責任)は有さないものの、多くの市民、企業の皆さまにとっては、三条市もまた、新潟県と同様、身近な行政機関として認識されることから、私たちの行動そのものが、そうした方々にとっての行動指針となることを併せて自覚しなければなりません。

そのようなことから(そのようなことを意識しつつ)、一昨日になりますが、施設所有者としての暫定的な感染拡大防止策を取りまとめました。

考え方は次のとおりです(関連報道資料はこちら)。

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まず、感染の予防を図るため、主に不特定多数が出入りする閉鎖空間を有する建造物等ごとに暫定的なリスク分類を上の座標軸のとおり定めました。

ポイントは、@利用者の滞在時間(大阪府の対応策を参考に30分を閾値と定めました)、A利用者の密度(国からも示されている2メートルを確保できるかどうか)、の2点から施設を類型化したところにあります。

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上述の基本的考え方(リスク分類)の下、当該分類を三条市の施設に当てはめましたのが上の表となります。

このうち、既に感染予防策に関するマニュアルが存在する施設にあってはそのマニュアルに、存在しない施設にあってはリスク分類ごとに新たに定めたマニュアルに沿って必要な消毒用薬剤やマスクを配備した上で昨日から対策を行うこととしました。

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次に、マスクの配布について。

三条市では、現在約140万枚のマスクを備蓄しております。

この虎の子というべき備蓄しているマスクは、“移さない”ためのものであり、“移らない”ためのものではない、という基本的な性質を踏まえつつ、感染拡大の段階に応じて、配布対象をコントロールしていかなければなりません。

何故ならば、140万枚といったところで、人口10万人の市民の皆さまに配布したら、1人当たり14枚にしかならず、誰が移す可能性のある者なのか分からないパンデミックに近い状態にならない限り、先ほど申し上げた基本的性質を冷静に考えれば、配布することにあまり大きな意味がなく、その状態に至っていない今それを実行してしまっては、今後本当にパンデミックに近い状態になったときに、それこそ切るべきカードを切ることができなくなってしまうからです。

では、濃厚接触者も特定されている現段階においては、どのように配布することが最善の選択となるのでしょうか?

私たちは、新型コロナウィルス感染症により重篤化しやすい方々が利用する施設において、“もしかしたら”当該利用者に移してしまうかもしれないサービス提供者(医師、看護師、薬剤師、介護サービス職員などなど…)に虎の子のマスクを配布して、重篤化しやすい方々が安定的に様々なサービスを受け続けることができる環境を維持する手助けをすることが現段階における最善の選択と考えております。

こうした考え方に基づき、そうした施設の運営者に対し、昨日からマスク配布を始め、現在までに8万5千枚ほどの配布を終えたところです。

“限られた資源を適切な場所に適切な時期に投下する”

こうした当たり前ともいうべき原則を(情に流されたり、合理的ではない様々な要求や有形無形の圧力に負けず)、一見冷徹に見えてしまうかもしれませんが、守り続けていきたいと思います。

それが結果としては、地域社会の感染防止効果の最大化に資すると信じて…

皆さま方のご理解とご協力を何卒宜しくお願い申し上げます(私どもの全体の対策内容についてはこちらをご覧下さいませ)。
posted by 国定勇人 at 18:02| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月04日

喫緊の緊迫的状況を脱して…

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先ほどもご紹介したとおり、喫緊の緊迫的状況は脱することができました…

更なる事態の悪化を念頭に、昨晩早急に取りまとめ、今日から実行する感染予防対策について、ここでもご紹介しようと思っていたのですが、時間の都合もあるので、明日に改めて紹介させていただくこととします。

その内容は既にオープンになっておりますので、こちらをご覧下さいませ。



それにしても、三条郵便局さんの対応が非常に迅速で的確で、非常に感銘を覚えました。

既に、全社的にマニュアルが整備されていたようですね。

私どもも初動時点での情報が手に入らない中、大変ありがたい存在となりました。

日頃からのお付き合いによる信頼関係の醸成が今回役に立ったのだと思います。

やはり、平常時からの日頃からのお付き合いが大切なんだな!と、改めて気付かされました。
posted by 国定勇人 at 15:29| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新型コロナウィルスに関する現況報告

午前10時より三条市議会が開会されましたので、少し報告が遅くなってしまいましたが、新型コロナウィルスに関して取り急ぎご報告申し上げたいと思います。

新型コロナウィルス感染症で陽性と2日に判明した加茂市在住の方と濃厚接触していた方について、これまで新潟県のおいて対象者を特定した上、感染の有無を調査してきたところでございますが、本日9時30分までに全ての対象者が陰性であることが明らかとなりました。

これによって、当該加茂市在住の感染者を直接の原因とする更なる感染の広がりの可能性はなくなったことになります。

しかしながら、感染状況については、引き続き予断を許さない状況が続いております。

最大の感染拡大防止策は我々1人ひとりの予防対策であります。

引き続き、こまめな手洗い、うがい、咳エチケットという基本的な所作を繰り返すことで、ご自身を守り、三条を含むこの地域を一緒に守っていきましょう!
posted by 国定勇人 at 12:03| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月03日

中国の友好都市から!

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三条市内で勤務されている方の新型コロナウィルスへの罹患が確認されたことが昨日報じられたところでありますが、本日早速、友好都市を締結している重慶市巴南区の方から、今回の報道を受け、お見舞いと支援表明のメールをいただきました(区人民政府代表の皆さまからのレターも別途頂いたところのようです)。

実に早い反応で、正直驚きましたが、ありがたい限りです。

このメールにもあるように、最初に感染が広まった中国における経験値からしても、最も有効な感染拡大防止策は、1人ひとりの予防に向けた取組の積み重ね、つまり、これまでもブログでご紹介しているとおり、基本に忠実な対応(うがい、手洗いの徹底など)に尽きるようであります。

本日、この後に新たに発表されるであろう情報を元に、新たな対応策の検討に入る予定でありますが、引き続き予断を許さない状況が続いております。

地域一丸となって、この一番大切な局面を乗り越えていきましょう!
posted by 国定勇人 at 16:15| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

一夜明け…

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本日予定されていた市内中学校の卒業式は見合わせたので(中止を決定したわけではありません。現時点では、今後の感染状況を見守りたいと思います)、午前中の公務がなくなりました。

もちろん、新型コロナウィルスに関し情報収集や必要な指示をしながらでありますが、例外的に開館することとした道の駅の様子を見に行こうと、“道の駅庭園の郷保内”へ…

お客さんの数もやはり少なくなっているようで、その辺りの情報交換もしたのですが、それ以上に参考になったのが、同施設の除菌体制の徹底ぶり!

どうやら、施設スタッフに、害虫駆除会社の元社員、市内保育所の元保育士などなど、ノロウィルスやインフルエンザウィルスの発生時の施設除菌対応経験者が偶然にも揃っていたらしく、マニュアルがとても現実的で具体的でした。

私たちもこうした動きを貪欲に吸収し、今日中に更なる各施設の除菌対応体制の強化を図ってまいりたいと思います。
posted by 国定勇人 at 12:51| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月02日

新たな局面へ

本日、加茂市在住ではありますが、三条郵便局に勤務されている男性が新型コロナウィルスに罹患していることが確認されました。

その後、新潟県、三条郵便局、加茂市とも情報交換させていただき把握できた状況の中、私どもができる限りの安全サイドに立った(リスクを極力除去した)最大の水際対策を実施することとしました。

詳しくはこちらをご覧いただきたいと思います。

その中には、“新型コロナウィルスで陽性が認められた方と濃厚接触した可能性のある方”という、現時点では陽性であるかどうかも判明されていない方の、更にそのお子さんが通う保育所にまで念には念を入れて登園自粛対応とさせていただいたとおり、現時点で把握できている状況の中でもできる限りの安全サイドに立った水際対策を取っているものと認識しております。

そういう意味では、新潟県の姿勢よりも踏み込んでいるところもあるかもしれませんが、事実上の市内第一感染事例確認後の2週間は徹底した水際対策を講ずべき段階であるということをご理解いただき、先ほどのブログでもお願い申し上げたとおり、うがい、手洗いのより一層の徹底といった基本に忠実な対応にご協力いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。
posted by 国定勇人 at 20:58| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

基本に忠実にいきましょう!

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何度かツイートさせていただいておりますが、先週金曜日、三条市における新型コロナウィルス感染症に対する対応策について発表させていただきました(関連記事はこちら)。

以前も触れさせていただいたとおり、新型インフルエンザ流行時と同様、本件に関する主たる対応行政機関は国及び保健所を有する自治体となっており、三条市を含めた多くの市町村は、これらの対応行政機関が打ち出す対応策について、地域の皆さまに周知するお手伝いをすることが基本となっているところでありますが、安倍総理からの要請を受け、今回は市内小中学校の休校措置という我々基礎自治体が対応行政機関となる事象も発生してきたことから、上述のような市としての対応策を発表させていただいた次第であります。

会見でも申し上げましたが、市内小中学校の休校措置につきましては、自宅待機が困難な場合には幅広く学校での受入れを行うことを基本方針として、それぞれのご家庭での決断のハードルを下げる柔軟な対応を図ることとしておりますので(通学バスの従前どおりの運行、お預かり時間の柔軟な対応などなど…)、気楽にご相談下さいませ。

その他、三条市として懸念していることは、市内経済の急速な冷え込みであります。

直近の情報では改善の兆しが見え始めているものの、多くの製品のサプライチェーンの一角を中国企業が占めている今日、日中の物流の停滞は直ちにこのまちの景気を直撃してしまいます。

このため、リーマンショック級の経済の停滞が訪れることまで視野に入れた中で、上述のとおり、そのときの私たちの対応策の再起動を図るなど、幾つかの産業支援策を打ち出したところであります。

こちらも、是非ご確認いただければと思います。

次のステップは、1つの社会主体としての三条市の行動規範を示すことだと思っております。先ほども申し上げたとおり、私たちは対応行政機関ではありませんが、国や新潟県の打ち出す方針を受け止め、1つの社会主体としての三条市がどのように行動を取っていくのかを示し、メッセージとして打ち出していくことがこの地域の様々な社会主体の指針にも繋がればと思い、それを意識した対応策を近々打ち出してまいりたいと考えております。

ただ、基本は、罹患しないように予防に万全を期していくことです。

今年、インフルエンザ罹患者が本当に少なくなっております。

三条市の場合、概ね昨年の5分の1程度ですが(新潟や長岡に比べても圧倒的に少ないのです!)、これは恐らく新型コロナウィルスに対する予防意識が高まった副次的効果なのではないかと考えております。

そうなのですっ!

うがい、手洗いが自分を守り、家族を守り、三条を守ることに繋がりますっ!

是非是非、この基本的所作を忠実に実行してまいりましょう!



三条市では、施設利用者の予防対策のお手伝いをしようと、各公共施設にアルコール消毒液を用意しているのですが、最近その盗難が後を絶たないようであります。

この消毒液はみんなで使って初めて社会的意味が生まれてくるものです。

引き続き、性善説に立った運用をしていきたいと思っておりますので、そのような行為はどうかどうかお止め頂きますよう、心からお願い申し上げます。
posted by 国定勇人 at 14:37| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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