2020年04月30日

家賃補助と固定資産税相当額の補助(解説)

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私たちが制度設計を行い、公表、そして運用開始と今日に至るまでの間、既に、飲食業を始めとした、今回の新型コロナウィルス感染拡大の深刻な影響を受けている事業主への云わば“補償的支援”として、休業或いは開店休業状態に至っても発生し続ける固定費への支援が重要であることは全国的にも指摘され、数多くの都道府県や市町村でも取り入れられ始め、また国でもその議論が本格化しているため、私どもが制度創設して久しい家賃補助や固定資産税相当額の補助について解説を加えるにはいささか遅きに失しているかもしれませんが、今一度、制度設計に当たっての私どもの想いに触れてみたいと思います(私たちの支援メニューについてはこちらをご覧下さいませ)。

何度も申し上げますが、私たちが制度設計を行い、公表した際には、営業補償の是非論については声高に議論が繰り広げられておりましたが、営業補償的支援はもとより、“休業或いは開店休業状態に陥ってもなお、支払い続けなければならない費用とは何か?”“それを誰が負担するべきか?”という最も社会的に必要とされている議論には全くと言っていいほど至っておりませんでした。

そうした最中、私たちは、飲食業を中心とする様々な方々の切なる声に、直接或いは間接的な形で耳を傾けていくうちに、どうやら苦悩の原因の主たるものが“光熱水費や公租公課、それに家賃といった下げられない固定費”にあるらしいことが認識できるようになりました(今となっては当たり前に思えますよね…)。

このうち、より切なる声として上がったのが、使えば使うほど料金が賦課される水道料金(これも三条市では上下水道料金相当額の補助制度を設けておりますが…)のような固定費よりも、休業していても開店休業状態に陥っていても変わらぬ金額で賦課される家賃を何とかできないか?ということでありました。

そこで、私たちは、手探り状態の中、この家賃に対する支援をどのように構築すべきかを考えました。

この検討に当たって、一番最初に考えたのは、“休業或いは開店休業状態に追いやったのは誰の責任か?”ということです。

これは論を待たず、その事業主(家賃で考えますから、この場合はテナントさんという立場ですよね)が原因でもなければ、家賃を受け取る大家さん(或いは実務を代行している不動産屋さん)が原因でもなければ、私ども行政でもありません。

でも裏を返せば、この家賃問題に関係してくる社会的主体といえば、今ほど出てきたテナントさん、大家さん(不動産屋さん)、そして行政の三者しかありません。

であれば、この難局を、この三者が協力し合って(責任を分担し合って)乗り切っていこうではないか…これが本制度の設計に当たる根本思想となりました。

そこで、@行政が1/4を負担する、A大家さん(不動産屋さん)も1/4を負担する(但し、負担していただいた協力金的意味合いで固定資産税相当額を市が補助)、B残りの1/2をテナントさんが負担する、という仕組みを講ずることとし、現在、厚生福祉会館の総合相談・申請窓口でこれらの補助申請を受け付けており、初日に申請いただいたテナントさん、大家さん(不動産屋さん)のお手元に補助金が振り込まれております。

でも、これができたのも、大家さん(不動産屋さん)が協力していただいたお蔭ですっ!

今回の制度設計に当たり、新潟県宅地建物取引業協会三条支部さんにご相談を申し上げたところ、“こうした難局ですから、共に乗り越えましょう!”と快くお引き受け下さり、加盟不動産屋さんや大家さんに幅広く協力のお願いを呼び掛けていただきました。

本当にありがとうございます。

私どもの窓口ですが、GW期間中も休まず開設しております。

今回の感染拡大で影響を受けられている事業主の皆さま、どうか遠慮なく、足をお運び下さいませ。

足をお運びいただくことは、皆さん自身を守るだけでなく、皆さんにとって家族同然の従業員の皆さんの生活や雇用を守ることにも繋がります。

私たちに足らざる部分については、これもまた全面的にご協力を頂いている行政書士の皆さんがその悩みを伺い、適切なアドバイスをさせていただいております。

昨日までに250人を上回る皆さまに足をお運びいただき、既に60人以上の方々の申請が完了しております。

今は、経営されている事業を維持継続し、従業員の生活や雇用を守ることが、自身のため、社会のためであることを改めて思い巡らせていただき、その第一歩となる相談を受けていただければと存じます(なお、私たちの支援自身についても、このままで良いのかどうかを不断なく考え続けております。新たに打ち出す際には、改めて拙ブログでもご報告させていただきます)。
posted by 国定勇人 at 15:37| 新潟 | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

GWに突入した私たちが最も心掛けなければならないこと

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GWに突入した私たちが最も心掛けなければならないこと…

それは“新型コロナウィルスを三条市内に持ち込まない、持ち込ませない”ということ、これに尽きます。

具体的には、私たち三条市民は5月6日までの間、@自らが県外に出ないこと、A家族、親族、知人・友人等を県外から招き入れないこと、です。

この2点だけを何としてもお守り下さい(どうしても、やむを得ない事情で県を跨いだ往来を、とりわけ特定警戒都道府県となっている東京を始めとする13都道府県との往来をした場合、或いは来訪した場合には、2週間の自宅待機をお願いします)。

NHKのこちらのサイトが明示的なのですが、現在の新潟県は幸いまだ著しい増加傾向局面を迎えておりません(東京都と比較すれば一目瞭然です)。

この状態をこのまま維持し、社会・経済活動への最低限続けていく(“過度に恐れる”から再び“正しく恐れる”状態に戻す)素地を保ち続けるのか、或いは東京都のような状態に進んでしまうのか…これはGWという大規模な人の移動期間における“持ち込まない、持ち込ませない”が如何に徹底できるかにかかっております。

念のため、4月6日発出の私からのメッセージを再掲しますので、ご覧いただけると幸いです。



三条市は大都市とは違い、住民同士、顔と顔の分かる関係が色濃く残っています。そうであるからこそ、万が一、あなたの行動によって感染が拡大した場合には、そのような関係性をも壊しかねない事態となります。季節柄、大学入学等で東京暮らしを始めたお子さんに会いに行きたい、安全な地域に呼び戻したいなどといったお気持ちは十分に理解できますが、私たちの暮らしを守るため、御理解、御協力をお願いします。

他方、里帰り出産や冠婚葬祭など、やむにやまれぬ事情で三条市に帰らざるを得ない場合は、2週間の自宅待機をお願いしておりますが、周辺の皆様におかれましても、そうした事情をくんでいただき、自宅待機の2週間経過後は温かい目で迎えてくださるようお願いします。



なお、越前屋ホテルさんにおいて、自宅待機が困難な方への宿泊支援プランが用意されております。詳しくはこちらをご覧下さいませ。

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と色々書きましたが、昨日の県内ニュースでは新幹線乗車率が下り2%とありましたし、今朝の三條新聞では、燕三条駅乗降客に限ってはそれよりもかなり低いことを窺わせる“持ち込まない、持ち込ませない”の徹底っぷりでしたね。

本当に、感謝感謝の限りでありますっ!

私たちの社会システム上、強制はできませんが、ここまで徹底できているのはやはり私たちの市民性であり、県民性、国民性なんだと誇りに思います。

5月6日までの間、この姿勢を堅持しましょう!(自動車往来の懸念ももちろんありますが、全体の傾向を掴む上では客観的な確実なデータである新幹線乗車率の昨年との比較はかなり示唆に富むデータだと思います。恐らく、自動車往来も同様の傾向が見受けられると思います)
posted by 国定勇人 at 10:21| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月29日

正しい散歩のススメ

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新型コロナウィルス感染症に関して、三条市を含む新潟県が置かれている状況は“正しく恐れる”から“過度に恐れる”段階へと進んでおります。

その顕著な事象が“外出自粛要請”と“営業自粛要請”です。

このうち、私たち1人ひとりに例外なく要請されているのは何でしょうか?

言わずもがな、“外出自粛”です。

でも、この“外出自粛”とはどのくらいの程度“家に閉じ込まらなければならない”のでしょうか?

ここで、改めて花角県知事から私たち県民に発せられたメッセージを確認してみましょう。

県知事からのメッセージでは、“5月6日までの間、(中略)医療機関への通院、食料・医薬品・生活必需品の買い出し、必要な職場への出勤、屋外での運動や散歩など生活の維持のために必要な場合等を除き、外出を自粛してくださるようお願いいたします”と、とりわけ“活発な高齢者”に対しては“感染した場合の重症化のリスクが高いことを、いま一度、思い起こしていただき、食料など必需品の買い物や、散歩、必要な農作業などを除いて、外出を自粛して、家で過ごしてください”とされております。

ここで大切なポイントの1つは“生活の維持のために必要な場合”の中に“散歩”が位置付けられていることです。

東京を始めとする“外出自粛要請”期間が1ヶ月以上にも及ぶ地域では、厳格な外出自粛による健康二次被害が発生する懸念が高まっていると、“スマートウェルネスシティ首長研究会”の中でも、筑波大学の久野教授などから問題提起がなされている状況です。

こうしたことも受け、新潟県では“散歩”を“生活の維持のために必要な場合”と位置付けていると推察しております。

三条市でも、私のメッセージの中で“感染予防策を講じつつ、散歩など適度な運動をしてください”とした上で、“健康を維持していくためには少しずつでも歩くことが大切です。こうした家にこもりがちな状況だからこそ、1日の合計で8,000 歩を目標に散歩などに取り組んでください。幸い三条市には、人が多くいない自然豊かな環境が数多く存在しています。例えば、そうした普段は行くことがないような場所に車などで赴き、適度な間隔を確保するなど、必要な感染予防対策を講じた上で、楽しみながら歩いてください。そしてその際にはぜひお子さんも連れて御家族で一緒に楽しんでください”としたところです。



さて、ここからが本日の本題です。

では、散歩における“感染予防策を講じつつ”“適度な間隔を確保する”というのは具体的にはどのような状態を指すのでしょうか?

この具体的な目安が一昨日開催された“スマートウェルネスシティ首長研究会”において示されました。

上の動画をご覧下さい。

これがそのエビデンスとして採用されたものの一端なのですが、ここでは結論だけ申し上げます。

@散歩をする際には、5メートルの間隔を保ってください
A並んで散歩する際には、2メートルの間隔を維持してください
Bこれらの環境を常時満たすことが困難な場合にはマスクを着用して下さい(三条で散歩をする場合、あまりこうした状況に陥ることは考えられませんが、例えば、弥彦線高架下の歩道は人気の散歩コースであるため、ここを散歩する際はマスク着用をおススメします)



ちなみに…

こちらの動画はジョギングの場合です。

ジョギングの場合、@縦方向10メートルの間隔を保ってください、A並んで散歩する際には、2メートルの間隔を維持してください、Bこれらの環境を常時満たすことが困難な場合にはマスクを着用して下さい、となります。

さらにサイクリングの場合は、@縦方向20メートルの間隔を保ってください、A並んで散歩する際には、2メートルの間隔を維持してください、Bこれらの環境を常時満たすことが困難な場合にはマスクを着用して下さい、となります。

そうです。

“散歩5m、ジョギング10m、サイクリング20m”を心掛ければ、毎日気兼ねなく外での運動ができることとなるのです。

こんなときだからこそ、“散歩5m、ジョギング10m、サイクリング20m”を心掛け、適度な運動を維持することで、身体だけでなく、心もリフレッシュできると思います。

GWは、この適度な運動を日々のアクセントに取り入れ、それ以外は家でお過ごしいただきますようお願い申し上げます。
posted by 国定勇人 at 15:35| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月28日

ウォーキングに関する注意事項(予告編)

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ウォーキング時における新型コロナウィルス感染防止のための知見を“スマートウェルネスシティ首長研究会”から頂きました。

明日改めて書き綴りたいと思いますが、“それまで待てない”“今すぐ知りたい”という皆さんは是非こちらをご覧下さい(リンク先(市HP)の“ウォーキング、ランニングの際のお願い(4月28日追記)”をご覧下さい)。

言ってみれば、これが全てなのですが、それを知りつつ、改めて明日書き綴りたいと思います。
posted by 国定勇人 at 17:05| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Zoom会議、本当に凄いですな…

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以下、時代遅れのオッサンの戯言だと思って読んでください…(市政のことには全く触れていないので、新型コロナ対策に関する情報も全くございません…)

最近、社会適応力がかなり遅いと揶揄されている公務員の世界でも、新型コロナウィルス感染症拡大に伴う社会活動の変化に伴い、web会議が行われるようになってきております。

それは、私ども市町村長の世界でも一緒で、今月に入ってから、幾つかのweb会議に参加するようになりました。

その中での議論は今回は置いておくこととして、私が目を瞠ったのはweb会議が実にストレスフリーになっているということっ!

特に、Zoom会議ソフトがっ!(別にZoomの回し者ではありません…一介のオッサンの率直な感想だと思って読んでくださいませ…)

私にとってのステレオタイプのweb会議像は、顔が大きくアップされた画面が分割配置され、発言者の画像の枠に色が付き、他の参加者はそれをフムフムと頷くだけ…というものでした。

でも、昨日参加した“スマートウェルネスシティ首長研究会”の緊急役員会では、説明が始まると思いきや、画面いっぱいにプレゼン資料が現れ、それを眺めながら説明を聞き、“ではここで一旦こちらの動画をご覧ください”と発言者が促すと、同じく画面いっぱいにその動画が流れ始める…といった多彩な組合せを駆使した会議が繰り広げられていたのですっ!

凄いと思いませんかっ!(そんなことは既に常識となっていて、凄いと思っているのが私だけなのではないかという不安半分で書き綴っているのですが、オッサンの多くが私と同じ感想を持つことを祈るばかりです…)

写真には予めプリントアウトした資料が写っておりますが、こうした紙は全く不要に感じてしまったほどのストレスフリーさなんです。

どころか、リアルな会議では座席からスクリーンが遠かったりする場合も多々あるため、画面が目の前にあるこちらのスタイルの会議の方がリアルな会議よりも集中できるかもしれません…(当然のことながら、会議の種類にもよりますが、よりフォーマルな審議会形式のようなものであれば、完全にリアルな会議を凌駕できると思いますし、繰り返しになりますが、この研究会の会議目的や内容、進行手順を考えると、このweb会議の方がリアルな会議よりもしっくり来る気がします)。

これはいよいよ社会的変革が到来しているのかもしれませんよ。

情報通信行政を所管する郵政省、総務省勤務時代、“省内で一番情報通信に疎い男”と異名を取った私の感想なのですから、これは相当説得力がありますよ。

このweb会議システムは世の中を変えます。

但し、現時点では有線回線同士だから実現できる環境であって、無線が介在すると未だ不安定な状況に陥るとのこと…

これも、5Gがそんな社会的変革を後押しするかもしれませんねっ!

ということで、私自身が周回遅れであることは承知の上で申し上げますが、web会議、おススメですっ!

(この会議を通じて知り得た話で、GW以前にお伝えしたいことがあります。この点については、まだアップできる資料が整っていないため、また後ほど…)
posted by 国定勇人 at 12:43| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月27日

重慶市巴南区のお蔭で、三条市の発熱外来は半年以上継続できます!

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本日、友好都市を締結している重慶市巴南区から寄贈された医療物資が三条市に到着しました。

昨年6月に友好都市を締結したばかりの重慶市巴南区。

これだけを聞けば、交流の期間はかなり短く感じられますが、実際のところ、友好都市締結までの2年ほどの間で、お互いが往来して関係性を深めること数回を重ね、友好都市を締結したときには既に旧知の、しかも属人的にも近しい関係性を築いていた間柄…(私自身、先方の人民政府幹部の皆さまとSNSを通じて直接やり取りするほどの間柄となっております)

そんな関係の中、1月下旬、巴南区人民政府の皆さんとSNSを通じてやり取りをしていたところ、医療物資が逼迫しているとの告白を受け、160万枚備蓄していたマスクのうち10万枚を送付したのが2月上旬のことでした。

あれから僅か2ヶ月後…

今度は私たちが感染拡大期に入り、とりわけ医療従事者のみが使う特別な医療物資の確保に危機意識を高めていたまさにそのタイミングで、やはりSNSを通じて、先方より、私たちの状況を案ずる打診があり、医療物資を送る用意がある旨を伝えて来ていただいたのでありました。

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本当にありがたい限りであります。

私たちが今回お願いをして送付いただいたのは、@アイソレーションガウン(医療用防護服)1,000枚、A医療用フェイスシールド1,000個、B医療用キャップ40,000枚、であります。

これらは、三条市を含む新潟県がパンデミック初期(感染経路の分からない陽性患者が増加傾向に入り始める時期)に設置が不可避と考えられる発熱外来(現在は設置段階にはありません)を設ける場合に必要不可欠となる必需品ばかりでありまして、医療スタッフの体制規模等を考えると、必要最小限の体制を構築した場合、これらの頂いた物資だけで半年以上は発熱外来を継続できるとのこと。

これだけを聞いてもどれだけ安心できることでしょうか!

(ちなみに、現在備蓄しているマスク130万枚強は、先月以来、医療機関、介護施設といった機関に必要な数を全て配布し続けている状況であり、この保有数があれば年内までは配布継続が可能と見込んでおり、それが原因でサービス停止といった事態には当面の間はならないものと受け止めております)。

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ちなみに、写真では分かりづらいと思いますが、重慶市巴南区から送られてきた物資を梱包した段ボール箱には、“出入相友 守望相助”と添えられております。

これは、三条市の名誉市民でもあり、著名な漢学者である諸橋轍次博士も研究を深められた孟子の書からの一節だそうで、現在の中国では“いつでも互いに友人のように接し、共に見守り助け合おう”という意味に使われているようです。

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そこで、私たちは、この孟子の書の一節に続く次の言葉を感謝の念を込め、掲げることとしました。

“疾病相扶持 則百姓親睦”

この意味するところは、“病気のときはお互い看護し助け合えば、皆親しみ睦まじくなるものです”というもの。

友好都市とはもちろん、平常時の交流のためにあるものですが、平常時における交流の積み重ねが非常時に至った今日のような状況で本当に活きてくるんだなぁ…とつくづく思い至る出来事でした。

巴南区の皆さん、本当にありがとうございましたっ!

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ちなみに、今日のマスクは“金物のまち三条”バージョンです。
posted by 国定勇人 at 17:54| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

三条市独自支援制度の適用対象範囲を拡大します。

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昨日のブログでも触れたとおり、三条市独自の支援制度について、私たちの制度設計と現実との間に乖離が見られたことから、@雇用調整助成金の上乗せ補助、A家賃補助、B固定資産税相当額の補助、C上下水道料金相当額の補助、について、補助の対象となる範囲を拡大することとしました(持続化給付金の前借り支給については、今までどおり、国が定めた要件を満たしさえすれば現金を手にすることができます)。

具体的には、私どもの補助を受けられるか受けられないかの“閾値”であった“従業員10人未満の事業者”の“従業員”の解釈について、これまでの“正社員、パート、アルバイト等を問わず雇用期間に定めなく雇用されている従業員”から“正社員”と変更することと致しました。

この解釈の変更により、例えば、「正社員5人、パート・アルバイト15人の会社」について、これまでの解釈では“従業員数20人”となり、私どもの補助制度の対象とならなかったところ、解釈変更後では“従業員数5人”となるため、私どもの補助対象の対象となることとなります。

今回の解釈変更によって、財政への過度な負担を回避しつつも(長期戦を考えれば、ここはかなり大きなポイント。財政そのものが傾き、他の行政サービス或いは将来の行政サービスに影響が生ずるようでは、本末転倒になってしまいますから…)、相当広範囲の新たな市内事業者(事業主さん+従業員の皆さま)に手を差し伸べることができるのではないかと考えております。

なお、ここから先は話がこんがらがるところですが、解釈の変更はあくまで“補助”の該当性を判断する場合のみです。

何を申し上げたいかというと、例えば、先ほど申し上げた「正社員5人、パート・アルバイト15人の会社」の場合、今回の解釈変更によって、雇用調整助成金の上乗せ補助が「正社員5人」分のみに限定されるわけではなく、引き続き「正社員5人、パート・アルバイト15人」の中から10人未満分(つまり9人分)までを上乗せ補助の対象とするということですので、念のため…(補助内容は維持したまま、この補助を受けられる範囲を広げたかったということなのです。今回の解釈変更はそういう意味ですので、ご安心くださいませ)

今回、三条市では、社会保険労務士さん、そして行政書士さんから全面的なご協力をいただき、事業主の皆さまと、国や私どもの補助制度の仲介役を果たしていただいております。

現在、厚生福祉会館に開設している総合申請・相談窓口では、行政書士さんが常駐し、広く皆さま方からのご相談をお待ちしておりますので、“売上が落ち込んだが、どんな支援を受けられるか分からない”“開店休業状態だが、そもそも何をどうしていいのか分からない”という事業主さんがいらっしゃいましたら、まずは何も持たずで結構ですので、厚生福祉会館までお越しくださいませ。

相談に乗るだけでなく、一緒に事態を乗り越えていくお手伝いをさせていただきたいと考えております。

そうそう。

指定取扱金融機関の第四銀行さんのご協力をいただき、明日には、私たちの支援制度による現金を手にする方が出てまいります。これから先も、徹底したスピード感を持って臨んでいきたいと思いますので、そういう意味でも、躊躇せずに総合申請・総合窓口に足をお運びいただければ幸いです。

“足を運ぶことが事業を守ること。躊躇わずに相談することが従業員の生活を守ること”と受け止めていただき、何なりとご相談くださいませ。

一緒に乗り越えてまいりましょう!



昨日、政府から発表された雇用調整助成金の更なる拡充について、ほんの一言…

拡充されるのはありがたいのですが、拡充のされ方がマニアック過ぎて、申請する事業主(多くの場合は申請代行する社会保険労務士)の手数が増えるだけでなく、審査する側となるハローワークさんの作業内容も複雑化し、今最も求められているスピード感が却って鈍化することになるのではないかと、相当程度危惧しております…

(私たちも他者のことを言える立場にはございませんが、自戒の念を込め、)もっとシンプルに制度設計する方がいいのではないかと思いますが如何でしょうか…
posted by 国定勇人 at 11:57| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月26日

積極的朝令暮改⁉

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今朝の三條新聞さんにも取り上げていただきましたが、先週木曜日に開設した厚生福祉会館の相談・受付窓口にはこれまで、新型コロナウィルス感染症拡大により深刻な影響を受けている120名余の事業主さんから足をお運びいただき、それぞれの現況をお聞かせいただき、私どもの支援メニューから最も適当と思われる組合せを提示させていただき、申請に進んでいただいております。

と、ここまでキレイに見える表面上のことだけを書きましたが…

これまでの間にも、私たちは、こうした事業主さんから多くの気付きをいただくことができました。

例えば、私どもの支援制度の適用対象範囲の是非について…

私たちも、今回の新型コロナウィルス感染症拡大により深刻な影響を受けている全ての事業主さんに無制限の支援を行うことで、それぞれの事業所そのものを守り、その事業所に従事されている従業員さんの雇用や生活を守っていきたいと真剣に考えております。

しかしながら、私たちにも無尽蔵に財源があるわけではないというのも覆いようのない現実であり、皆さまからお預かりしている税金を中心とした限られた財源の中から精一杯の支援をせざるを得ず、また、未だ収束の見込みの立たない感染状況の中、長期戦となった場合にも、その場面その場面で深刻な影響を受ける事業主(+従業員)を等しく支援する必要も併せて考慮しながら支援せざるを得ない状況にあります。

その結果、私たちの支援制度については、苦渋の判断とはいえ、どうしてもこれら支援を受けられる事業主の皆さんと受けることのできない皆さんとの閾値を設けざるを得なくなり、理想と現実との間に苦しむこととなります。

そして…

更に難しいのは、この“閾値”をどのようにして設ければいいのか…

このことが何故難しいのかというと、閾値を設けるということは、先ほど申し上げたとおり、支援を受けられる方々と受けられない方々を生み出すことを意味し、そうである以上、誰もが納得できる理想的な閾値などあるはずもなく、できる限り、ご理解をいただけるよう、“より合理的な”解を追い求めていくほかないからです。

今回、私たちは、時間を掛けながら“より合理的な”解を探り続けるよりも、スピード感を重視しました。

これまでも書き綴ってきたように、私たちの肌感覚では、今回影響を受けている事業主さんの多くは、平常時の売上が確保できないと急速に資金繰りが悪化し、経営そのものを維持することが難しくなる恐れが高くなると感じていたからです。

この判断そのものは今でも正しかったと確信をしておりますが、泥縄式に始めた財政支援制度である以上、私たちの制度設計と実際の窓口でのやり取りなどを通じて窺い知った現実との間に乖離があり、私たちの財政体力の範囲でより寄り添うことができるのであれば、躊躇なく運用を見直し、できる限り、事業主の皆さん、そして従業員の皆さんの手助けになりたいと考えております。

というわけで…

ここ数日の間に、私たちの財政支援制度の適用対象の“閾値”にまだまだ欠陥があり、それを是正することで、より多くの事業主さん(+従業員の皆さん)の手助けをすることができるようになることが分かりました。

今日から大至急練り直しに着手しており、明日には見直し後の姿をお示しできるのではないかと思っております。

なお、申請窓口には、“閾値”を変更することにより適用対象となる範囲が更に広くなる旨伝えておりますので、まずはご相談にお越しくださいませ。

何卒、宜しくお願い申し上げます。



今回の軌道修正ができたのは、私のfacebookでご指摘をいただいたことのお蔭です。数日前から始めたばかりのfacebookですが、SNSの持つ力を改めて実感致しました。市政全般へのご指摘については、“市長へのたより”への投稿を基本にお願いしたいとは思いますが(私自身がfacebookに投稿される全てのものに目を通す自信が今のところございません…)、“「市長へのたより」を出すにはちょっと…”というような隘路に嵌りそうな案件などお聞かせくださいませ(但し、私のfacebookスキルが追い付いていませんので、閲覧そのものを完全にしきれない可能性があることがだけはくれぐれもご理解下さいませ…)。

それと…

皮肉なことに、先週月曜日から分散勤務が始まったため、土日にも管理職も出勤しており、協議や検討の時間的制約が緩くなったことが、今回の迅速な⁉軌道修正に繋がったと思っております…

もちろん、仕事を徒に増やすつもりはありませんが、何せ今は非常時ですからね…(今日も執務室から3人の部長に電話をしてしまいましたが、3人とも部長室で執務しておりました)

それでは、晩ご飯も三条エール飯で市内飲食店を応援すべく、テイクアウトに行ってきます!
posted by 国定勇人 at 16:14| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月25日

持続化給付金前借り支給について(解説)

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それでは、新型コロナウィルス感染症の影響を受けている事業主の皆様に対する三条市独自の支援制度についての解説を順次加えていきたいと思います。

まずは、“持続化給付金前借り支給”の解説から…

そもそも、この持続化給付金でありますが、これは政府による財政支援制度によるもので、具体的には、新型コロナウィルス感染症の影響により、売上が前年同月比で50%以上減少している(2020年1月から2020年12月のうち1ヶ月でも該当していれば可)事業主に対し、中小企業や小規模事業主には200万円、個人事業者には100万円を給付する、いわば営業補償的支援内容となっており、まさに現下のニーズにマッチした支援メニューになっていると考えております(給付金額の多寡は別として…)。

しかし、この持続化給付金の最大の弱点は、この給付金が事業主の手元に渡るのがかなり遅くなるということです。

何故ならば、この持続化給付金は1人一律10万円支給される特別定額給付金と同様に本年度補正予算に盛り込まれており、4月30日に予定されている国会議決を経なければ、運用を開始できないということです。

本制度は10万円の特別定額給付金と異なり、私たち市町村が申請窓口とならないことから、詳細はよく分からないのですが、世間に流布されている情報等を踏まえれば、どんなに早くても5月下旬にならなければ、この持続化給付金を手にすることはできないスケジュールとなっているようです。

私どもの肌感覚では、これでは少々遅すぎます…

少なくとも、三条市で最初に今回の新型コロナウィルス感染症の影響を受け始めた業界の1つは飲食業界なのですが、この飲食業界の大きな特徴はお金の流れが速く、手元の現金があまり潤沢ではないと捉えております。

三条市の場合、私自身が直接それぞれのお店でお伺いしても、また先日業界団体の代表の方々と意見交換しても、3月には客足に変化が見られ始め(正確には3月2日の感染事例確認後)、同月下旬には急ブレーキがかかっているのは全体の傾向としては間違いなく、特に4月中旬からはとにかく一刻も早く手元に現金がなければ資金繰りが相当苦しくなるというのが実態であります。

そこで、今回講じた措置は、“事実上”、“今すぐ”、持続化給付金相当額を手にする環境を三条市独自で整えようとするものでした。

ただし、この環境を実現するには、どうしても金融機関の力が必要でした。

何故ならば、ホンモノの持続化給付金は直接事業主の手に渡る制度の建付け上、ほんの1ヶ月程度でも、一時的に肩代わりする者との間に債権債務関係が生ずるため、それを本業とする者、すなわち金融機関の手助けが不可欠であったからです。

今般、地元の金融機関である三条信用金庫さん、三條信用組合さんから、異例のスピードで機関決定していただき、先週お話ししたばかりの私どもの提案を受け止め、実行していただくこととなりました(先ほども申し上げたとおり、債権債務関係が一時的にせよ発生することとなりますが、この間生ずる金利は全て三条市が負担を致しますのでご心配なく!)。

本当にありがとうございましたっ!

両金融機関さんとお取引がある場合には即日中に、そうでなくとも一両日中には、持続化給付金相当額を手にすることができます(厳密に申し上げれば、三條信用組合さんは来週27日から)。

そのための相談、事前申請は全て、厚生福祉会館において受け付けておりますので(5月6日までは、本日含め、土日祝を問わず毎日開設しておりますので、ご相談下さいませ!)、積極的にご活用下さいませ。



昨日、一昨日の2日間だけで既に100名超の事業主の皆さまから足をお運びいただき、そのニーズの高さに事態の深刻さを改めて深く心に刻んでいる状況です(関連記事はこちら)。

時々刻々と変化する中、引き続き新たに対策を打つ必要があるのかどうか探り、必要とあらば躊躇なく対策を講じてまいります。

共に乗り越えてまいりましょう!
posted by 国定勇人 at 14:19| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月24日

5月中旬には10万円給付金が三条市民の手に渡るようにします。

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新型コロナウィルス感染症拡大の影響は、三条市内でも例えば飲食店などでかなり深刻な形となって表れております。

今後、私たちのまちの基幹産業ともいうべき製造業に対しても、近い将来、リーマンショック並みか、或いはそれ以上のインパクトでダメージを与えかねません。

三条市は、飲食店はもとより、製造業や金物卸売業であっても、その圧倒的多数は中小企業、それも小規模事業者や個人事業者によって成り立っているまちです。

こうした方々に対する政府からの支援として、従業員に対しては雇用調整助成金を通じて、事業主に対しては持続化給付金という形で支援策が整えられておりますが、雇用調整助成金には上限額が定められ、持続化給付金に至っては定額給付となっており、それだけでは、“新型コロナ以前”の生活を維持することが困難であることは火を見るより明らかです。

こうした状況の中にあって、私たちにできることは何か…

それは“政府による1人当たり10万円の特別定額給付金を一刻も早く三条市民の手に渡すことである”。

私たちはそのように考え、これまでその準備を進めてまいりました。

その際の最初の難関は、議会の協力を仰ぎ、国会での補正予算成立(4月30日予定)後速やかに臨時会を招集し、即日議決をいただくこと。

これにつきまして、大変ありがたいことに、本日議会運営委員会を開いていただき、補正予算成立予定の翌日(5月1日)に臨時会を招集することをお認めいただき、即日議決の道が開かれることとなりました。

こうした難局であることを理解し、最大限の協力を惜しまない議会の皆さまに、心から感謝申し上げたいと思います。

これがクリアされれば、あとは市役所職員が一丸となってスピード感を持って、スピード給付を実現していくだけです。

現在まさに精査中でありますが、5月半ば前には何とか給付開始できるよう(申請手続はその前になります)、全力を尽くしてまいります(制約が多いためあまり利用できる方はいないと思いますが、マイナンバーカードによるオンライン申請であれば、もっと早く給付ができるようになると思います)。

世間では、“給付金を受け取るべきか否か”“どのように活用すべきかどうか”などなど、侃々諤々の議論が巻き起こっているようですが、三条市民はまずはみんなで一緒に受け取っていこうではありませんかっ!(もちろん、私も受け取ります)

まずはそこに全力を尽くしていきたいと思いますっ!

もちろん、上述の議論そのものを否定するものではありません。

走りながら考え、良き道があるのかないのか、あるのであればそれはどのような道なのかを模索していきたいと考えております(この過程の中で、私自身の使い道を考えたいと思います)。



一日も早く…ということでは、昨日から始まった、三条市独自の中小企業主、個人事業主向けの持続化給付金の前借り支給(この概要については明日でも拙ブログで補足説明したいと思います)に新たな協力者が生まれましたっ!

それは、三條信用組合さんっ!

三条信用金庫さんに続いてのご参加です。

本当にありがとうございますっ!

三條信用組合さんからは来週月曜日(27日)からご参加いただけるとのこと。

本当に頼もしい限りです。

多くの応援をいただきながら、三条市は、この難局を官民挙げて乗り越えてまいりますっ!
posted by 国定勇人 at 14:42| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

身体的距離の確保に配慮した新たな提案にもなれば…

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唐突ではありますが、正直なところ、4月22日に新たに打ち出された政府専門家会議の“新型コロナウィルス感染症対策の状況分析・提言”は読み解きづらいです。

これまではかなり論理的、合理的であって、これまで打ち出された同会議の各提言間もかなり整合的であったのですが、“同じ専門家会議が取りまとめたものなのかしら?”と思わず唸ってしまうほど、論理的、合理的でなく、何よりもこれまでの提言との間に整合性がなく、とにもかくにも理解しづらいのです…

“あなたの頭が所詮そこまでだからだ!”と言われてしまえば元も子もないのですが、何よりも“人と人との接触”が何を意味するのかがよく分からない…

読んでいて、どうやら「3つの密」を徹底して避けるよりも甚だしいことは理解できるのですが、それが(最も厳しい行動制限である)外出自粛を意味するのであれば、その範囲を“全ての市民を対象”としている本提言とこれまで同会議が言及してきた感染拡大段階ごとの地域区分との整合性がよく分からなくなり、更には、政府が特措法に基づき線引きした“特定警戒都道府県”と“特定都道府県”との間における本提言の整合性も本当に理解できなくなってしまうのです…

すみません…

私の書いていること自体が分かりづらく、こんがらがってきましたよね…

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いずれにしても、現在の新潟県は、東京都のような“特定警戒都道府県”並みの対応をするよう求められるようになりましたので、それに従い、邁進することとします。

今求められているのは、“正しく恐れること”から“過度に恐れること”、具体的には、“徹底した外出自粛”と“やむを得ず外出した場合の「3つの密」の徹底回避”に尽きると思っております(三条市では、“やむを得ず”の中には“健康維持”も含まれると解釈し、「3つの密」の徹底回避を心掛けた上での1日8,000歩の散歩や散策を推奨しております)。

そんな中…

三条市では、“やむを得ず”の代表格である“食べる”の形態の1つであるテイクアウトについて、分かりやすく情報が届き、それによって販売が活発化し、ひいてはそれを口にした皆さんの胃袋も満足し、通常時にはほど遠いものの売上を一定程度確保できた飲食店の皆さんも一息付ければいいな…と、“#三条エール飯プロジェクト”を始めました。

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今日からは、特設販売会場を体育文化会館に設け、“どの飲食店に行ったら、テイクアウトできるか分からない”“少し遠いので、欲しいテイクアウトの品が手に入らない”という方々の願いを少しでも叶える取組を開始することとしました(関連記事はこちら)。

でも、もしお客さんが殺到してしまえば、それこそ本末転倒。

「3つの密」の徹底回避どころではなくなります…

そこで、施設の大きさと駐車場の広さを活かし、会場内は写真のとおり確実に身体的距離を確保できるように工夫したほか(施設の構造上、ロビー空間も外部との遮蔽が一切ない開放空間となりますので、ご安心を…)、ドライブスルー方式も採用することとしました。

ここまで来れたのは、担当職員のお蔭っ!

本当に感謝しております。

ただ、ちょっとだけ愚痴を…

それにしても、保健所の対応が本当に酷すぎます…

本当は黙っていようと思ったのですが、今回の新型コロナ対応で死に物狂いで働いている部署とは全く異なる部署ですし(新型コロナ対応をされている部署に皆さんは本当に頑張っているんです。だからこそ、余計に腹立たしいのです)、現在の市民生活をここまで自粛するよう要請してきたのは当該部署が属する新潟県そのものであるにも関わらず、“その指摘に何の意味があるのか?”と疑問に思わざるを得ない指摘の数々…

また、気持ちを整理して書き込みたいと思いますが、三条保健所の営業許可担当の皆さん、今は世界的な、全国的な非常時なのですよ。皆さんが、皆さんの持っている権限の中で、どうすれば地域住民のために貢献できるのか、ほんの少しでもいいですから、そうした気構えを持って臨んでほしいと思います。少なくとも、権限を振りかざして、ふんぞり返っている場合ではありません。
posted by 国定勇人 at 10:25| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月23日

密かな周知から始めるべきか…

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お蔭様で、多くの皆さまからご協力を頂いている“#三条エール飯プロジェクト”でありますが、他方で、特にSNS環境に慣れていられないと思われる方々から、“どんな飲食店でテイクアウトをやっているのかよく分からない”“どこかで色んなお弁当を選びながら買って帰る場所があったらいい”と言ったお声を頂戴しておりました。

そんなお声にお応えすべく、三条商工会議所を始めとする様々な皆様から更なるご協力を頂いて、明日から5月6日(感染状況によっては、延長するかもしれませんが…)までの間の毎日(昼販売11時〜14時、夕販売16時〜18時半)、体育文化会館において“三条エール飯”特設販売場を設けることとしました。

本来であれば、大々的にPRしたいところではありますが…(お困りの方もいらっしゃるので、もちろんPRはさせていただきますが…)

あまり殺到して、「3密」の徹底回避ができなくなれば、それこそ本末転倒になってしまいますので、誠に変なお願いで恐縮ですが、特設販売会場取扱い店舗を含む“三条エール飯”に直接アクセス可能な方は、引き続き、それぞれの個店での注文をいただきますよう切に申し上げます…

なお、特設販売会場では、身体的距離を徹底的に図るための万全の対策は講じさせていただきます。

そうした対策の中、ご不便をお掛けする場面も出てこようかとは思いますが、これも皆さんを守るため、私たちを守るため、地域を守るためとご理解、ご協力いただければ幸いです。

また、極力「3密」を避けるため、ドライブスルーによる販売も執り行いますが、これもあくまで“3密の徹底回避”に伴う措置でございますので、お車での移動が可能でございましたら、できるだけ個別店へアクセスいただきますよう、心よりお願い申し上げます(こちらに“三条エール飯”の具体的な店舗名とメニュー名や連絡先、それに写真などが記載しておりますので、ご参照下さいませ)。

それでは…

“#三条エール飯”&1日8,000歩目標のウォーキングでGWを楽しく乗り切りましょう!

(ウォーキング(散歩、散策)を行う際には、必ず2m以上の身体的距離を保ちながら楽しんでいただきますよう宜しくお願い申し上げます)



そうそう。

お車がないなどの理由で、直接各店舗で“三条エール飯”を堪能できない皆さんに朗報ですっ!

三条タクシーさんが宅配代行サービス(ウーバーイーツみたいなサービスですね)を始めました。

その名も“さんタクイートサービス”っ!

大変粋な取り計らいだな!と感じております。

三条タクシーさん、本当にありがとうございます。

というわけで、どうぞご利用くださいませっ!



“#三条エール飯”を始めている(或いは始めようとしている)飲食店の皆様で特設販売会場での販売をご希望の皆様へ。

積極的なご参加をお待ちしておりますっ!

但し、会場準備の都合もございますので、前日までに当市健康づくり課食育推進室(市役所代表番号0256-34-5448)までお気軽にお問合せ下さいませ。

三条市は、全力で市内飲食店の皆さまを応援しておりますっ!

本当に大変な局面ですが、何とか一緒に乗り切ってまいりましょう!
posted by 国定勇人 at 16:05| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

遠隔教育、始まる。

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三条市も昨日より、市内全小中学校が再び一斉休校となりました。

これに併せ、三条市では昨日より遠隔教育を開始しました。

と高らかに宣言させていただきましたが、現実には安定軌道に乗っている状況には程遠く、まだまだ試行錯誤が続いております。

でも、これはもちろん決して現場サイドを非難している申し上げているわけではありません。

そもそも、再休校するかもしれないと想定して、“再休校した際には遠隔教育が行えるように準備を進めていこう!”と意識確認したのはまだ2週間ほど前のこと…(本件に関連する拙ブログはこちら

正直申し上げて、新潟県内の感染拡大状況から“再度の一斉休校はもうしばらくしてからかな?”と邪推していたのですが、今となってはそれも言い訳に過ぎません…

児童生徒の生活のリズムを整えるための双方向型ホームルーム(zoom会議のようなものですね)に必要となる学校側のタブレットも2週間前に発注を掛けたのですが、それも到着するのは今月末ということで、これもお預け…(教諭個人のスマホ等の端末で始めることも当然可能ですし、zoom等の利便性を考えれば、この方式を採用する方がむしろ自然なことだと思うのですが、学校現場という性格上、一応念には念を入れたいとの教育委員会の意向は尊重することとしました…)

また、2週間前から急仕立てで作成し始めた単元別動画も昨日時点では30本程度と、各学年の各教科に必要となる動画数を考えると遠く及ばず…

ということで、当初想定していた、@始業・終業時刻にはクラス単位でウェブ等を通じた顔合わせの場を設け、児童・生徒の生活リズムを整える、A授業単元ごとのエッセンスをまとめた動画配信(youtubeなどに教科担任等が随時投稿。セキュリティを保つ必要がないので、恐らくこの方が楽だし、コストゼロ)と教科書とを組み合わせた授業展開、B分からないところはテレビ電話等で随時コミュニケーションを図る、で疑似的な学校生活を展開という構想の実現にはまだまだ遠く及んでいないのが現実ですが…

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でも、現場の先生方の力を侮っちゃいけませんっ!

昨日、遠隔教育の進捗状況がやはり気になって教育委員会にお願いし、一ノ木戸ポプラ学園における各先生方向けの動画作成講座(研修)を拝見してきたのですが、既に動画作成、編集、投稿に向けた最終コーナーを回り始めている印象を受けました。

これらの先生方が講座で示された手順に従い、一斉に、しかも一ノ木戸ポプラ学園だけではなく、各学園それぞれで動画がgoogledriveにどんどん投稿されていけば、一両日中には、各ご家庭での遠隔教育が随分と進捗していくのではないでしょうか。

もちろん、始まったばかりの遠隔教育です。

正直なところ、手探りで始めた状態ですし、手戻りも、試行錯誤もあると思います。

そもそも、現段階では教材プリントが全てのベースですので、これまでどおり紙ベースでの自宅学習さえ取り組んでいただければ、他の家庭に遅れるということもありません。

走りながらの修正、修正を続けていくこととなりますが、何卒ご理解賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
posted by 国定勇人 at 12:45| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月22日

ものづくりのノウハウとネットワークを活かしきれっ!

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いつも申し上げていることですが、三条市を含む燕三条地域は“ものづくりのまち”です。

今回の新型コロナウィルス感染症の拡大が当地域に当たる影響の不透明感は益々増すばかりでありますが、そんな中でも、この難局に立ち向かい、どころか、何とか自分たちの持つノウハウとネットワークを活かして困難に直面している地域社会に貢献したい、同じく苦しんでいる我が国全体を少しでも手助けしたいと、手を挙げて下さる市内企業さんがいらっしゃるのは私たちの誇りとするところでもあり、頼もしく思うところであります。

そんな素晴らしい市内企業の皆さんと新型コロナウイルス感染防止グッズ開発官民合同プロジェクトを先日立ち上げたところでありますが、早速、その第一弾として、ハイサーブウエノさんから提案をいただいた事務室や窓口に使えるアクリル製の仕切板のプロトタイプができたということで、その試作品を執務室で拝見することとなりました。

さすが金属加工に精通しているまちの会社だけあって、全国に流通している同様のものよりも土台がしっかりと作られていて、安定感があるし、何よりもリーズナブルっ!

現在、このアクリル板の需要も逼迫している昨今ですが、これまでの同社のネットワークを活かす形で、こうした問題も基本的には克服できるようでありまして、早速市役所として活用させていただくこととしました。

こういうスピード感ある動きは、私たちに本当に安心感を与えて下さいます。

まずは、このプロトタイプを明日開設する三条市独自の財政支援申込受付窓口で使わせていただきます。

本当にありがとうございましたっ!

同じく第一陣で提案いただいているパール金属さんからの3Dプリントを利用したフェイスシールドのご提案ともども、地域社会、そして我が国全体に官民挙げて貢献していきたいと考えておりますっ!
posted by 国定勇人 at 17:05| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

明日から支援制度申込を開始します。

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大変お待たせいたしましたが、明日から、新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受ける市内小規模事業所などの皆さまに対する三条市独自の財政支援制度の申込みを受付を開始します(関連記事はこちら)。

私どもが用意した財政支援メニューは@雇用調整助成金の上乗せ補助(休業手当等補助)、A家賃補助(店舗賃借料補助)、B固定資産税相当額の補助、C上下水道料金相当額の補助、D持続化給付金(法人200万円、個人事業者100万円)の前借り支給、の5つとなっております(制度概要はこちら)。

それぞれの支援に対する考え方については改めて書き綴っていきたいと思いますが、明日からの受付開始は相当早く整えることができたのではないかといささか自負しております(早くから自粛要請に踏み切った東京都でさえも、本日からの協力金申請受付開始ですから…)。

これも、様々な協力をいただいた関係機関のお蔭であります。

ここに改めて感謝申し上げたいと思います。

さて…

当面の間、申請窓口は三条市厚生福祉会館の特設会場1つに集約して行いたいと思っております。

そこで、職員が手作りで限られた時間の中で設営した受付会場を少しだけご紹介を…

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ここが入口になります。

“売上は落ちたんだけど、どんな支援メニューが受けられるか分からない”“どんな添付書類を用意したらいいのか分からない”といった方々も数多くいらっしゃると考え、行政書士会さんからのご協力をいただき、相談窓口を設けさせていただきました(申請書類そのものはかなり簡略化しておりますが、圧倒的多数を占めるであろうこうした支援制度に初めて申請する方々にとってはそれでもハードルがかなり高いものと思っておりますので…)。

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で、いよいよ申請受付の入口に歩を進めますと…

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このように、“3密”を徹底的に避ける措置を講じながら、お待ちいただき…

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受付の少し手前に差し掛かると、あとは病院の診察待ちの最終段階と同じ要領で、受付から声を掛けさせていただくことをお待ちいただくこととなります。

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そして、こちらが申請受付ブース。

手作り感満載ですが、こちらでは飛沫感染防止対策も講じた上での受付となっております。

とまぁ、手作り感満載ですが…

スピード重視ということでお許し下さいませ…

それにしても、担当職員の皆さん、よく頑張りました!

そして、私たちにとっては、今が正念場!困った事業者の皆さまに徹底的に寄り添っていきましょう!それこそが我々公務員の誇りであるということを胸に秘めながらっ!
posted by 国定勇人 at 12:33| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月21日

冷静な対応をお願いします。

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今ほど、花角県知事は、新型コロナウィルス感染拡大防止のための緊急事態措置として、社会生活を維持する上で必要となる施設を除く大半の民間施設を運営する事業者に対し、それらの施設の使用停止要請(休業要請)を発表されました。

これは、東京を始めとする13の特定警戒都道府県が講じている措置と基本的には同じものとなります。

この緊急事態措置を受け、不安感が更に増した方が数多くいらっしゃると思います。

“全てのスーパーやホームセンターも営業を自粛するのではないか?”との不安から、“買い溜めをした方がいいのかな?”との思いに至り、まさにそれらの商業施設に駆け込む衝動に駆られている方も少なからずいらっしゃるかもしれません。

でも、そんな貴方の行動が地域社会にダメージを与え、社会混乱に拍車を掛けることを忘れないで下さい。

食料品など生活必需品を扱っているスーパーやコンビニ、ホームセンター、或いは私たちのお腹を満たしてくれる飲食店など、“社会生活を維持する上で必要となる施設”は休業要請をしないどころか、むしろ維持していただかなければならない施設として列挙され、その社会的期待に応えるべく、それぞれのお店などの皆さんは、安定的にサービスが維持できるようにとあの手この手を考え、対応準備を進めていただいています。

ただ、これも、買い溜め、買い占めの行為に走る人さえいなければっ!ということが前提でのお話です。

不安に駆られたこうした行動は更なる新たな不安を生み出し、それが負の連鎖となり地域社会を機能不全に追いやっていく…

私たちは、こうした現象を何度も何度も歴史の教科書で習ってきたはずです。

今こそ、理性を働かせ、落ち着いた冷静な対応をいつも以上に心掛けるべきときです。

社会経済システムの偉大さを信じて、生産、物流、そして小売に携わり、今日も私たちのために汗をかきながら頑張っている方々を信頼して、いつもと同じ購買行動を心掛けていきましょう。

使用停止要請(休業要請)を受けられた皆さま。

本当に大変な事態となりましたが、何とかこの難局を乗り越えて下さい。

使用停止要請(休業要請)に関わる全ての物事は新潟県に属することで、残念ながら、私たちは何も力にはなれませんが、先日発表させていただいた三条市独自の経済支援策はお使いいただけます。

その申請受付については明後日から開始しますが、この点については明日改めてご紹介させていただきますので、もうしばらくお待ち下さいませ。

(三条市では、市内飲食店を応援するため、“#三条エール飯プロジェクト”を展開中です。例えば、三条タクシーさんの新たな宅配サービスを組み合わせれば、ウーバーイーツ気分で市内飲食店の美味の数々を堪能できますよ!)
posted by 国定勇人 at 17:16| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

三条エール飯で生活に彩りを!

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昨日の朝、思い付き(⁉)で始まった“#三条エール飯”プロジェクト!(関連記事はこちら

お蔭様で、既に多くの皆さまから参加をいただいています。

それにしても、1人ひとりを繋げる力や情報を拡散させる力などのSNSの持つ力をこれほど実感したことはありませんでしたっ!

皆さんが投稿していただいた情報を少しでも多くの方にも知っていただくため、市役所ホームページのトップにバナーを設けましたので、少しでも覗いていただければ光栄です(バナーをクリックした先のページはこちら)。

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実は、このプロジェクト立ち上げには伏線というか、きっかけがありまして…

市内飲食店さんが様々な出前、テイクアウトサービスを次々と立ち上げていただいている中、“噂にはきいているけど、どこに行けばいいのか分からない”“どこかでいろんなお弁当を選びながら帰る場所があったらいい”というようなSNS外のお声を頂戴しておりまして、その仕組みづくりを先週から進めていて、そんな中ことが頭の中にあったせいか、本プロジェクトを思い付いた次第であります…

ということで、仮想空間を駆け巡るプロジェクトとともに、リアルな場を提供するプロジェクトも併せて実行に移します。

その名も「“#三条エール飯”お弁当販売プロジェクト」!

諸事情で詳細はまた改めて報告させていただきたいと思いますが、今週中にはスタートさせますっ!(もちろん、3密を徹底的に避ける工夫をします)

乞うご期待っ!
posted by 国定勇人 at 12:30| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月20日

包丁研ぎの見える化

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私たちの地域は金属加工を中心とするものづくりのまちです。

そして、私たちの金属加工の原点は鍛冶技術にあると言っても過言ではありません。

もちろん今でも数多くの鍛冶職人さんが私たちのこの大切な原点を守り続けております。

それだけではなく、三条鍛冶道場を中心に、職人ではない私たちが“身に付けておけばいいな?”と思える技を幾つか教えてくれる体験教室も用意しております(少なくとも、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から5月6日までは閉館中ですが…)。

でもですね。

私も体験したことがあるからよく分かるんですけどね。

一番身に付けたい技No.1の包丁研ぎのコツが本当に掴めないんですよ…

どれだけ強さで研いだらいいのか、どれだけの角度で研いだらいいのか…実に分からないことだらけなのでありますっ!

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そんな悩める私たちに救世主が訪れたかもしれません。

吉金刃物製作所の山本さん(まさに凄腕の持ち主!)のご協力をいただき、また総務省からの財政支援をいただき、1年間、“理想的な包丁研ぎ”に関する数値化、データ化を蓄積し、我々素人が研いだ時に(理想的な包丁研ぎとの違いから)、その改善点を瞬時に画面上に示す画期的なシステムのプロトタイプが仕上がりましたっ!

これで、私たちも理想的な包丁研ぎの使い手に大きく近付いたかもしれません。

新型コロナウィルスの感染が終息した際には、三条鍛冶道場に設置して運用しようと思っておりますので、どうか楽しみにしていてくださいませっ!(思ったよりも力を入れる必要があることだけはお伝えしておきますっ!)
posted by 国定勇人 at 16:48| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

三条市役所の分散勤務、始まる。

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三条市職員に新型コロナウイルス感染症の感染者又は濃厚接触者が確認された場合においても業務が遅滞なく行えるように、本日より分散勤務を始めることとなりました(上述のとおり、今回の措置はあくまで私どもの業務継続の観点からのものであり、都市圏における公共交通機関内での3密を避ける措置とは異なりますが、結果としてはテレワークの流れにも即したものとなりました)。

今回の分散勤務のポイントは、“在庁勤務”“在宅勤務(テレワーク)”“土日にこだわらない週休二日制の維持”を組み合わせることにより、原則3班体制によるローテーションを整えることができたというところにあります(職務上どうしても2班体制にならざるを得ない部署はもちろん尊重するなど、柔軟な運用に心掛けたつもりです)。

その結果、三条庁舎、栄庁舎、下田庁舎に勤務する職員約500名のうち、時間を輪切りにした瞬間的な在庁勤務職員を約210名(約58%の削減)に留めることを実現したほか、この約210名の在庁勤務職員のうち、約80名の職員を本来の執務室ではないところでの勤務とすることで、事業継続性を更に高めることができるようになりました。

もちろん検討期間も短期間での見切り発車感は否めませんし(それでも、ここまで実現できたのは全ての職員のお蔭です!本当にありがとうっ!)、走りながら修正を加え続けなければなりません。

何よりも、現在の市民サービスは継続し、市民の方からの各種届出や手続等についてはこれまでどおり対応するものの、分散勤務の導入により、これまでよりも行政サービスが一定程度低下することもまた否めません。極力低下度合いが小さくなるよう努めますが、この点については、万が一の事態における一時的な行政サービスの停止を避けるための苦肉の策であると受け止めていただき、ご理解いただければ幸いです(なお、商工課のように、新型コロナウィルス対策の最前線に立っている課は執務室内にビニールシートで分断するリスク分散措置を講じた上で、フルスロットルで業務を遂行しておりますので、併せてご承知おき下さいませ)。

ちなみに、上の写真は従来の執務室です。

受付スペースは社会的距離を保つことはもちろんのこと、執務室勤務の職員が2メートル程度の距離を確保できるよう、斜向かいにのみ同僚職員が同時に勤務するように配慮しております(来訪者と職員との間の飛沫防止については、ものづくりのまちを発揮する形で社会貢献する地元の企業の製品を調達中ですが、これについてはまた改めて…)。

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こちらは、市民窓口課の職員が本来の執務室ではないところで勤務している様子。

慣れない仕事だと思いますが、非常時であると心得て何とか乗り切ってもらいたいと思います。

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私たちも正直なところ、正しい答えを持ち合わせておりません。

ただ、何か対策を講ずる方が何もしないよりは正しい行動であるらしい…という点だけは間違いなさそうです。

そうした信念の下、あらゆる対策を講じ続けていきたいと思います(新型コロナウィルス感染症に対する私たちの取組はこちらをご覧下さいませ)。
posted by 国定勇人 at 12:57| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月19日

それでもなお歩くべしっ!

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昨日の私からのメッセージの補足説明を再び…

市民の皆様へ外出自粛をお願いする一方、“感染予防策を講じつつ、散歩など適度な運動をしてください”とのお願い事項を併せて盛り込むこととしました。

これは同じくメッセージに記載させていただいたとおり、“外出の自粛が長期間にわたっている東京都などにおいては、御高齢の方を中心に運動不足によって様々な健康2次被害の発生が懸念されて”いるため…

これは先日のスマートウェルネス首長研究会の緊急テレビ会議にて、筑波大学の久野教授から具体的なデータとともに明らかにされた事柄でありました(関連記事はこちら)。

そこでメッセージでは、“健康を維持していくためには少しずつでも歩くことが大切です。こうした家にこもりがちな状況だからこそ、1日の合計で8,000歩を目標に散歩などに取り組んでください。幸い三条市には、人が多くいない自然豊かな環境が数多く存在しています。例えば、そうした普段は行くことがないような場所に車などで赴き、2メートル程度の間隔を確保するなど、必要な感染予防対策を講じた上で、楽しみながら歩いてください。そしてその際にはぜひお子さんも連れて御家族で一緒に楽しんでください”と打ち出すこととしました。

もちろん近所でのウォーキングも大いに結構なのですが、五十嵐川や信濃川の河川敷、三条防災ステーション大崎山公園しらさぎ森林公園大谷ダムや遊水地などなど…

私たち三条市には、ウォーキングするには格好の場所がそこかしこに点在しています(あまり書きたくはないのですが、少なくとも5月6日までの間、県外からのお越しはご遠慮下さいませ)。

「3密」は避けつつ、2メートル程度の間隔さえ保持し続ければ、むしろウォーキングは奨励されるべきものです!

こうした形で適度に息抜きをしながら、5月6日を乗り切っていきましょう!

ちなみに…

始めたばかりのinstagramで幾つかのウォーキングスポットをアップしてみました。ご笑覧くださいませ…
posted by 国定勇人 at 16:31| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今、最も取り組むべきは“持ち込まない、持ち込ませない”である。

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昨日発出した私からのメッセージは、冒頭にも記載させていただいたとおり、一昨日の花角知事からの新たな県民向けメッセージが発せられたことによるものです。

この知事からのメッセージでは冒頭、“新潟県を含む全都道府県に緊急事態が宣言され、全都道府県が足並みをそろえて事態を収束に向かわせるため、最低7割、極力8割程度の接触機会の低減を目指すという、強い政府の姿勢が示されたところです。このため、県といたしましては、政府の基本的対処方針を踏まえ、5月6日までの間、県民の皆様に、次のとおり対応をお願いいたします”と記されています。

このことはつまり、外出自粛要請という“正しく恐れる”から“過度に恐れる”ギアチェンジに知事が切り替えるに至った直接的な動機は、新潟県内の感染状況の変化ではなく(新潟県内は依然として“感染確認地域”のままの状態です)、“不要不急の帰省や旅行など、都道府県をまたいで人が移動することは、まん延防止の観点から極力避けるよう住民に促す。特に、大型連休期間においては、法第45条第1項の規定に基づき、都道府県をまたいだ不要不急の移動を自粛するよう、住民に協力を要請する”という3日前の政府の“新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針”の改訂を受けてのものによるであることを意味しております。

ということは…

私たち自身も“正しく恐れる”から“過度に恐れる”に意識段階を変化させていかなければならないのはもちろんのことでありますが、それ以上に最も心掛けていかなければならなのは、依然として、“新型コロナウィルスを市内に持ち込まない、持ち込ませない”ことであるということを改めて認識しなければなりません。

皮肉にも、昨日の私のメッセージでは“4月6日の私からのお願いに加え”とだけ触れているこの箇所こそ、最も重要なメッセージであることをお伝えしたく、補足説明的に触れさせていただきました。

皆さまのご協力をお願い申し上げます。

なお、4月6日にお願いした具体的事項については、次のとおりです(時点修正しております)。

<市民の皆様へのお願い>
〇5月6日までの間、新潟県外には日帰りでも行かないでください。
〇5月6日までの間、新潟県外から家族、知人等を来訪させないでください。
〇やむにやまれぬ事情(就職、転勤、進学、出張帰り、里帰り出産、冠婚葬祭など。以下同じ)で特定警戒都道府県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、福岡県、北海道、茨城県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府。以下同じ)へ行って帰って来た人又は特定警戒都道府県から帰省した人は、2週間の自宅待機をしてください。

<新潟県外から三条市へ来訪を予定している皆様へのお願い>
〇5月6日までの間、三条市への来訪はお控えください。
〇やむにやまれぬ事情により特定警戒都道府県から当市へ来訪した場合には、2週間の自宅待機をしてください。
posted by 国定勇人 at 15:10| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月18日

市内事業者の皆様への新たなお願い

4月17 日に新潟県知事から県民の皆様へのお願いのメッセージが発出されました。

感染症対策に係る権限と責任を有する新潟県知事から県民の皆様に対して外出自粛要請が出されたことを受け、三条市としても県と歩調を合わせ、市民の皆様とともにこの難局を乗り越えていきたいと考えております。

つきましては、5月6日までの間、御不便をお掛けしますが、4月6日の私からのお願いに加え、次のことを新たにお願いいたします。

<具体的なお願い事項>
〇今回の外出自粛要請を受けて更なる悪影響が想定される飲食店などの事業者の皆様におかれましては、市の支援制度の活用をお願いします。
〇職場等における感染予防対策の徹底をお願いします。

以前から大きな影響を受けている市内の飲食等の事業者の皆様におかれましては、この度の自粛要請により一層厳しい状況となることが予想されます。

三条市といたしましては、こうした事業者の皆様を支えるため、国の雇用調整助成金に対する上乗せ補助や持続化給付金の受給までの間のつなぎ融資など市独自の支援策を実施しております。必ずこちらを御覧の上、お気軽に次の窓口に御相談くださいますようお願いいたします。【三条市商工課 電話0256-34-5610】

また、三条市において、特に「3つの密」が重なる可能性が高い場所は事業所の事務室などであることから、そうした職場におかれましては、手洗い・咳エチケットの励行、タオルや茶わんの共有をしないこと、ドアノブ・パソコン・受話器等の定期的な消毒、発熱等の症状が見られる従業員の出勤自粛のほか、換気励行、執務スペースの分散、従業員の間隔の確保など、感染防止のための取組を徹底していただきますようお願いします。

繰り返しになりますが、三条市といたしましても適宜適切な対策を講じていくことによって市民の皆様とともにこの難局を乗り越えていきたいと考えておりますので、なにとぞ御理解と御協力をお願いいたします。
posted by 国定勇人 at 18:41| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

市民の皆様への新たなお願い

4月17 日に新潟県知事から県民の皆様へのお願いのメッセージが発出されました。

感染症対策に係る権限と責任を有する新潟県知事から県民の皆様に対して外出自粛要請が出されたことを受け、三条市としても県と歩調を合わせ、市民の皆様とともにこの難局を乗り越えていきたいと考えております。

つきましては、5月6日までの間、御不便をお掛けしますが、4月6日の私からのお願いに加え、次のことを新たにお願いいたします。

<具体的なお願い事項>
〇4月22 日から5月6日までの間、市内小中学校及び義務教育学校を休校とします。
〇医療機関への通院、食料・医薬品・生活必需品の買い出し、必要な職場への出勤など、生活の維持のために必要な場合等を除き、外出をしないでください。
〇感染予防策を講じつつ、散歩など適度な運動をしてください。

市内の小中学校につきましても知事の要請を受け、22 日から来月6日までの間、臨時休業とすることといたしました。長期間の休業により子どもの精神面や身体面、学習面に悪影響が及ぶのではないかと心配されていることと思いますが、三条市といたしましては、ICTを活用した遠隔授業の実施や教職員によるきめ細かな目配りなどによってそうした御不安を少しでも払拭することができるよう取り組んでまいりたいと考えております。

他方、外出の自粛が長期間にわたっている東京都などにおいては、御高齢の方を中心に運動不足によって様々な健康2次被害の発生が懸念されています。

健康を維持していくためには少しずつでも歩くことが大切です。こうした家にこもりがちな状況だからこそ、1日の合計で8,000 歩を目標に散歩などに取り組んでください。幸い三条市には、人が多くいない自然豊かな環境が数多く存在しています。例えば、そうした普段は行くことがないような場所に車などで赴き、2メートル程度の間隔を確保するなど、必要な感染予防対策を講じた上で、楽しみながら歩いてください。そしてその際にはぜひお子さんも連れて御家族で一緒に楽しんでください。

繰り返しになりますが、三条市といたしましても適宜適切な対策を講じていくことによって市民の皆様とともにこの難局を乗り越えていきたいと考えておりますので、なにとぞ御理解と御協力をお願いいたします。



こちらが本日発したメッセージです(発表資料はこちら)。

また、本日のメッセージ発出に伴い、生活の維持のために必要となる施設(具体的な施設名はこちら)以外の公共施設については、明日より5月6日までの間、利用停止と致しますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
posted by 国定勇人 at 18:34| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東京都民と同じ対応です!

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昨日、花角県知事より新たなメッセージが発出されました。

最大のポイントは、“医療機関への通院、食料・医薬品・生活必需品の買い出し、必要な職場への出勤、屋外での運動や散歩など生活の維持のために必要な場合等を除き、外出を自粛してくださるようお願いいたします”との言及がなされたこと。

これにより、私たち三条市民を含む新潟県民の日常生活、社会・経済活動は、新たな段階に突入し、東京都民とほぼ同じ生活や諸活動の自粛を余儀なくされるようになりました。

こうなった以上、三条市としても大きく舵を切ります。

詳しくは、本日午後にでも発表したいと思いますので、もう暫くお待ちくださいませ。
posted by 国定勇人 at 10:11| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月17日

三条市の休業(営業)補償的支援策について@−2

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新型コロナウィルス感染症対策について、本日午後4時から新潟県の対策本部会議が開催されるようです。

何度も申し上げていることですが、感染症対策に関して一義的な責任を有しているのは県でありますので、基本的考え方の堅持・強化という本日午前中段階での私どもの決定も変更があり得ることについては、ご理解いただければと存じます。

さて、昨日の続きを…

早速私どもの休業(営業)補償的支援策について解説を加えていきたいところなのですが、その前に、国の取りまとめた支援策のうち、これだけは再考を頂けないだろうか…ということについてだけ申し述べさせて下さいませ。

これまで国の打ち出してきた支援策のうち、制度融資の柱となっている日本政策金融公庫の“新型コロナウイルス感染症特別貸付”については、方向性それ自体は全く異論を挟む余地もなく、無担保、無利子はもちろんのこと、何と言っても据置期間を5年もの長さに設定されたことで、当座の返済への懸念を払拭することにはある程度功を奏しているのではないかと感じております。

ただ、その一方で…

運転資金の償還期間15年というものが何とかならないものか…

この償還期間の短さが、多くの事業者が逼迫した状況に追い込まれながらもあと一歩踏み出せない障壁を生み出しているのではないかと懸念しているところです。

尤も、この運転資金の償還期間15年という時間軸が、過去の災害対応に合わせた、ギリギリ最大限の設定であるということも、政府系金融機関の立場に立てば分からなくはないのです…

がっ!

らーめん屋さんの立場になってみたら如何でしょう?

“雇用調整助成金”と“持続化給付金”、そして私どもの独自支援策をフルに活用したとしても、残念ながら、固定費用を完全にゼロにすることはできません。仮にこれまでの業績悪化分を持続化給付金等で補填したとしても、これから数か月に及ぶかもしれない開店休業状態を生き抜いていくためには、少なくともその間の固定費用を捻出する必要があり、それが仮に1,200万円だったとします。

今回のコロナ禍を乗り切りコロナ前の売上に戻ったとして、5年後の返済期間に突入した場合、このらーめん屋さんは、償還期間から据置期間を差し引いた10年間で1,200万円を返済していかなければならなくなりますので、月々の返済額は10万円にも達してしまいます…

これでは、少なくとも私であれば、借りたくても借りられず、躊躇したくなると思うのですね…

小規模事業者、とりわけ飲食店の場合には、この辺りの目配せがもう少し必要だと思うのですが、それは私だけでしょうか…

“雇用調整助成金”“持続化給付金”に加え、この“新型コロナウイルス感染症特別貸付”が上手く活用されれば、私は、今回のコロナ禍で急激に売上げが落ち込んでいる飲食店の店主さんなどの多くの窮地を救うことができると思っております。

そうした拡充に大いに期待した上で、私どもの独自の三条市の休業(営業)補償的支援策について解説を加えていきたいと思います。
posted by 国定勇人 at 14:40| 新潟 | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

これまでの基本的方針を堅持し、強化します。

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昨日、緊急事態宣言発令対象地域に新潟県が含まれたことを踏まえ、今ほど、庁内の連絡調整会議を開催しました。

今回の政府の措置は、@緊急事態宣言発令対象地域を“東京都を始めとする13都道府県を対象とする特定警戒都道府県”と“それ以外の特定都道府県”の2つに分類することとし、新潟県は“特定都道府県”に分類されたこと、A全国に発令対象地域を確定した理由を“都市部からの人の移動等によりクラスターが都市部以外の地域でも発生し、感染拡大の傾向が見られる”ことによるものと整理されていること、から、「“新型コロナウィルスを三条市内に持ち込まない、持ち込ませない”を高く掲げた上で、“正しく恐れ”つつ日常生活、社会・経済活動を維持していく」というこれまでの基本的方針を引き続き堅持していくことを確認しました。

その上で、昨日の総理発言をも踏まえ、“持ち込まない、持ち込ませない”ための対象エリア(7都県等)に、昨日新たに“特定警戒都道府県”に加わった北海道、茨城県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府を加えるとともに、私たち三条市民に対する往来自粛要請範囲を“新潟県外の全ての地域”とすることを決定致しました。

市民の皆さま方、市内企業、団体を始め様々な社会主体の皆さま方のご協力を申し上げたいと思います。

この難局を市民一丸となって乗り切っていきましょう!

なお、昨日政府において改訂された“新型コロナウィルス感染症対策の基本的対処方針”によると、“特定警戒都道府県以外の特定都道府県にあっては、感染者が少ない都道府県があるものの、全国的に感染拡大の傾向が見られることから、地域の流行を抑制し、特に、大型連休期間における人の移動を最小化することを目的として緊急事態宣言の対象とするものであることにかんがみ、上記BKLの措置については、感染拡大防止を主眼としつつ、地域の感染状況や経済社会に与える影響等を踏まえ、都道府県知事がその実施について、判断を行うものとする”とされていることから、新潟県から新たに打ち出される方針によっては、今ほど記述した私たちの基本的考えも変更する可能性があることをご承知おき下さいませ。
posted by 国定勇人 at 10:10| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月16日

三条市の休業(営業)補償的支援策について@

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今ほど、三条市議会全員協議会を終え、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けた事業者(及び従業員)に対する三条市の休業(営業)補償的支援策などについて説明をしてまいりました。

ここで改めて、三条市の休業(営業)補償的支援策についてやや詳しく解説したいと思います。

まずは、大きな考え方として、私たちは、国の進めている新型コロナウィルス対策のうち、@雇用調整助成金、A持続化給付金の2つの政策について高く評価し、これを基軸に更に補強していく建付けとすることとしております。

それでは、なぜ私たちは、“雇用調整助成金”“持続化給付金”を高く評価するのか…

それは、これこそがまさに“休業”或いは“開店休業状態”に追い込まれた事業主と従業員双方に対する休業補償そのものだと考えるからです。

例えば、とある従業員2名(正規、非正規、アルバイトであるかを問わず…)を抱えているラーメン屋さんの場合…

開店休業状態に追い込まれると、ラーメン屋さんは従業員2名を解雇するか休ませるかの、いずれも辛い選択をすることを余儀なくされます。でも、いずれ現在の困難な状況を脱し、お客さんが戻ってくることを考えれば、極力従業員2名を解雇せず、なおかつ固定費用のうち大きな割合を占めるこの2名の従業員の人件費を極小化にまで抑え込みたいと思うはずです…

そんなとき、今回の雇用調整助成金の特例措置は本当に強い味方だと思うのです。

今回の国の措置は、休業手当(通常のお給料の6割以上を支払うことが義務化されています)の9割を国が助成してくれるだけでなく、その対象者は“雇用保険被保険者でない労働者”も含めているのですっ!

ですから、先ほども記したように、正規、非正規、アルバイトを問わず、支給されることとなるのです。

これはリーマンショックの時の同様の国の措置よりも大幅に手厚い支援策となっており、これを使わない手はありません。

ただし、事業主、つまりラーメン屋さんのご主人本人には本制度は適用になりませんが、ラーメン屋のご主人も経営主であることを考えれば、他の一般的な企業の社長さん達と同様やむを得ないことだと思いますが、そうした事情や人件費以外の固定費を勘案した事実上の営業補償的救済策がもう1つの“持続化給付金”なのです。

再び、ラーメン屋さんの場合…

開店休業状態に追い込まれたご主人は、それでも食材費、光熱水費、家賃など営業する上でどうしても必要な固定費用を支払い続けなければなりません(休業した場合でも、光熱水費の基本料金、家賃などの固定費用はどうしてもかかってしまいます)。

そんなときに、これらの固定費用に当座充当するための国の支援メニューがこの持続化給付金となります。

国は何故、これを休業補償、営業補償と言わないのか、正直理解できないところですが(せめて“休業補償的支援”“営業補償的支援”と発言すれば、随分正確にメッセージが伝わると思うのですが)、いずれにしても、三条市では、この2つの国の支援策を柱としつつ、更にこれらに着想を得て更に補強したものをパッケージにして、三条市の休業(営業)補償的支援策を取りまとめたところです。

では早速、支援策の具体的な内容を解説…

といきたいところですが、次の公務の時間が来ましたので、また次回ということで…(支援策はこちらをご覧ください)
posted by 国定勇人 at 12:55| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

これで臨みます…

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本日の三条市議会全員協議会にて、新型コロナウィルス感染症対策に関するこれまでの流れ、これからの動きを報告することとなりますが、全員協議会室の条件が私たちの定めたルールによれば、マスク着用が避けられないため、私も公式の場では初めてマスク着用で臨むこととなります。

それに伴い…

意を決して、我が家の内閣総理大臣が作ってくれたこのマスクで私は臨みたいと思います。
posted by 国定勇人 at 10:16| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月15日

三条信用金庫さんのお蔭ですっ!

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新型コロナウィルス感染症の感染拡大により影響を受けている全ての業種の小規模事業者に対する三条市独自の経済支援策が取りまとまりました。

支援内容は、一昨日発表した“市内の接客を伴う飲食店等の事業主等向けの支援”がベースとなっているのですが、今回は更に、国が支援を予定している持続化給付金を前借りする形でお渡しする仕組みを新たに創設しました。

詳細は改めて書き綴ってみたいと思いますが、これが実現できたのは、三条市の地域経済に多大なる貢献をいただいている三条信用金庫さんのご協力の賜物ですっ!

心から感謝申し上げたいと思いますっ!

取り急ぎのご報告でした(詳細は市ホームページで間もなくアップいたします)。
posted by 国定勇人 at 18:49| 新潟 | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

二元代表制

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新型コロナウィルス感染症に係る経済対策などを毎日のように打ち出しておりますが、その中には予算を伴うものが当然のことながら含まれます。

でも、こうしたものは元来、議会の議決を得てから執行しなければなりません(国会でまさに今、補正予算を審議していることからもお分かりのとおり…)。

それは二元代表制の骨格そのものと言っても過言ではないでしょう…

ただ、地方自治法では、議会を開き、審議いただく時間的余裕のないなど急を要するときに限って、首長に対し、議会の予め議決をしなくても済む専決処分が認められ、もちろんこの権限行使は慎重に行わなければなりませんが、現在の様々な対策はこの権限を行使する形で進められております。

他方、そうは言うものの、二元代表制なわけですから、議会とのコミュニケーションを取る努力を怠ってはならないとも感じております。

というわけで…

明日、市議会全員協議会を開催し、これまで講じてきた各種取組、そしてこれから進めようとしている対策などについて、説明を申し上げ、ご意見を頂戴する機会を設けたいと考えております。

この全員協議会で報告申し上げる案件のうち、拙ブログにて未だ申し上げていないものについても、機会を改めて書き綴ってみたいと思います。
posted by 国定勇人 at 11:23| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月14日

【連絡】近隣市町村と同様、市内小中学校の休校は行いません。

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今ほど、庁内の連絡調整会議を終えました。

まずは取り急ぎのご報告から…

昨日、新潟県教育委員会から“新潟県立学校については4月15日からの休校措置を講ずる”旨の連絡があり、その一報を受けての感想を拙ブログにおいても書き綴ったところですが、本日改めて確認すると、本休校措置を講ずるに至った主な動機が“電車等による通学時のリスク回避”であったことから、不特定多数が利用する公共交通機関を通学に利用することが基本的にはない市内小中学校とは状況が根本的に異なると判断し、三条市内小中学校では休校措置を講じないことを最終決定致しました。

県内の状況もほぼ全ての市町村も、私どもの判断と同様、休校措置を講ずることなく、通常通り続けることが決定されているようであります。

なお、状況が深刻化し、休校措置を講じなければならない段階に陥ることも十分に想定しなければなりません。

その際には、遠隔授業を実施することを本日の連絡調整会議で決定しました。

この内容については、また改めてご報告させていただきます。

また…

昨日知事から発せられた“繁華街の接客を伴う飲食店等への外出自粛”要請を受け、三条市では独自の休業補償的支援策を、三条市宅建協会の皆さまのご協力の下、講ずることと致しました。

拙ブログでも改めてご報告させていただきますが、もう間もなく公表する報道資料を市ホームページ等からご確認いただけると幸いです。

なお、接客を伴わない飲食店等を巡る昨今の厳しい状況に鑑み、三条市では、独自の事業継続支援策を講ずることとしております。この内容については、現在、詰めの段階に入っておりますので、まとまり次第改めてご報告させていただきます。

いずれにしても、共に乗り越えてまいりましょう!
posted by 国定勇人 at 17:17| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

やはり未だ“正しく恐れる”状況に踏み止まっていますな…

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本日午後の庁内連絡調整会議で、昨日書いた幾つかのことの方向性を決めていくので、改めて書き記していきたいと思っておりますが、昨晩から今に至るまでに私自身の耳に入ってきた情報を総括すると、三条市を含む新潟県は、感染拡大状況が新たな段階に移行しつつある局面というよりも、依然“感染確認地域”ド真ん中に位置し、依然として、“正しく恐れ”つつ、極力日常生活や社会・経済活動を維持する状況に踏み止まっていると言えそうですね。

ただ、昨日申し上げたことは、いずれにしても、“いつか”のときのために準備を進めなければならず、また多くは状況が変わらずとも実行に移さなければならないものばかりであり、そういう意味では、引き続き熟度を上げていかなければなりません。

ということで、また改めて書き記したいと思いますので、しばしお待ちをっ!

(写真は日曜日の大谷ダムの様子。上述のとおり、状況が変化しているわけではありませんので、緊急事態宣言発令地域など不要不急の外出自粛要請が発せられていない新潟県内の皆さま方などにおきましては、心身リフレッシュするためにも、正々堂々と大谷ダムを含む下田郷を訪れ、春の良き香りを満喫してくださいませ(外出自粛要請対象地域の皆さま!あと少しの辛抱です!共に乗り越えていきましょう!))
posted by 国定勇人 at 12:33| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月13日

三条市の大綱的方針決定に向けた頭の整理に関する幾つかの呟きB

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本日、幾つかの動きがあったので、それぞれに関する雑感を幾つか…

続いては、“3密(密閉、密集、密接)”に関する考え方について、新潟県知事からのメッセージが先ほど発出された模様…(全文はこちら

このメッセージの中では、“3密”に関する考え方に関し、“これまで、県民の皆様に、感染を避けるため、「密閉空間であり換気が悪い場所」、「手の届く距離に多くの人がいる場所」、「近距離での会話や発声がある場所」の3つの条件が重なる場所を避けるようお願いしてまいりましたが、ここ数日の全国的な感染拡大の状況等を踏まえ、更に、感染リスクを少しでも下げるため、3つの条件、いわゆる「3つの密(密閉、密集、密接)」のどれかに該当する場所についても、できるだけ避けていただきますようお願いいたします”と新たに整理されたところです。

これは“気を付け度合い”のハードルが一気に高くなったな…というのが正直な感想であるのと同時に、いよいよ三条市役所の勤務体制を暫定的ながらも抜本的に見直さなければいけなくなったと覚悟を新たにしたところです。

実は…

万が一、先週には、市職員に新型コロナウィルス罹患者が発生してもなお事業継続ができるように指示を出していたところですが、生煮えながらもこれを実行に移すタイミングもまた併せて到来したと考えております。

基本的には、@土日勤務、A現行執務室における在庁勤務、B別室における在庁勤務、C在宅勤務、を組み合わせることにより、全ての課室において(部分的には来訪者をお待たせする場面があるなどの市民サービスの低下が避けられない場面が発生するものの)、何とか、三条市役所の行政サービスを継続できるのではないかと踏んでいるところです(私は元々特別職という勤務時間も一切設定されない、民間企業の役員さんと同じ立場なので、これにより週7日在庁勤務生活と相成るものと思われますが、私、副市長、教育長以外の一般職の職員は現在の勤務日数、勤務時間は守られる前提での算段ですので、誤解なきように…)。

これについても、正式決定次第、皆さまにもご報告申し上げたいと思います。

(本日、県から発表されるのが接客を伴う飲食店関連のものだけだと踏んでいたので、多少面喰いました…でも、何も動きがなくイライラしたり、不安になったりするよりはよっぽど良いことだと思います。さすが、花角県知事ですな…スピードに付いていけるよう、精一杯頑張りますっ!)
posted by 国定勇人 at 19:31| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

三条市の大綱的方針決定に向けた頭の整理に関する幾つかの呟きA

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本日、幾つかの動きがあったので、それぞれに関する雑感を幾つか…

続いては、繁華街の接客を伴う飲食店等への外出自粛について、新潟県知事からのメッセージが先ほど発出された模様…(全文はこちら

このメッセージの中で、県内の繁華街の接客を伴う飲食店等への外出自粛に関し、“国の基本的対処方針の改正を踏まえ、当面の間、来県される方に限らず、県民・県内企業・団体等の皆様におかれては、「繁華街の接客を伴う飲食店等への外出を自粛」し、感染の拡大防止に取り組んでいただきますようお願いいたします”と明確に打ち出されたところです。

私たちのまちには、県内有数の繁華街“本寺小路”があります。

ものづくりのまちを支える重要な役割を果たしている当該飲食店(繁華街の接客を伴う飲食店等)を私どもとしても支えるため、現在、@緊急事態宣言発動期間である5月6日までを一定の区切りとし、A市内の接客を伴う飲食店等であって、B国による2つの財政支援措置(“雇用調整助成金”と“持続化給付金”)の要件のいずれにも該当し、かつ申請をする店等に対し、C雇用を守るための市独自の上乗せ措置を講ずるほか、D固定費用の一部に対する市独自の財政支援を講ずることを考えております。

できれば、明日にでも発効できるよう、現在精力的な調整を行っているところですので、今しばらくお待ち下さいませ。
posted by 国定勇人 at 18:54| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

三条市の大綱的方針決定に向けた頭の整理に関する幾つかの呟き@

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本日、幾つかの動きがあったので、それぞれに関する雑感を幾つか…

まずは、新潟県教育委員会が県立高校などについて、明後日15日から5月6日までの休校を決めたと発表された模様…

それに加え、県内各市町村教育委員会に対しても、同様の要請を行う方針との報道が…

いかなる判断要因があって本決定をされたのかは現段階では不明ですが、保健所を有し、感染症対策に関する一義的な責任を有する新潟県の判断ですので、三条市(及び三条市教育委員会)はこの決定に従うべきだと考えております(私たちでは知り得ない“何か”を新潟県が把握している可能性もありますしね…)。

その上で…

実は、再び休校措置が講ぜざるを得なくなるかもしれないとの予測の下、先週から遠隔教育に関する検討を進めるようにと指示を出していたところですが、生煮えながらもこれを実行に移すタイミングもまた併せて到来したと考えております。

基本的には、@始業・終業時刻にはクラス単位でウェブ等を通じた顔合わせの場を設け、児童・生徒の生活リズムを整える、A授業単元ごとのエッセンスをまとめた動画配信(youtubeなどに教科担任等が随時投稿。セキュリティを保つ必要がないので、恐らくこの方が楽だし、コストゼロ)と教科書とを組み合わせた授業展開、B分からないところはテレビ電話等で随時コミュニケーションを図る、で疑似的な学校生活を展開できると踏んでおります。

もちろん、3月と同様、就業等の事情により家庭での日中の滞在が困難な児童・生徒について、学校が預かることは続けますが、上記方法であれば、こうした預かり児童・生徒と仮想空間上の児童・生徒の両方を見据えた学校生活も可能になると思われます。

なお、殆どのご家庭にパソコンを始めとする何らかの端末はあるものと考えておりますが、一両日中に、こうした課題もクリアした上で臨まなければなりませんので、私たちも、情報政策当局も巻き込みながら、全庁的体制の中で、早急に遠隔授業体制を講じてまいりたいと考えております。
posted by 国定勇人 at 18:35| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

長期戦に備えるためには…

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何度も繰り返し申し上げますが、本日現在、三条市を含む新潟県が置かれている状況は、東京都を含む緊急事態宣言が発動されている7都県とは異なり、専門家会議の提言にもあるように、“3つの条件(密閉、密集、密接)が同時に重なる場”を徹底的に回避しつつも極力、日常生活、社会生活そして経済活動を維持することで、“社会・経済機能への影響を最小限”にすることが求められております。

つまり、“正しく恐れ”ながら、これまでどおり過ごすことが社会的には最適解とされている状況にあります(他方、東京都を含む7都県は、そもそも外出自粛が課されているため、“これまでどおり過ごす”ことを許されておりません)。

この社会的要請について、私は、@1人ひとりが身体的精神的緊張状態を長期間にわたって強いられるには限度がある、Aそれは地域社会という塊、地域経済という塊についても同様である、B新潟県を含む7都県以外の地域にあっては、いずれ7都県と同じ状態に陥った際、それを乗り切るための(個人、社会いずれも)身体的精神的余力を残しておくためにも、過度な萎縮的な制限を加えず、“正しく恐れ”ながらもこれまでどおりの活動を維持せよ、と捉えております。

したがって、私たちは、1人ひとりが、1つひとつの社会主体が、1つひとつの経済主体が、“3密”の徹底回避を始めとする“正しく恐れる”ことを実践しながらも、“意識的に”これまでどおりの生活を維持していく必要があります。

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それは花鳥風月を愛でることとて、同様のことであります。

私は、昨日、行楽シーズンを迎えつつある下田郷の様子を知りたくて、クルマを走らせましたが、“3密”を徹底回避しつつも、比較的多くの皆さまが初春の下田郷を楽しんでおられ、ホッと致しました。

ですが、やはり場所場所によっては、“3密”の徹底回避のしわ寄せが及んでいるところもあるようで…

その代表的な場所が、三条市の誇る日帰り温泉施設“いい湯らてい”。

ご覧のように、素晴らしい風光明媚なロケーションに恵まれた施設でありますが、科学的知見では危険性を指摘されていない浴場であるにも関わらず、少なからず敬遠されているようで…

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一番リスクが高いと考えられるロッカーについては利用される都度徹底的に殺菌作業を施したり、施設内レストランの席の間を2メートル程度離したりと、ただでさえ徹底的な感染症対策を施しているのですが、更に、想定利用客を遥かに下回る客足なものですから、必要以上の“3密”回避が実現してしまっております…(写真の座布団がずれていて申し訳ございません…私の座っていたところを直しもせず、写真撮影のために座を外したために生じてしまったものです…お許し下さいませ…)

この“いい湯らてい”は公共施設でありますので、三条市を含む新潟県が次の悪いステージに進んだ瞬間には閉館措置を講ずる施設でありまして、裏を返せば、本日現在においては“正しく恐れる”範囲内にあるものと捉えております。

大変残念ながら、東京都を含む7都県のほか、外出自粛を宣言されている地域にお住まいの皆さまのご利用は本日現在においても叶いませんが、県内のお客様であれば、ご利用いただけます。

長期戦に備え、心身ともにリフレッシュするためにも、選択肢の1つとしてご高配いただければ幸いです。
posted by 国定勇人 at 13:11| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月12日

本寺小路を如何にせむ…

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昨日、“接客伴う飲食店の利用自粛、全国に…”“7都府県以外も接客を伴う飲食店の利用自粛を要請できるよう対策本部で基本的対処方針を改訂した…”との報道に接し、内閣官房のホームページで改訂された“新型コロナウィルス感染症対策の基本的対処方針”を確認したところ、当該箇所については“特定都道府県以外の都道府県は、法第24条第9項に基づき、繁華街の接客を伴う飲食店等への外出自粛について、強く促す”と記述されております。

これによれば、@要請主体が三条市ではなく新潟県であること、A要請相手が店のオーナーに対してではなく“繁華街の接客を伴う飲食店等を利用する利用客”に対してであること、B法第24条第9項が“都道府県対策本部長は、当該都道府県の区域に係る新型インフルエンザ等対策を的確かつ迅速に実施するため必要があると認めるときは、公私の団体又は個人に対し、その区域に係る新型インフルエンザ等対策の実施に関し必要な協力の要請をすることができる”とされており、東京都を始めとする7都県(特定都道府県)が根拠とする法第45条第2項“特定都道府県知事は、新型インフルエンザ等緊急事態において、新型インフルエンザ等のまん延を防止し、国民の生命及び健康を保護し、並びに国民生活及び国民経済の混乱を回避するため必要があると認めるときは、新型インフルエンザ等の潜伏期間及び治癒までの期間を考慮して当該特定都道府県知事が定める期間において、(中略)政令で定める多数の者が利用する施設を管理する者又は当該施設を使用して催物を開催する者(中略)に対し、当該施設の使用の制限若しくは停止又は催物の開催の制限若しくは停止その他政令で定める措置を講ずるよう要請することができる。”による営業自粛要請とは異なる根拠によるものであること、から、第一義的には三条市が何か対策を講じなければならないものではなく、新潟県にしても今回の自粛要請により直ちに東京都等と同様の協力金等の措置を講ずる必要もないと思われるのですが…

しかしながらですね。

三条市には、本寺小路に代表される県内有数の繁華街があり、中小企業の産業集積地であるものづくりのまちを支える重要な潤滑油となっていることにも留意が必要でありまして…

新潟県からの要請内容如何によっては、私たちの独自支援策というか、救済策を講じていかなければならないかもしれないと、頭を巡らせ始めているところです…(もちろん、財政事情も勘案してという厳しい現実を前にしてということになりますが…)

もちろん、私たちが独自支援策に乗り出す際には、新型コロナウィルス感染症蔓延が収束を迎えた後に当該機能が維持されることが最大目的でなければならず、事業継続性、雇用継続性というものが極力担保される形のものにしていかなければならないものと考えております。

そして、この思考回路は、時と場合によっては、直接的な営業自粛を要請するどころか、感染拡大期においても事業継続を社会的にもとめていかなければならない業種、しかも現時点でも自粛の長期化により苦しんでいるもの(例えば、飲食業ですね…)にも援用していかなければならないわけでありまして…

少し頭を巡らせる必要があるかもしれません…

いずれにしても、私たちにもそうした考えが頭の片隅に浮上してきていることだけ、この場でお知らせさせていただきたいと思います。

誰が悪いわけでもありませんからねっ!

みんなで乗り越えていきましょう!
posted by 国定勇人 at 11:29| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月11日

今回の危機は社会変革を促すのか…

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先日、道の駅“庭園の郷保内”が重点道の駅に選定され、その選定証授与式に臨みました。

今回の選定は、同駅が子育て支援を重視した運営方針が認められたと聞いております。

花も木も充実しているこの時期でありますし、まさに“3つの条件が同時に重なる場(3密)”からは完全に解放された豊富な屋外空間を持つ施設となっておりますので、是非ともご家族で足をお運びいただければ幸いですっ!

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さて、今回の授与式には、一番の主役である駅長の姿がありませんでした。

何でも、数日前に、緊急事態宣言発令対象地域の1つである兵庫県にどうしても行かなければならない予定があり、私どもの要請を受け、現在2週間の自宅待機を余儀なくされているとのことでした…

これはこれで大変残念なことであったのですが、私が注目したのは、自宅待機後の駅長の動きであります。

俗に言うテレワークを実施して、通常業務を行っているのだとかっ!(彼女の動静はこちらのツイッターからご確認くださいませ)

今まで“責任者は現場にいるもの”という思い込みがあったのですが、今回の新型コロナウィルス感染症拡大に起因する様々な制約が、これまでの(もしかしたら盲目的に継続してきただけだったかもしれない惰性的な)商慣習の1つひとつを打ち破り、結果として、何か大きな社会変革を引き起こすのかもしれませんね…

例えば…

私どもも、職員が新型コロナウィルスに感染した場合の事業継続の考え方の整理を始めたところですが、仮に、鎌倉市長さんがご自身のツイッターで(目的は別ではありますが)示唆されている、@更なるテレワークの推進、A時差出勤、B平日勤務を土日に振り替えての出勤、を私どもの事業継続計画に積極的に盛り込むようになると、極論を申し上げれば、“仕事は平日、休みは土日”という呪縛からも解放され、職員1人ひとりにとっては“週休2日制、1日8時間勤務”を維持しつつも、市役所全体としては“平日土日問わずの開庁(或いは24時間365日オープン)”が可能となるかもしれませんし、瞬間ごとに切り出せば、登庁職員を現在の例えば半分に抑え込むことにより、職場環境の劇的な改善に繋がるかもしれません。

今こそ、“思い込みを振り払え!”を発揮すべきタイミングなのかもしれませんねっ!

新型コロナウィルスに振り回されるだけでなく、この危機を通じて“思い込みを振り払う”改善を積み重ね、この危機を乗り越えた暁には、世界一のリーズナブルな社会環境が整っていた(言い方を変えれば生産性革命を遂げてしまった)、そんな日本にしていきたいですね。

少なくとも、三条市は、それを意識した対応を図っていく覚悟で臨みますっ!

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再び、道の駅“庭園の郷保内”の話題を…

入り口付近に、紙おむつの自動販売機がこのような形で設置されています。

珍しくありませんか?

是非、お越しの際には、覗いてやってくださいませ!
posted by 国定勇人 at 13:29| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月10日

風評被害を克服せよっ!

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最近まで知らなかったのですが、デマが流れた結果、深刻な風評被害を受けているらしいという話を聞き、いつもお世話になっている“よね蔵”さんにお邪魔しました。

う〜ん…

風評被害の恐ろしさを感じました…

今なら、“3密”の懸念など、全くありませんっ!

もとより、個室が中心のお店ですので、それこそ安心してご利用いただけます。

しかも、信じられないくらいのキャンペーンまでやっております。

正しく恐れるに十分に足る範囲のお店ですので、いつも通りのご活用をっ!
posted by 国定勇人 at 10:33| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月09日

それでも“正しく”恐れるB

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さて…

ここで改めて、4月1日に政府レベルの専門家会議が取りまとめた“新型コロナウィルス感染症対策の状況分析・提言”において示された、現時点での私たち(三条市民を含む新潟県民)が取るべき行動指針について、書き起こしていきたいと思います。

花角県知事が表明されているとおり、本提言における新潟県の地域区分は“感染確認地域”です。

この“感染確認地域”において専門家会議が求めた私たちが取るべき行動指針は極めてシンプルです。

つまり、@人の集まるイベントや「3つの密(“換気の悪い密閉空間”“人が密集している”“近距離での会話や発生が行われる”という3つの条件が同時に重なった場のことをいいます)」を徹底的に回避する対策をした上で、感染拡大のリスクの低い活動については、実施する、A具体的には、屋内で50名以上が集まる集会・イベントへの参加は控えること、B感染拡大の兆しが見られた場合には、感染拡大のリスクの低い活動も含めて対応を更に検討する、の3点です(今回の提言では、この段階における屋外イベントの是非については言及すらされていませんが、この点についてはいずれの機会に書き起こしてみたいと思います)。

実にシンプルですよね?

また、「3つの密」を徹底的に回避する対策として、感染拡大段階のいずれに区分されているかを問わず、@人混みや近距離での会話、特に大きな声を出すことや歌うことを避けること、A夜間から早朝にかけて営業しているバー、ナイトクラブなど、接客を伴う飲食店業への出入り、カラオケ・ライブハウスへの出入りを控えること、Bジム、卓球など呼気が激しくなる室内運動の場面で集団感染が生じていることを踏まえた対応をすること、を求めておりますし、このうちBについては、「密」の状況が1つでもある場合には普段以上に手洗いや咳エチケットを始めとした基本的な感染症対策の徹底にも留意することを更に求めてきております。

それでもなお、シンプルですよね?

以上のことを念頭に置きながら、日常生活を送っていただく…

これが、4月9日今日時点での私たち三条市民を含む新潟県民が取るべき行動です。

こうした行動を行いやすいようにサポートするため、私たちは、“新型コロナウイルス感染症対策に係るイベント実施、施設利用等の対応方針(暫定版)”を定め、運用を続けております。

自らの行動で判断に迷いが生じたときには、私どもの対応方針も参考にしていただければ幸いです(私どもの感染症対策全般については、こちらをご覧下さいませ)。
posted by 国定勇人 at 13:56| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

三条市への進出を検討してみませんか?

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現在造成工事が進んでいる栄工業流通団地

お蔭様で、ほぼ地元企業の皆様から応募をいただき、区画の8割が既に分譲確定済となっております。

がっ!

裏を返せば、まだ2割は分譲可能な状況ですっ!

“こんな状況の中、宣伝するなっ!”とお叱りを受けそうですが、新型コロナウィルスの影響を直接聞き取りをさせていただいている限りでは、少なからずの企業経営者の皆さんは、次の次の更なる次の手を考えられている様子であります。

ということで…

そこまで先を読んだ呼びかけではありませんが、少しだけ先を見据え…

三条市への進出を検討しませんか?
posted by 国定勇人 at 10:43| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月08日

恐縮ですが…

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先ほどの長期宿泊プランの話ですが…

市外の皆様方からのご希望が殺到しているようです。

大変ありがたいのですが、7泊8日1万4千円、14泊15日2万8千円の本プランにつきましては、三条市の公金を入れての価格設定となっておりますので、お使いいただけないことをご理解くださいませ…

なお、しっかりとゾーニング等をさせていただいた上での対応をしておりますので、これまで通りのご活用につきましても、安心してお楽しみくださいませ!
posted by 国定勇人 at 17:21| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

デマに惑わされないでっ!

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一昨日、@5月6日までの間、緊急事態宣言が発令された地域(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府、兵庫県、福岡県)へは日帰りでも行かないでください、A5月6日までの間、該当地域から家族、知人等を来訪させないでください、Bやむにやまれぬ事情(就職、転勤、進学、出張帰り、里帰り出産、冠婚葬祭など)で該当地域へ行って帰って来る又は該当地域から呼び寄せた場合には、2週間の自宅待機をしてください、などを内容とするメッセージを発出したところですが、このうちBに該当する方で、家庭の事情等で自宅待機が困難な方を支援するため、三条ホテル旅館組合と三条市が連携して長期宿泊プランを提供することと致しました(関連記事はこちら)。

取組内容が非常に機微に触れるものなだけに受入れの決断には相当な悩みもあったと思いますが、そうした中でも、地域社会を守るため、苦渋の決断をしていただいた三条ホテル旅館組合様、とりわけ越前屋ホテル様、三条ロイヤルホテル様には、心から感謝を申し上げます。

本当にありがとうございました。

私たちは、苦渋の決断をしていただいた越前屋ホテル、三条ロイヤルホテルを守るためにも、少なくとも、風評被害を払しょくするための最大の努力を行っていかなければなりません。

大変残念なことに、“軽症患者を受け入れるらしいから”というデマが既に流れ、営業にも影響が出始めているとのことです。

両ホテルが軽症患者を受け入れるという事実は全くございません!

そもそも、両ホテルは平素より徹底した感染防止対策を講じておりますので、両ホテルの心意気に応えるためにも、まずはこうしたデマに惑わされることなく、いつも通りのご愛顧を両ホテルに賜ればと思います。

現在の三条市は、“3密”を徹底回避さえしていただければ、今までどおりの日常生活を行っていただいて全く構わない状況にあります。

“うがい、手洗い、咳エチケット”の基本行動を継続し、たった1つの“正しく恐れる”(=“3密”を徹底回避する)行動を取った上での日常生活を心掛けていただければと思います。

ということで…

新型コロナウィルス感染症に関して、新たなお知らせがない限り、これまでどおり、私のお昼ごはん(ラーメン屋が多くなると思いますが…)など、皆さまにとって全く役に立たない情報からまともな公務としての紹介に至るまでブログ更新してまいりたいと思いますので、宜しくお願い申し上げます(これまでの三条市の取組内容についてはこちら)。
posted by 国定勇人 at 12:47| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月07日

花でも愛でませんか?

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昨日のメッセージが話題となったのでしょうか…

本日の定例記者会見が1時間半(半分が私からの話題提供でしたが…)も要してしまい、書き込む余裕がなくなってしまいました。

本日の記者会見で申し上げた内容については、できれば今夕にでも更新できればと思います。

まずは、越前屋ホテルさん、三条ロイヤルホテルさんに感謝を申し上げ、公務に戻りたいと思います。

写真は今日の三条市内の桜の様子。花曇りが続いていて残念ではありますが、しっかり季節を味わいましょう!
posted by 国定勇人 at 11:19| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月06日

緊急事態宣言の発令が予定されている地域から三条市への来訪を予定している皆様へのお願い

新型コロナウイルスの感染状況に関して、4月3日、新潟県知事は、県内での感染拡大を回避するため、東京方面、大阪方面等感染が拡大している地域への不要不急の往来を控えること、また、転勤等により該当地域から新潟県に転入される方に対して不要不急の外出を控えることなどのメッセージを発しました。

このことを踏まえ、三条市が東京都などのように感染源の分からない感染者が急増するような状況とならないためにも、「新型コロナウイルスを三条市内に持ち込まない、持ち込ませない」という強い覚悟の下、今こそ最大限の水際対策を実施する必要があります。

<具体的なお願い事項>
〇当面、緊急事態宣言の発令が予定されている地域(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府、兵庫県、福岡県)から三条市への来訪はお控えください。
〇やむにやまれぬ事情(就職、転勤、進学、出張帰り、里帰り出産、冠婚葬祭など)により当市へ来訪した場合には、2週間の自宅待機をしてください。

緊急事態宣言がされるような状況となり、安心な地域へ移動したいとのお気持ちは十分に理解できますが、三条市を守るため、御理解、御協力をお願いします。

また、私たち三条市はものづくりのまちであり、多くの方々との仕事上の関係で成り立っていることに常日頃感謝しておりますが、現在の事態を勘案し、出張による来訪もお控えください。

感染拡大させないというお一人お一人の行動が、皆様や御家族、地域を守ることにつながります。御理解と御協力を賜りますよう重ねてお願いします。



以上が、当市の連絡調整会議に諮った上での、緊急事態宣言の発令が予定されている地域から三条市への来訪を予定している皆様に対する本日発出した私からのメッセージであります(後ほど、市ホームページでも更新させていただきます)。

何卒、宜しくお願い申し上げます(本メッセージの内容をスムーズに実施するための補強対策については、明日改めて発表させていただきます)
posted by 国定勇人 at 19:45| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

市民の皆さまへのお願い

新型コロナウイルスの感染状況に関して、4月3日、新潟県知事は、県内での感染拡大を回避するため、東京方面、大阪方面等感染が拡大している地域への不要不急の往来を控えること、また、転勤等により該当地域から新潟県に転入される方に対して不要不急の外出を控えることなどのメッセージを発しました。

このことを踏まえ、三条市が東京都などのように感染源の分からない感染者が急増するような状況とならないためにも、「新型コロナウイルスを三条市内に持ち込まない、持ち込ませない」という強い覚悟の下、今こそ最大限の水際対策を実施する必要があります。

<具体的なお願い事項>
〇当面、緊急事態宣言の発令が予定されている地域(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府、兵庫県、福岡県)へは日帰りでも行かないでください。
〇当面、該当地域から家族、知人等を来訪させないでください。
〇やむにやまれぬ事情(就職、転勤、進学、出張帰り、里帰り出産、冠婚葬祭など)で該当地域へ行って帰って来る又は該当地域から呼び寄せた場合には、2週間の自宅待機をしてください。

三条市は大都市とは違い、住民同士、顔と顔の分かる関係が色濃く残っています。そうであるからこそ、万が一、あなたの行動によって感染が拡大した場合には、そのような関係性をも壊しかねない事態となります。季節柄、大学入学等で東京暮らしを始めたお子さんに会いに行きたい、安全な地域に呼び戻したいなどといったお気持ちは十分に理解できますが、私たちの暮らしを守るため、御理解、御協力をお願いします。

他方、里帰り出産や冠婚葬祭など、やむにやまれぬ事情で三条市に帰らざるを得ない場合は、2週間の自宅待機をお願いしておりますが、周辺の皆様におかれましても、そうした事情をくんでいただき、自宅待機の2週間経過後は温かい目で迎えてくださるようお願いします。

引き続き、「密閉空間であり換気が悪い」、「手の届く距離に多くの人がいる」、「近距離で会話や発声がある」の3つの条件が同時に重なる場を避けていただく、こまめな手洗い、うがい、咳エチケットを徹底するなど、個人でできる感染予防対策もお願いします。

感染拡大させないというお一人お一人の行動が、皆様や御家族、地域を守ることにつながります。御理解と御協力を賜りますよう重ねてお願いします。



以上が、当市の連絡調整会議に諮った上での、市民の皆さま方に対する本日発出した私からのメッセージであります(後ほど、市ホームページでも更新させていただきます)。

何卒、宜しくお願い申し上げます(本メッセージの内容をスムーズに実施するための補強対策については、明日改めて発表させていただきます)
posted by 国定勇人 at 19:37| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

水際対策をいかにせむ…

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報道によると、政府が早晩、感染拡大警戒地域などを対象とした緊急事態宣言を発令するとのこと…

緊急事態宣言を発令すること自体は然るべき措置と考えますが、発令対象外の地域の首長として、最も恐れるのは、“宣言が発令される前に、少しでも安全なところに避難しよう”と考え、行動することが続出するということです。

あたかも、500万人もの武漢市民が都市封鎖前に武漢市を逃れたように…

そして、このことは同時に、三条市を含む発令対象外の地域が、こうした人々の“意図せぬ”移動により、今まで以上に感染拡大リスクを上昇させることに繋がるということを意味します(いみじくも武漢市を逃れた武漢市民などによって、感染が中国全土に拡大したという事実が私たちに示しているように…)。

今の緊急事態宣言が発令されている地域は、小池都知事が“リンク(感染経路)が追えない数が増えているのが大きなポイント。(感染拡大は)新たな段階に入った”と発言されているとおり、誰が罹患しているのかが分からない状況にあると捉えるべきです。

こうした状況にあるこの瞬間においては、一昨日花角県知事が出されたメッセージにあるように、三条市民の生活を守るため、これまで多くの市民の皆さまの理性的で冷静な判断により少なくともギリギリ維持されてきた社会・経済活動を守るため(このことは我が国全体が長期戦を乗り越えるためには大切なことです。詳細は避けますが、感染拡大段階に応じた対策を講ずることが大切ということです)、東京を始めとする感染拡大警戒地域のように外出自粛を講ぜざるを得ない状況を作らないようにするため(くどいようですが、現在の新潟県は我が国全体が長期戦を乗り越えるためにも敢えて外出自粛に踏み込んでいないのだと思います)、@東京都や大阪府など感染拡大警戒地域から何人たりとも三条市に入れないこと、A已むに已まれぬ事情があって三条に来訪(又は往来)する場合には、2週間の隔離を徹底させること、を柱とする水際対策の徹底が鉄則です。

こうしたことを基本とした三条市長としてのメッセージを本日中に出したいと思っておりますし、それが少しでも実効力を持てるようにするための新たな措置を講ずるべく、検討に入ったところです。

環境が整い次第、拙ブログでも改めて発表していきたいと思いますので、宜しくお願い申し上げます。
posted by 国定勇人 at 12:49| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月05日

着けるべきか着けないべきか、それが問題だ

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家内が作ってくれたマスク。

マスク装着に関する科学的合理性云々を論ずる前に…

このマスクを装着する心理的な壁をいかに克服するか…

感謝の念を抱きつつも、悩みは深まります…

少なくとも、T(時間)P(場所)O(場合)については、十分な検討が必要かと…

でもどうなのかしら?

三条市長が初めて公の場で装着するマスクがこれであることで、これを観た方々の心にフッと和らぎ(苦笑交じりのではあるかもしれませんが…)が沸くのかしら…

ん…

やはり、悩みは増すばかり…

処理しなければならない課題が時々刻々と変化するにあって、大きな宿題を抱えてしまいました…

でも、お蔭で心が落ち着いたかもっ!
posted by 国定勇人 at 10:10| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月04日

花角県知事から私たち新潟県民へのお願い

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昨日、三条市を含む新潟県内での新型コロナウィルス対策に関して法令上における一義的な責任を有し、かつ陣頭指揮をも執っている花角県知事から、私たち新潟県民(及び関係住民)に対し、日常生活における一定の制約内容を含むメッセージが次のとおり公表されたので、まずはご一読いただければと思います(さほど長くはありません)。



新型コロナウイルス感染症に関し、政府は、3月28日に決定した「基本的対処方針」において、海外から帰国された方々に対し、2週間の外出自粛の要請等の必要な対策を講じるとしております。
また、国内においても、この数日で、首都圏等において感染源の分からない感染者数が急増するなど、深刻な状況が続いております。
引き続き、東京方面、大阪方面等感染が拡大している地域への不要不急の往来は控えていただくよう、あらためてお願いいたします。

加えて、東京都をはじめ、感染が拡大している地域から本県に帰省される方や、転勤等により転入される方については、同様に2週間程度、不要不急の外出を控えていただくようお願いいたします。

また、帰省・転入される方をはじめ、ご家族等同居されている方々は、ご自身の健康観察を徹底していただき、少しでも体調に不安を感じた際には、外出を控えていただき、速やかに「帰国者・接触者相談センター」にご相談くださるようお願いいたします。

県内では、感染が一定程度に収まっているとはいえ、本日、県内で新たに3名の感染が確認されたところであり、なお、予断を許さない状況が続いております。

このため、先日も申し上げましたが、県民の皆様におかれては、引き続き、「密閉空間であり換気が悪い」、「手の届く距離に多くの人がいる」、「近距離で会話や発声がある」の3つの条件が重なる場所を避ける行動を心がけるようお願いいたします。

これから県内も陽気の良い季節に向かい、例年ならお花見など様々なお出掛けの機会が多くなる時期となりますが、人混みへの外出はできるだけ控えるなど、慎重な行動を心がけていただくようお願いいたします。

引き続き、手洗い、咳エチケットなど個人での感染予防の徹底をお願いいたします。



このメッセージについて、少し感想を申し述べさせていただきますと、“感染確認地域”に踏みとどまっている新潟県が“感染拡大警戒地域”に状況を悪化させないために最優先に取り組まなければならないのは、感染が爆発的に拡大している諸外国、そして既に“感染拡大警戒地域”に至ってしまっている東京都、神奈川県、大阪府、福岡県との往来を徹底的に避けることであり、特に、首都圏との交通が至便な地理的特性、転入転出が最も活発化する年度の変わり目という時期を鑑みれば、このタイミングにおいて、@新潟県民に対するこれらの地域への不要不急の往来自粛、A当該地域からの来訪者に対する2週間程度の不要不急の外出自粛、を要請されたことは、極めて時宜に適っているものであり、私ども基礎自治体の立場からもこの趣旨に沿った形で対応していかなければならないものと考えております。

三条市と致しましても、この趣旨に沿った対応(職員向けへの公務における往来禁止、公共施設における利用停止措置)を既に講じているところでありますが、“感染拡大警戒地域”としてこれまで指定してきた東京都、福井県、熊本市のほか、本日の報道で明らかとなった神奈川県、大阪府、福岡県を新たに追加することと致しました。

また、県民に対する要請も、“感染確認地域”段階である状況下、萎縮を促すような要請とならないような配慮がなされた、県内における感染症対策と社会・経済活動のギリギリのバランスを考えた結果としての内容となっているものと捉えております。

この点についても、基本的には、これまでの三条市の取ってきた措置と大きな乖離はありませんが、メッセージにある“これから県内も陽気の良い季節に向かい、例年ならお花見など様々なお出掛けの機会が多くなる時期となりますが、人混みへの外出はできるだけ控えるなど、慎重な行動を心がけていただくようお願いいたします”との表現について、私どもの対応方針では未だ整理が不十分なままになっている屋外におけるイベントの取扱いに検討を加えていく際、十分に咀嚼をしなければならないとの感じているところです。

いずれにしても、総理が発言されているとおり、今般の新型コロナウィルスとの戦いが長期的なものとなるものと見込まれる中、私たち1人ひとりの生活レベルについては心身ともに長期戦に耐えうるよう、社会・経済レベルについても極力ダメージを避け持久戦で落伍する者が生まれぬよう、感染段階のそれぞれに応じた適切な行動が求められることとなります。

私たちは今、“感染確認地域”段階にあります。

このことは即ち、“感染拡大警戒地域”段階に陥った際に、その期間がいかに長くなっても乗り越えていくだけの“体力”を温存するためにも、“感染確認地域”段階に合った適切な対応を行うことが求められていることを意味します(このことは私が申し上げているのではなく、専門家会議の助言を得て対策を練る厚生労働省を始めとする政府、最前線で陣頭指揮を執る都道府県など、感染症対策に責任を持つ立場の組織機関が解釈の余地が殆どない文書の形を以って、私たち国民に示しております)。

例えば…

私たちの今は、東京など“感染拡大警戒地域”における外出自粛を強く求められる段階ではありません。他方で、知事が求めているように、“3つの条件が同時に重なる場”を徹底的に避けるべき段階であり、例えば、屋内で50人以上が集まる場は避けるべき段階です。

こうした“正しく恐れ、行動する”が何よりも肝要な時期が今最も求められることであると痛切に感じています。

私たちは、理性的、合理的に判断、行動ができる地域社会で生活をしております。

今こそ、その矜持を持ち、人間のみが有するこうした力を発揮していくべき時期です。

共に乗り越えていきましょう!

(一個人としても、一介の市長としても、新潟県が早晩“感染未確認地域”にレベルが下がることを強く期待したいと思いますが、その日が訪れた際には、“感染未確認地域”段階に相応しい県民のあるべき姿について、昨日のような知事メッセージが発表されればいいなぁ…と強く願っております)
posted by 国定勇人 at 16:02| 新潟 | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月03日

各種運営体制の策定・変更を行いました。

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いわゆる専門家会議による“新型コロナウィルス感染症対策の状況分析・提言(4月1日)”、文部科学省による“令和2年度における小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校における教育活動の再開等について(通知)(3月24日)”“「U.新型コロナウイルス感染症に対応した臨時休業の実施に関するガイドライン」の改訂について(通知)(4月1日)”の発出を受け、先ほど、新型コロナウィルス感染症対策連絡調整会議を開催し、新型コロナウィルス感染症に係る、@新学期からの学校運営・管理体制の策定、Aイベント実施、施設利用等の対応方針(暫定版)の変更、を行いました。

その概要については、市ホームページに随時更新していくこととなりますので、こちらをご確認くださいませ。

私の方からは来週に入ってから解説していきたいと思いますが、本日の燕市における罹患者発生を受け、取り急ぎお伝えすべき点のみ、ここに書き記したいと思います。

4月1日の専門家会議では、感染拡大段階の地域区分を都道府県単位とすることが明示されました。

これを受け、これまで市レベルとしていた私どもの整理も、新潟県が置かれている地域区分に変更することと致しました。

現在の新潟県の置かれている地域区分は“感染確認地域”(3段階区分の中間段階)であり、これは本日の燕市における新たな発生発表を受けても、依然として“感染確認地域”のままであることから、今回の新潟県の発表によって、基本的な考え方が変更することはありません(但し、今回の提言では、新たな対応が求められていることから、その点については運用の変更を行っております。この点については、市ホームページをご覧下さいませ)。

続きまして、本日の燕市における新たな発生発表が新学期からの授業再開に与える影響についてです。

これもまた、本日決定した“新学期からの学校運営・管理体制”を改めて市ホームページ等に記載するほか、保護者の皆さまには週明けの授業再開後に取りまとめたペーパー等を通じてお知らせしてまいりますが、専門家会議による提言や文部科学省によるガイドラインでは、@休校の是非の検討に入るトリガーは児童生徒や教職員の罹患により生ずること、Aその地域範囲は生活圏(三条市では広くても学園単位)によるものであること、から、予定どおりの日程で始業式、入学式を行い、授業を再開致します。保育所についても同様です。

授業再開に向けた、“3つの条件が同時に重なる場”を徹底的に避けるための対策等については、先ほど申し述べた方法により、保護者の皆さまにお伝えしてまいりますが、拙ブログでも、取り急ぎお伝えさせていただきました。

以上、宜しくお願い申し上げます。
posted by 国定勇人 at 18:41| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

こうしたところにも地産地消!

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お隣の燕市で新型コロナウィルス感染症の陽性反応が確認された旨、発表されました。

本件によって三条市の対応が変わることはありませんが、これまで同様、“うがい、手洗い、咳エチケット”の徹底をお願い申し上げます。

また、三条市職員に対し、公務における東京都とのいかなる往来(先方からの来訪も当然のことながら含む)も禁じているほか、プライベートでも、本来はもとよりご家族や知人等も含めた東京との往来(むろん、先方からの来訪も含みます)の自粛要請を講じているところですが、この趣旨を改めてご勘案いただき、地域社会が引き続きこの状態が維持できるようにするため、市民一人ひとりの賢明なる判断をお願いしたいと思います(大切なことを申し忘れました。法制上、感染症対策において陣頭指揮を執ることとなる花角県知事も東京との往来について“慎重に判断してほしい。できれば控えてほしい”と呼び掛けております)。

閑話休題。

今春開校したばかりの三条看護・医療・歯科衛生専門学校ですが、校舎内を歩いてみると、ものづくりのまちとしての関りが随所に見られます。

例えば、こちらの教室のサイン表示。

これもまた、三条市内の企業が製作したものです。

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こちらも何気ない施設内案内板に見えますが…

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この留め具は、20年に一度の式年遷宮において伊勢神宮に独占的にお納めしている三条の鍛冶職人が作った和釘を用いているのですっ!

といったように、随所に地場産業との連携、拘りが表れているのですが、惜しむらくは、既に、これらを見ることができるのは教職員や学生など、学校関係者のみであること…

せめて写真でも…と思い、掲載させていただきましたっ!
posted by 国定勇人 at 12:31| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月02日

申し訳ございません…

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今ほど、庁内の新型コロナウィルス感染症対策連絡調整会議を終えたのですが、昨日の専門家会議の内容を三条市の対策に落とし切ることができず、明日になってしまいます。

大変申し訳ございません…

しっかりと整理しきったものを打ち出したいので、今しばらくお待ちくださいませ…
posted by 国定勇人 at 16:44| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

読込み中…

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昨日、新型コロナウィルス感染症対策専門家会議が新たな提言を発表しました。

これまでの提言に加え、本提言をも踏まえ、三条市でも午後に連絡調整会議を開催し、これまでの方針を適宜修正していく予定です。

ちなみに…

ワイドショーを始め、色々なことが紹介されていますが、それらの情報源から情報を拾い集めるよりも、僅か12ページにしか過ぎない本提言を正しく読み解く方が遥かに合理的ですし、効率的であると、個人的には思います(できれば過去の2つの提言も!)(こちらがリンク先になります)。

極めてロジカルに文章が構成されておりますので(基本的には読み手によって解釈が異なるような曖昧な文章表現はありません)、是非ともご一読いただければと思います。

それが、正しく恐れ、適切な行動を取る第一歩だと思います。
posted by 国定勇人 at 12:40| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月01日

閲覧注意!

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本年度開校する“三条看護・医療・歯科衛生専門学校”。

“三条市の若年層の人口流出の緩和”と“県央2次医療圏内の看護師等の不足”を一挙に解決しようと、公設民営の形で開校にまで漕ぎつけることができました。

ということで、私どもからも若干の施設案内を…

なお、途中、刺激の強い写真が出てまいりますので、苦手な方はこの辺でお引き取り下さいませ…

充実しているなぁ…とつくづく感じるのは実習機能っ!

こちらは医療事務の学生さんが訓練を重ねる病院・医院の受付を再現したもの。

どこをどう眺めてもいつも通っているかかりつけ医の受付ですよね。

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こちらは、看護師さんが訓練を重ねる病室を再現したもの。

誰がいつ眺めても、いわゆる病室ですよね。

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時代だな…と感じるのはこちらの実習室。

訪問看護の実習室となっていて、家が再現されています。

どのように使うのかは分かりませんが、和室には床の間まで再現されているんですよっ!

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そして極め付けが歯科衛生士さんが訓練を重ねる実習室。

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もはやホラーですよね…

でも、ここまで本格的に訓練を積み重ね、世に送り出されているんだと実感ができて、何だか安心しました。

さぁ、若き第1期生の皆さんっ!

皆さんが卒業する年に、病床数400床を誇る県央基幹病院が開院しますっ!

そこも、皆さんが活躍する有力候補と胸に秘め、専門学校のキャンパスライフの第一歩を踏み出して下さいませっ!
posted by 国定勇人 at 15:14| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

令和2年度スタート!

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新規採用職員辞令交付式や異動辞令交付式などなど、それぞれの組織を再起動させるための儀式を終え、また、本年度最初の部課長会議、庁議を終え、ようやく執務室の椅子に落ち着いたところです。

昨年度に引き続き、本年度もどうか宜しくお願い申し上げます。

惜しむらくは、昨日まで東京(中央省庁)で勤務し、本日から無事に市役所に戻ることが決まっている職員を三条に戻すことができず、引き続き、小池都知事が線引きしている4月12日まで東京に留め置かざるを得ないこと…

自ら決めたこと(本件に関する拙ブログはこちら)とはいえ、沸き起こる感情を根っこから立つことができませんが、感染爆発の重大局面を迎えている東京からの水際対策を徹底させることが三条を守ることであること、三条の社会・経済活動に大きな影響を与えないための最善の選択であるものであることと冷静に合理的に判断し、そうした感情を抑え込みたいと思います。

私たち三条市が置かれている局面(現在、市内に在住、在勤する人に感染の疑いのある人はいないという状況)では、まず第一に、“うがい、手洗い、咳エチケット”という基本に忠実な自己防衛策の徹底、第二に、いわゆる“3つの条件が同時に重なる場”には近付かないこと、の2点を私たち1人ひとりが心掛けることです。

その上で、社会・経済活動を極力維持していくよう、努めていきましょうっ!

(写真は、昨日の厚生福祉会館前の様子。桜が咲き始めました。三条にも春が来ましたっ!今年は少雪暖冬でしたが、長く厳しい冬も必ず終わりを迎え、暖かい春が訪れますっ!過度に委縮することなく、気分転換しながら、一緒に乗り越えていきましょう!)



三条市では、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の3月19日の提言を踏まえ、都道府県知事が外出の自粛要請を行うなどし、専門家会議の提言に基づく「感染が急速に広まりそうな局面」に該当すると考えられる「地域」の方々について「その危機を乗り越えられるまでの期間に限って」市内の公共施設の利用を許可しないこととしました(関連記事はこちら)。

現在の該当地域(期間)は東京都(4月12日まで)でございます。ご協力のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。
posted by 国定勇人 at 12:17| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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