2020年05月29日

感謝の気持ち

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昨日、第一波最後となるメッセージを発出しました。

最後までお読みいただければ幸いです。



5月25日に全ての都道府県において緊急事態の解除が宣言されました。

これまで多くの皆様の御努力によって三条市民に新型コロナウイルスに感染された方は確認されておらず、不要不急の外出の自粛や学校の臨時休業、公共施設の利用中止、イベント等の開催中止など、感染拡大防止の取組にそれぞれのお立場から御協力いただいたことに心から感謝を申し上げます。

また、市内の事業者の皆様におかれましては、三条市は、日本各地の取引先の方々との関係で成り立っているものづくりのまちであるにもかかわらず、約2か月間にわたってそうした方々との直接の面会を控えられるなど、多大なる御協力をいただきました。重ねて深く感謝を申し上げます。

全国の取引先の皆様におかれましても、私からのお願いをお聞き届けくださり、当地への訪問をお控えいただいたことに心から感謝を申し上げます。

この間、大変な御不便をおかけしたことについて、何卒御寛恕くださいますようお願いいたしますとともに、引き続きの末永いお付き合いを賜りますよう、お願い申し上げます。

なお、三条市では、これまで事業者の皆様をお支えするため、各種の支援策を実施してまいりましたが、時々刻々と変化する事態に合わせ、引き続き切れ目のない支援を実施してまいりますので、お気軽に次の窓口に御相談くださるようお願いいたします。【三条市商工課 電話0256-34-5610】

政府が緊急事態の解除を宣言したことを受け、今後につきましては、人との距離の確保や手洗い、各業界団体が示した業種別ガイドラインに基づく感染拡大防止のための取組など、「新しい生活様式」を実践しながら、皆様におかれましては、意識的に日々の生活や社会経済活動を以前の状態に戻していっていただければと思います。

三条市といたしましても、引き続き国や県と連携しながら、感染拡大の防止と私たちの日々の生活や社会経済活動の両立に向けた対策に取り組んでまいりますので御理解と御協力をお願いします。
posted by 国定勇人 at 11:58| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月27日

予断を許しませんな…

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緊急事態宣言は解除され、今日にでも新潟県の新たな方針が打ち出されるようです。

私たちも、新潟県の新たな方針を受けて、明日、必要な対応をしていく予定です。

が…

新型コロナウィルス感染症拡大による市内経済への影響を私自身が感じ取る必要もあることから、この第一波ともいうべき期間中に様々な分野の事業所さんなどにお邪魔して直接状況を伺っているのですが、一言で申し上げると、経営者の皆さまはそれぞれ処方箋を念頭に持ちながら必死の舵取りを続けている状況ですが、時々刻々と事態は変化しており、まだまだ予断を許さない局面を脱し切れておりません。

私たちもその空気の変化を敏感に感じながら、切れ目ない支援を続けてまいりたいと思っております。

posted by 国定勇人 at 12:11| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月26日

ものづくりで社会に貢献する。

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少々旧聞に属する話題となってしまいましたが…

先日の記者会見で“新型コロナウイルス感染防止グッズ開発官民合同プロジェクト ”の進捗状況を報告し、各社さんからそれぞれ発表して頂いたのですが、お蔭様で新聞やテレビなどでも取り上げていただき、それぞれ反響があったようです。

これは本当に嬉しいことです。

江戸時代、石田心学を開いた石田梅岩は“真の商人は先も立ち、我も立つことを思うなり”と説いたのですが、私もこの主張に共感を覚える1人です。

経済活動を通じて社会に貢献できることはたくさんあります。

困難に直面したとき、その困難を克服するために人々が欲するものを生み出し、市場に製品を送り、経済取引を通じて困っている方々の手元に届ける。

そういう形で、困難に陥っている方の困りごとを解決することに貢献する。

これはもう立派な社会貢献です。

今回のプロジェクトはこうした物事の流れ、考え方を具現化したものであり、社会的意義は本当に大きいと思いますし、今回の記者会見をきっかけに新たな経済活動が生まれたのであれば、全く以って本望なことであります。

今回ご紹介した商品はどれも“新しい生活様式”には必須のものばかり!

行政や企業の皆さん、是非ともご一考いただければ幸いです。

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昨晩、緊急事態宣言は解除されましたが、それを受けての新潟県の対応は明日決定される見込みです。

従いまして、私たちの新たな対応方針も明日以降になりますので、宜しくお願い申し上げます。
posted by 国定勇人 at 16:04| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月25日

いつもの法則に…

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ちょっとスケジュールコントロールができなかくなっており、書きたいことはあれども、書き込む時間がない…といういつもの法則に陥りつつあります。

ということで、小学校の様子も書き込めず…

しばしお待ちを…
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2020年05月22日

私たちの日常生活について(解説)

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私たち自身の日常生活について、今月17日に発出した私からのメッセージでは、“三条市内はもとより新潟県内における日々の生活や社会経済活動については、「新しい生活様式」を実践しながら、以前と同様の形で再開してください”とし、中でも具体的なイメージが沸きづらい“新しい生活様式”について、“県内における日常生活については、家族や同僚、親しい友人などとの市内における飲食はもとより県内の観光地への旅行などについても、他グループとの間の3密回避の徹底のほか、人との距離の確保やマスクの着用、手洗い、咳エチケットの徹底といった個人の感染予防策など、「新しい生活様式」を実践しながら、以前と同様の形で再開してください”と踏み込む形で、同僚や親しい友人同士であれば、家族との関係と同様のレベルで日常生活を過ごしていただいて構いませんと宣言することとしました。

これにより、例えば、同僚や親しい友人同士で飲食を共にする、県内旅行するといった場面でも、@他のグループとの間での3密回避を徹底する、A個人レベルで既に行っていただいている、うがい、手洗い、咳エチケットといった感染予防策を継続する、ということさえ守っていただければ、それこそ家族と同様、例えば飲食の場面でも、横並びに座る、同一グループ内にも関わらず2m間隔を維持するといった“不自然な”形態をとることなく、自然体で過ごすことができるようになります。

但し、こうした自由な振舞いを維持していくためにも、@当面の間、直近2週間程度のお互いの行動を把握し合っている人たち同士だけでのみ、今ほど申し上げた“家族同様”の自然な形態で過ごすようにして下さい(先ほどのメッセージの中では、その分かりやすく、こうした分類のグループを“同僚、親しい友人など”と表現させていただきました)。

また、飲食店を利用する際には、入店する際に手指消毒だけは徹底するよう心掛けて下さい(この辺については、拙ブログで若干解説しておりますので、こちらをご覧下さい)。

それでもなお、“どの店が「新しい生活様式」に合致しているのか分からない…”と迷う方も少なからずいらっしゃると思います。

そうした方は是非、こちらのサイトの“#三条エール飯@ミセ”“#三条エール飯@ソト”をご覧下さいませ。

私たちが示したお店側が守るべき“新しい生活様式”の基準に合致したと判断した飲食店さんのみを掲載しておりますのでっ!

というわけで、私たち自身の日常生活は元に戻していきましょう!

(最後に、飲食店の皆さまへ。市民の皆さまに安心していただけるようにするためにも、“#三条エール飯プラス”プロジェクトに参加しませんか?適合基準、参加方法はこちらをご覧下さいませ)
posted by 国定勇人 at 12:49| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月21日

屋内運動施設の一部再開について

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本日もまた、時間がないため、簡潔に…

本日より、屋内運動施設の一部を再開します。

なお、有識者会議による提言等で利用自粛対象施設として引き続き具体的に挙げられているトレーニング室などは再開を留保させていただいております。

また、施設利用やイベント開催に関する基本的考え方も、有識者会議による提言等が更新されたことに併せ、再整理させていただきました。

いずれも、市HPでご確認いただければ幸いです。

ご理解、ご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。
posted by 国定勇人 at 13:20| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月20日

昨夜の大雨について

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今日もまた、時間がないので、雑感を…

まずは昨晩の大雨について…

昨晩の雨量は三条市の非常配備基準の0.5次配備程度のものだったのですが、それにも関わらず、冠水対策として雨水貯留槽を整備したエリアで冠水したようなのです(関連記事はこちら)。

これは看過できない事案ですので、建設部局が現在、冠水に至った原因を調査しているところです。

次に感謝を…

こちらにご覧いただければお分かりのとおり、燕三条駅における乗降者数は抑制されたままとなっております。

これは、市民の皆さま、市内企業の皆さまの不断の努力のお蔭そのものであります。

心から感謝申し上げます。

本当にありがとうございます。

全国の非常事態宣言が解除されるまで、もう暫くの間、ご理解、ご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
posted by 国定勇人 at 12:34| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月19日

思案中…

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時間がないので、短めに…

感染症対策に関する権限を一切持ち合わせていない三条市でありますが、“新しい生活様式”に対する三条市としての基本的考えを整理するに当たり、少し悩んでおりまして…(とはいえ、何となく結論には達しているのですが…)

新潟県の現在の状況を俯瞰すると、@新型コロナウィルスは県外(感染拡大地域)からやって来る、Aこのため、感染者が発生すれば、クラスター対策を講ずれば、感染拡大を抑えることができる、という3月上旬に似た状況に落ち着きつつあると思うのですね。

こうした場面では、感染リスクを軽減するための“新しい生活様式”はもちろん取り入れなければなりませんが、その取入れ度合いは東京並みにまで高める必要が本当にあるのかどうかという点については、もう少し議論があっていいのではないかと思っております。

何故そんなことを言い始めているのかといえば、信頼できる複数の人から構成されるグループを家族しか認めないようなレベル(≒外出自粛)が本当に今の新潟県に相応しいのか、2メートル以上の間隔が確保されてもなおマスク着用を求めることが今の新潟県に必要なのか、といった要求水準と先ほど申し上げた新潟県における実態とに乖離があるような気がしてならないからです。

少なくとも、三条市では、この乖離が少しでもなくなるような運用を導入していきたいと思っております。

そうでなければ、社会・経済活動との両立は実現できないと思っておりますので…
posted by 国定勇人 at 12:42| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月18日

県外との往来自粛に関する私からのメッセージ(解説)

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昨日、私から発出したメッセージについて、幾つか解説を加えていきたいと思います。

まずは、県外との往来自粛について…

先日の拙ブログを読み返していただければありがたいと切に願っているが、昨日発出したメッセージのうち、県外との往来自粛に関する場所が最重点ポイント、いわゆる一丁目一番地であります。

何とか、国内における緊急事態宣言が全て解除されるその日が訪れるまで、厳に県外との往来を控えていただきたいと思います。

このお願いについて、市内企業の経営者の皆さんから、“「県知事からのメッセージ」「市長からのメッセージ」で県外との往来自粛について明記されていたのはありがたい。自分たちの出張はもちろんのこと、取引先から訪問したい旨連絡を受けても、本来であれば断りづらい中、これらのメッセージに取引先であっても県外からの来訪不可が打ち出されているので、これを言い訳に使いやすいんだ”というお話をこれまで何度か伺いました。

そうです!

このメッセージは、そのようにも使っていただきたいのですっ!

最後に改めて転記しますので、是非是非ご活用くださいませ。

それから…

市内企業の経営者の皆さんとお話をしていてもう1つ驚いたのが上手くweb会議を取り入れていることっ!

個人的には“そうは言ってもものづくり企業が多いので、試作品や新商品などを手にしながら打合せしないと上手く話が進まないのではないか…”と懸念していたのですが、そんな疑問をWEB会議を既に取り入れている社長さん方にぶつけると、“そんなのわけないさ。事前に送付しておけばいいのだから!実際に営業が行くよりも全体経費も浮くし、こうした状況だから、お互い何となく事情が分かっているし、あまり支障は感じないな…もしかしたら、これが新しい商習慣になるかもよ!”との返答をされる方も少なからずいらっしゃって、却って恐縮する始末であります。

もちろん、これで全てが解決するわけもなく、我慢に我慢を重ねているというのがまだまだ多数を占める状況なのではないか…とも思いますが、それでも直接意見交換してきた中で少なからずの経営者の皆さんがこうした環境に適合していこうとする発言をしてきたのもまた事実でありまして、何を申し上げたいかというと、私たちのまちの柔軟性、強靱力は私自身の想像を遥かに超えていたということと、こうした芽生え始めた新しい商習慣を市内企業全体が取り入れていくことができれば、県外との往来自粛要請解除後も、よりタフな経営基盤を確立することができるのではないか、それが新たな時代におけるものづくりのまち全体としての持続可能性を手に入れることにも繋がるのではないかということなのです。

取り入れるべきところは巧みに取り入れながら、この環境を共に乗り越えていきましょう!

それでは、改めて、本日解説した部分を抜粋したいと思います(全文はこちら)。




<具体的なお願い事項(その1)>
〇新潟県外には、仕事のための出張を含め、日帰りでも行かないでください。
〇新潟県外から家族、知人、仕事上の取引先等を来訪させないでください。
〇やむにやまれぬ事情(※1)で特定警戒都道府県(※2)へ行って帰って来た方、特定警戒都道府県から帰省した方は、2週間の自宅待機をしてください。


緊急事態宣言の解除を受け、早速ゴールデンウィーク中に我慢していたことなどをやりたいというお気持ちは十分理解できますが、控えていた県外ヘの旅行や大学に進学したお子さんの県外からの帰省などの結果、感染が拡大してしまっては、これまでの皆様の努力が無駄になります。そのような事態にならないよう、国内における緊急事態宣言が全て解除されるまでの間は、県外へは日帰りでも行かない、県外から家族、知人等を来訪させないといったこれまでと同様の対応を継続されるようお願いします。

また、里帰り出産や冠婚葬祭など、やむにやまれぬ事情で特定警戒都道府県から三条市に帰らざるを得ない場合は、2週間の自宅待機をお願いいたします。

三条市はものづくりのまちであり、日本各地の取引先の方々との関係で成り立っているにもかかわらず、これまで往来を控えていただいたことに感謝しておりますし、この度の緊急事態宣言の解除を受けてそうした方々との交流を速やかに再開させたいというお気持ちは十分理解できますが、ウェブ会議などの手法を御活用いただきながら、国内における緊急事態宣言が全て解除されるまでの間は、県外への出張をしない、県外から取引先等を来訪させないなど、これまでと同様の対応を継続されるようお願いします。

なお、三条市としては、県をまたいだ移動の状況を把握するための目安として燕三条駅における上越新幹線の乗降者数を独自に調査しており、この数値に大幅な増加傾向が確認された場合などには、何らかの形で皆様に注意喚起を行ってまいりたいと考えております。

※1 就職、転勤、進学、出張帰り、里帰り出産、冠婚葬祭など
※2 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、北海道、京都府、大阪府、兵庫県(5/17現在)
posted by 国定勇人 at 12:53| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月17日

新潟県の緊急事態宣言解除を受けての市民の皆さま等へのお願い

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一昨日、新潟県の緊急事態宣言が解除されましたが、これを受けての市民の皆さま、市内事業者の皆さまへのお願いを発出しました。

これから当面の間私たちが取るべき行動指針について具体的に記載しておりますので、お目通し頂ければ幸いです(改めて解説を加えていきたいと思いますが、まずはご一読のほどを…)。

なお、三条市における新型コロナウィルス感染症対策については、こちらをご覧ください。

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5月14日に約1か月に及んだ新潟県の緊急事態宣言が解除されました。

この間、多くの皆様の御努力によって、三条市民に新型コロナウイルスに感染された方は確認されておらず、これまでの御協力に心から感謝を申し上げます。

しかし、三条市としては、私たちの日々の生活や社会経済活動を以前の形に戻していくためには、緊急事態宣言が解除され、気が緩みやすくなる今だからこそ、県外から「新型コロナウイルスを持ち込まない、持ち込ませない」ということを改めて強く自覚し、その徹底に努めることが最も重要であると考えています。言い方を変えればそこを守れば、感染経路を追えない方がごく少数に止まっている新潟県内においては、いわゆる「新たな生活様式」を取り入れることが前提とはなりますが、日々の暮らしを以前と同様の形で送っていただくことが可能であると認識しています。

つきましては、皆様に改めて次のことをお願いいたします。


<具体的なお願い事項(その1)>
〇新潟県外には、仕事のための出張を含め、日帰りでも行かないでください。
〇新潟県外から家族、知人、仕事上の取引先等を来訪させないでください。
〇やむにやまれぬ事情(※1)で特定警戒都道府県(※2)へ行って帰って来た方、特定警戒都道府県から帰省した方は、2週間の自宅待機をしてください。

緊急事態宣言の解除を受け、早速ゴールデンウィーク中に我慢していたことなどをやりたいというお気持ちは十分理解できますが、控えていた県外ヘの旅行や大学に進学したお子さんの県外からの帰省などの結果、感染が拡大してしまっては、これまでの皆様の努力が無駄になります。そのような事態にならないよう、国内における緊急事態宣言が全て解除されるまでの間は、県外へは日帰りでも行かない、県外から家族、知人等を来訪させないといったこれまでと同様の対応を継続されるようお願いします。

また、里帰り出産や冠婚葬祭など、やむにやまれぬ事情で特定警戒都道府県から三条市に帰らざるを得ない場合は、2週間の自宅待機をお願いいたします。

三条市はものづくりのまちであり、日本各地の取引先の方々との関係で成り立っているにもかかわらず、これまで往来を控えていただいたことに感謝しておりますし、この度の緊急事態宣言の解除を受けてそうした方々との交流を速やかに再開させたいというお気持ちは十分理解できますが、ウェブ会議などの手法を御活用いただきながら、国内における緊急事態宣言が全て解除されるまでの間は、県外への出張をしない、県外から取引先等を来訪させないなど、これまでと同様の対応を継続されるようお願いします。

なお、三条市としては、県をまたいだ移動の状況を把握するための目安として燕三条駅における上越新幹線の乗降者数を独自に調査しており、この数値に大幅な増加傾向が確認された場合などには、何らかの形で皆様に注意喚起を行ってまいりたいと考えております。


<具体的なお願い事項(その2)>
〇三条市内はもとより新潟県内における日々の生活や社会経済活動については、「新しい生活様式」を実践しながら、以前と同様の形で再開してください。

県内における日常生活については、家族や同僚、親しい友人など(※3)との市内における飲食はもとより県内の観光地への旅行などについても、他グループとの間の3密回避の徹底のほか、人との距離の確保やマスクの着用、手洗い、咳エチケットの徹底といった個人の感染予防策など、「新しい生活様式」を実践しながら、以前と同様の形で再開してください。

三条市としても皆様から安心して御利用いただけるよう、例えば、道の駅などの公共施設における消毒、換気等を一事業主として引き続き徹底してまいります。

また、そうした方々を受け入れることとなる飲食店、宿泊業などの皆様におかれましても各業界団体が示した業種別ガイドラインなどを参考に、以前の状況を取り戻すための取組を進めてください。三条市としても「新しい生活様式」に適合する市内の飲食店をSNS等で紹介する「#三条エール飯プラス」など、皆様をお支えするための取組を積極的に展開してまいりますので御活用ください。

市内事業所における県内での事業活動については、それぞれの御事情を踏まえつつ、業種別ガイドラインなども参考に、テレワークの推進や事業所の事務室の消毒、換気等の感染予防策を引き続き講じながら、以前と同様の形で実施してくださるようお願いいたします。

新潟県の緊急事態宣言が解除された今が私たちの日々の生活や社会経済活動を安定化させるための正念場です。これまでの努力を無駄にしないためにも、繰り返しになりますが、国内における緊急事態宣言が全て解除されるまでの間は、県をまたぐ移動を厳に避けていただきながら、県内における諸活動については、「新しい生活様式」を実践しながら、以前と同様に再開くださるよう、御理解と御協力をお願いいたします。

※1 就職、転勤、進学、出張帰り、里帰り出産、冠婚葬祭など
※2 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、北海道、京都府、大阪府、兵庫県(5/17現在)
※3 直近2週間程度のお互いの行動を把握し合っているグループ
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2020年05月16日

県外との往来はもう少しガマンっ!

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昨夕、緊急事態宣言からの解除を受けた新潟県が新たに知事メッセージを発出しました。

これにより、県内は“過度に恐れる”から“正しく恐れる”にシフトダウンすることとなるのですが、ここで注意しなければならないのは“県内は”ということです。

県外との往来については、知事メッセージにも“県をまたいだ不要不急の移動については、国内における緊急事態宣言が全て解除されるまでは、引き続き、厳に控えていただきますようお願いいたします”とあるとおり、引き続き“過度に恐れる”ことを要請し続けております。

全体的なトーンとして気の緩みが起こりかねない状況だからこそ、そして、県内における(“新しい生活様式”に基づくとはいえ)日常生活、社会・経済活動を今後継続的に維持できる環境を構築するためには“新型コロナウィルス感染症を県外から持ち込まない、持ち込ませない”が欠くことのできない条件だからこそ、“県外との往来自粛継続”というこの一点だけはもうしばらくの間、強く強くお願い申し上げたいと思います(願わくば、4月6日に発出した私からのメッセージを再度読み返していただけると幸いです)。

なお、私たちは、こうした状況となることを想定し、1週間ほど前から、“県外との往来”がどの程度の状況にあるのかを体感する目安として、燕三条駅の上越新幹線乗降者数(上り線の乗客数、下り線の降客数)をカウントし、市HPに更新し続けております(その推移はこちら)。

(欲を申し上げれば、越後湯沢、浦佐、長岡駅と燕三条駅との間の乗降客を差し引いたことがいいとか、北陸道のカウントも併せて行った方がいいとかといったことはありますが、前者についてはこの目安の含意はトレンドを見ることであること(これまでの1週間の数値で、@通勤客等の県内間を移動する日常的利用者、Aやむを得ない県を挟んだ利用者、の云わば“固定値”が得られたものと捉えております)、後者については一両日程度の調整期間では当該事業者の協力を得られなかったこと、から、今回のような形態となりました(JR東日本さんから調査することへの同意を頂けたことだけでも感謝しております))

私どもは、これらの数値推移について、とりわけ来週月曜日からの数値がトレンドと乖離していないかどうかに深い関心を抱いております。

“県外との往来自粛”が継続できるかどうか…

今がその剣ヶ峰であります。

何度も申し上げますが、私たち市民の日常生活、社会・経済活動を持続できるかどうかは全て、来週月曜日以降もこの点の意識、行動自粛が継続できるかどうかに掛かっております。

何卒、ご協力賜りますようお願い申し上げます。

なお、来週以降の数値推移が、過去1週間のトレンドと明らかに異なると判断した場合には、三条市独自に何らかのアクションを起こしていくつもりです。全ては“三条市内に新型コロナウィルス感染症を持ち込まない、持ち込ませない”ためであるとご理解頂ければ幸いです。



昨日の県の新たな方針を受けた三条市としての基本的考え方等の整理は、今日中にまとめきれず、明日に改めて行うこととなりました…

大変申し訳ございません。

確定次第、拙ブログでもご報告申し上げる予定ですので、何卒宜しくお願い申し上げます。
posted by 国定勇人 at 17:18| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月15日

県知事との意見交換

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本日午前11時から、新型コロナウィルス感染症対策に関する知事と市長村長との意見交換の場が持たれました。

市長就任以来、かれこれ13年半近く経過しておりますが、こうした重大局面を迎えた幾つかの過去の場面においても、なかなかこうした場が設けられたことがなかったので、場が設けられただけでも感謝しなければなりませんし、市町村との連携を重視する花角県知事の基本姿勢を高く評価したいと思います。

私も含め各市町村長とも、これまでの想いを一度に吐き出すが如く意見具申したため、あっという間に2時間を超過してしまうほどの会議となってしまいましたが、一般論としてありがちな、県に対する一方的な要求、要望、陳情、突き上げといった場面に陥ることは殆どなく、@県を跨いだ往来に関する姿勢、A(@をある程度担保した上での)県内限定型の社会・経済活動の再始動・再構築(例えば、県民限定型の県内観光の振興)、B学校再開に当たっての留意点の整理、CPCR検査の拠点整備・情報公開、D新たな生活様式を取り入れた事業体に対するお墨付きの在り方、といった論点に自然と整理した中での意見陳述が行われ、それぞれ実に建設的なものになったのではないかと自己評価しております。

(私自身は、@に加え、政府レベルの整理論と県のスタンスの関係性の明確化の2点を中心に意見具申しました)

県では、私たちの意見に、本日より立ち上がる新潟県版有識者会議における委員からの意見を踏まえ、対応を決定する見込みであり、少なくとも私が書いているこの瞬間においては、県の新たなスタンスは確定しておらず、私ども三条市としての各種整理も明日まで持ち越すこととしましたが、今後とも、こうした意見交換の場が持たれ、コンセンサスを得ながら、最終的な意思決定がなされるというプロセスが確立されれば、万事今以上に物事がスムーズに運んでいくのではないのかと期待しております。

というわけで、今日の段階で報告申し上げることはありませんが、今日の動きだけ取り急ぎお伝えだけさせていただきます。
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県庁へ

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これから、新型コロナウィルス感染症拡大に関する諸課題について知事と意見交換するため、県庁に向かいます。

また、改めてご報告を…
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2020年05月13日

飲食店に足を運ぼう!

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時間があまり取れないので、短めに…

飲食店支援を単に呼び掛けるだけでなく自ら実践しようと、“#三条エール飯プラス”プロジェクトに一介の市民として参加すべく、昨日より飲食店訪問をし始めたのですが、とにかく人がいない…

今日も、とある訪問先で話をしていると、“飲食店に行きたいけど、まだ自粛しないといけないからね〜”と…

三条市では、一昨日から“正しく恐れ”ながら、“新しい生活様式”に沿った日常生活が始まっております。

飲食店もこちらにも触れた、ごくごく簡単なルールさえ守っていただければ、感染症拡大前と全く同じに利用していただいて大丈夫ですっ!

皆さんが飲食店に足を運び、美味しい食事を摂ることが、市内飲食店を守ることにも繋がりますっ!

ということで、新たな日常の第一歩を踏み出していきましょう!
posted by 国定勇人 at 16:24| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月12日

#三条エール飯@ミセに参加しませんか?

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昨日に引き続き、“#三条エール飯プラス”プロジェクトのうち、取組のメインとなる“#三条エール飯@ミセ”についての続きを…

市内生活は5月6日より(三条市は5月11日)より“正しく恐れる”へと云わば正常化したのですが、“正しい生活様式”が何か?というものが具体的に腹落ちしない今、お店側にとってもお客側にとっても、なかなか正常化への一歩が踏み出せない雰囲気が社会を覆っている気がするのです。

そんな中、三条市が三条保健所などとも相談をした上で“何となくの目安”を示し、お店側お客側双方が安心して正常化への第一歩を踏み出していただこうというのが、今回のプロジェクトを企画した直接の動機であります。

でも、その肝心の“何となくの目安”があまり厳格になってはいけないし、かといって実効性のある感染症予防対策も織り込まなければならない…

その一見相反する要求の中でギリギリの目安を打ち出したのが今回のプロジェクトの核心部分であります。

で、その目安なのですが、お客側の心得となる目安は実にシンプル。昨日お願いしたことさえ守っていただければ、あとは楽しく飲食の時間を過ごしていただきたいと思っております。

そして、今回はお店側が心掛けること、その目安であります。

具体的にはこちらに記載のとおりですが、そのエッセンスは実にシンプル。

たった2点、@徹底した3密回避、Aこまめな消毒。

これだけです。

特に、@ではお客さんの単位(グループ客、個人客といったまとまり)ごとに1mの間隔を(対面と横のみ)空けるレイアウトとすること(店舗空間上困難な場合には、仕切り板などを使えばOK)、Aでは手指消毒液を必置してお店を訪れるお客さんに手指消毒の徹底を促す、の2点を強く意識していただければと思いますが、何度も申し上げますが、逆に言うとそれだけです。

私たちも、プロジェクトに参画する立場として、これらの取組を実践しているお店を“#三条エール飯@ミセ”協力店として市HPにも更新していくことで、この取組を応援していきたいと思っております。

ということで…

あとは“新たな生活様式”に沿った新たな日常を楽しむのみっ!

私も意識的に外食に勤しみたいと思いますっ!(従前からそうでしたが…)

ちなみに、写真は大観楼さん。もちろん、目安を満たしており、“#三条エール飯@ミセ”協力店決定のおススメ店ですっ!
posted by 国定勇人 at 12:18| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月11日

個人市民税の減免について(解説)

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今回は、三条市独自の新型コロナウィルス感染症拡大により影響を受けた事業者の皆さまに対する経済支援策(第3弾)のうち、個人市民税の減免について、少し解説を加えてみたいと思います。

ご存知ない方も多くいらっしゃると思いますが、個人の所得に課すという意味では同じ税金であっても、国税(所得税)と地方税(個人市民税)とでは、国税が当年度所得に対し、地方税は前年度所得に対して課すというように課税対象時期が異なっております。

従って、例えば去年の所得が10億円で今年の所得がゼロという方がいた場合、国税は課税対象がゼロであるため税金を納める必要がない一方、地方税は今年の所得がゼロであるにも関わらず、昨年所得10億円に賦課する形で税金の納入を求められることとなります。

こうした所得が発生した時期と課税の時期との間に生ずるギャップに対し、従来の減免措置に加え、今回の新型コロナウィルス感染症拡大により影響を受けた方への救済策を講じようとするのが今回の三条市の独自支援策であります。

今回新たに創設した個人市民税減免の対象者は、事業主さん本人であります(それに加え、同族経営している場合の執行責任を負う立場にある役員さんも対象としております)。

何故ならば、私たちがこれまで実施してきた各種支援策は、事業体そのものに対する支援(持続化給付金関連支援、家賃支援、固定資産税支援ほか)と従業員の生活維持に対する支援(雇用調整助成金関連支援など)に限られ、事業主さん本人の生活維持に対する支援が存在していなかったからです。

今回の措置により、私たちの財政規模に起因する閾値の設定という制約はあるにせよ、支援対象の範囲はひとまず広く網を掛けることができたと思っております。

このほか、三条市では家賃補助に加え、その他固定費補助を創設するとともに、国の制度拡充に合わせ、国民健康保険税、介護保険料の減免対象の緩和措置も講ずることとしました。

こうした支援全般についてはこちらをご覧いただくとともに、今月末まで厚生福祉会館に引き続き設置することとした総合支援・申請窓口に足をお運びいただき、何でもご相談いただければと存じます。
posted by 国定勇人 at 13:59| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

“新しい生活様式”の世界とは…(飲食編)

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三条市は今日から、市民生活が“過度に恐れる”から“正しく恐れる”にシフトチェンジします(県外との往来については、引き続き“過度に恐れる”ままですが、これについてはまた後ほど…)。

具体的には、有識者会議が提案する“新しい生活様式”を取り入れた日々の生活が始まります。

でも、そもそも、“新しい生活様式”ってよく分からない方も多くいらっしゃると思います。

熟読した方であっても、“これに完全に従えば、日常生活、社会・経済活動に支障を来すことになるのではないか?”という感想を持つ方がかえって多いかもしれません。

そこで、三条市では、限定的なシーンからとはなりますが、各シーン毎に、“新しい生活様式”をイメージしやすい形で提案をしていきたいと思います(もちろん、感染症対策に直接関係している機関のご意見を伺った上で…)。

まずは、飲食編からっ!

私たちは、これまで取り組んできた“#三条エール飯”プロジェクトを“#三条エール飯プラス”プロジェクトに衣替えし、これまで取り組んできたテイクアウト形式を“#三条エール飯@ウチ”に改組した上で、新型コロナ禍以前は私たちにとっての飲食店との関わり合いで標準仕様だった“店内での飲食”を“#三条エール飯@ミセ”として新たなプロジェクトの中心に据え、それに飲食付イベントなどを意識した“#三条エール飯@ソト”を加えた3場面を織り交ぜながら、本日から展開していくのですが…

この取組を展開していく上で不可欠な、お客さんとなる私たち自身の心得を本日はご披露したいと思いますっ!(ここでの心得は、日常生活で出会う機会の多い店内飲食(#三条エール飯@ミセ)を中心としたいと思います。それ以外のシーンでも、これを援用してみて下さいませ)。

まずは、誰と行くのか…

ここでは、これまで拙ブログでも何度か触れてきた“紐帯関係”の強さで判断していただきたいと思います。

具体的には、@過去約2週間程度のお互いの動向を認識し合っていること(特に県外との往来)、A(@が満たされていれば当然満たされていることですが)お互いの連絡先を共有し合っていること、のいずれも満たしていれば、最も強い“紐帯関係”である家族と同じ扱いとして判断していい、つまり、この同一単位内においては(新型コロナ禍以前の)これまでどおりの所作で飲食を共にしてもいいのではないかと考えております。

何故ならば、予防的観点からは@が満たされれば感染拡大のリスクは“ある程度”軽減できると見込まれますし、万が一のこと(同一単位内に陽性患者が発生したことが事後的に発覚した場合)があってもクラスター対策を講ずることができるからです。

もっと具体的なイメージで申し上げると、当面は、同じ職場内であったり、頻繁に連絡をし合う親しい友人同士であれば、店内飲食はもちろんのこと、その際もこれまでどおりの所作で楽しく会食をすればいいのではないかと思います(逆に、1年に1回だけ集まるような飲食を伴う会合などは極力控えた方がいいと思いますし、仮に開催するにしても、有識者会議による“新しい生活様式”で具体的に提示された細かな所作に配慮する必要があると思います)。

次に、店内で守るべき所作について…

これについてはほぼ1つ、“店内に入るとき、必ず手指消毒をする”ですっ!

ここだけは徹底してください(それ以外はお店の指示に従ってください)。

これは、私たち自身を守るためでもあり、他グループを守るためでもあり、お店を守るためでもあります(店内を利用する人全員が徹底すれば、トイレのドアノブなどの共有物品経由の感染リスクはかなり軽減できますことからも想像いただけると思います…)。

とにかく、@一緒に連れ立つ適切なグループ構成、A徹底した手指消毒、の2点だけを守っていただければ、あとは積極的に市内飲食店を利用するのみっ!

それでは、一緒に“#三条エール飯プラス”生活を楽しんでいきましょう!(お店の皆さまに対する配慮は別途あるのですが、これについてはmた後ほど…)
posted by 国定勇人 at 11:56| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月10日

みんなのエールはきっと届いたはずっ!

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今日を以って、三条市の“過度に恐れる”は最後…(県外との往来は、明日以降も“過度に恐れる”が続きますが、これについてはまた改めて…)

明日からは、4月下旬までの“正しく恐れる”に戻ります。

これに伴い、テイクアウト主体にならざるを得なかった飲食店をみんなで一緒に応援する“#三条エール飯”も明日から新たなステージへっ!

これまでの取組を通じて、今回の新型コロナウィルス感染症拡大で深刻な打撃を受けている飲食店さんの心にも、皆さんの熱いエールはきっときっと届いたはずっ!

この取組と合わせて始まった体育文化会館の“#三条エール飯お弁当販売プロジェクト”も本日の夕方の部を以って終了することとなりますが、3密の徹底回避にも努めつつ、皆さまからのご協力をいただく中で何とか役割を果たし、それと同時に“「新しい生活様式」とは何か?”の一端を具体的にお示しすることができたのではないかと思っております。

さて…

明日から新たに“#三条エール飯プラス”が始まります。

これまでの“#三条エール飯”は“#三条エール飯プラス@ウチ”に変わるのですが、それ以外の取組は…

また改めてご報告したいと思いますっ!

最後に改めて…

本日までの皆様方からの市内飲食店の方々への購買を通じた応援、誠にありがとうございました。

今後とも、宜しくお願い申し上げます。
posted by 国定勇人 at 12:08| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月09日

雇用調整助成金の前借り支給について(解説)

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今回は、三条市独自の新型コロナウィルス感染症拡大により影響を受けた事業者の皆さまに対する経済支援策(第3弾)のうち、雇用調整助成金の前借り支給について、少し解説を加えてみたいと思います。

この雇用調整助成金の前借り支給とは、“雇用調整助成金の支給に時間を要していることを踏まえ、これまで実施してきた市独自の上乗せ補助に加え、国から助成金が支給される前に、国の助成金の50%相当額を無利子で貸し付ける”というものです(雇用調整助成金そのものについてはこちら)。

この制度概要からお気付きかと思いますが、既に実施している“持続化給付金の前借り支給”を雇用調整助成金にも援用した建付けとしておりますが、私自身の感覚としては、今回拡充した“雇用調整助成金の前借り支給”の方が持続化給付金のそれよりも遥かにニーズがあるのではないかと思っております。

その理由はズバリ、支給までのスピード感の違いにあります。

持続化給付金も雇用調整助成金も国の制度という点では同じなのですが、持続化給付金が今月1日から申請が開始され、昨日8日からは実際の振込みが始まっているのに対し、雇用調整助成金の方はといえば、1ヶ月以上も前から申請受付が開始されているにも関わらず、添付しなければならない書類が多かったり、中小零細事業主にとっては(建前上は平常時から備え付けていなければならないという要請ではあるものの)それらの添付書類そのものをゼロから用意しなければならなかったりと、申請に至るまでのハードルが持続化給付金に比べ格段に高く、その道のプロである社会保険労務士さんに申請代行をお願いしたとしても、実際の申請に至るまで2ヵ月程度を要するというのが実態なのです。

実際、今回の新型コロナウィルス感染症拡大に伴う影響を受けた事案で雇用調整助成金の申請にまで至ったケースは、今のところ、三条市内では寡聞にして知り得ません。

しかも、申請から実際の振込までは更に2ヶ月程度を要するとされているのですから、スピード感という意味ではいささか気の遠くなるような思いが致します…(少し誤解を招きかねない表現に感じるので敢えて申し上げますが、例えば地元のハローワーク三条さんは申請受付や審査の迅速化を図るため、体制拡充を図っていただいたり、1日も早く手続きを終えることができるようにと、現場レベルで精一杯のご尽力を頂いております。念のため…)

この4ヶ月を少しでも縮め、手元資金が急速に目減りしている市内の中小零細事業主をお助けし、雇用調整助成金の制度目的そのものである従業員の雇用と生活を守ることはできないか…

そんな思いで、今回の支援策を打ち出すこととしました。

実際には、雇用調整助成金の金額がどのように確定されていくのかが不透明なので、“申請する雇用調整助成金の50%相当額”という規模感で制度設計しましたが、この制度創設の最大の目的であるスピード感という意味では、実際の雇用調整助成金の振込支給よりも4ヶ月程度早く、資金を手にすることができるようになると私たちは考えております。

なお、この雇用調整助成金の申請は先ほども申し上げたとおり、申請行為そのものが相当程度複雑なため、社会保険労務士に代行していただくことをおススメしますが、その代行手数料もまた三条市の方で補助致しますので、とにもかくにも厚生福祉会館の相談・申請窓口に足をお運び頂ければ幸いです。

本日も含め、この土日も開設しておりますので、是非ともお気軽にご利用下さいませ。
posted by 国定勇人 at 12:59| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月08日

明日から特別定額給付金相談窓口を開設します。

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三条市は、新型コロナウイルス感染症関連の企業向け支援を更に拡充しました。

拙ブログでも拡充内容に解説を加えていく予定ですが、拡充した内容を含む具体的な支援内容については、こちらをご覧ください。

また、これら支援制度の申請窓口は今週末も引き続きオープンしておりますし、行政書士さんからのご協力を頂く中(本当にありがとうございますっ!)、相談窓口も併せてオープンしておりますので、“新型コロナウィルス感染症拡大で影響が出ているな…”“何か支援を受けられるものがあるだろうか…”と少しでもお悩みの事業主の皆さまは是非お気軽に足をお運び下さいませ。

それこそ、事前に何か調べる必要もありません(そのために相談窓口があると思ってください)。

皆さまが足をお運びいただくことがその事業を守ることに繋がり、ご自身はもちろんのこと、従業員の生活を守ることにも繋がり、お客様や取引相手が困ることにならずに済むことにも繋がります。

何卒、宜しくお願い申し上げます。

また、1人10万円の特別定額給付金についても、明日より同じ厚生福祉会館において相談窓口を設けることとしました。

こちらも、“申請書をどのように書いたら良いのか分からない”等々、お困りのことがございましたら、お気軽に足をお運びくださいませ。

なお、いずれの窓口も3密の徹底回避を施しておりますので、安心してお越しくださいませ。

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それから…

先ほど、“新潟県・県内30市町村緊急共同宣言〜ふるさと新潟をともに守る〜”を採択し、公表しました。

以下、その全文を掲載しますので、ご一読いただければ幸いです。



住民の皆様、新型コロナウィルスの感染拡大の防止に向けた、これまでの真摯なご協力に心より感謝を申し上げます。

一方で、まだ油断できない状況が続いており、また、収束までの道のりは、まだ長いと見込まれます。この現実を踏まえ、感染拡大防止を最優先としながらも、規制や自粛中心のこれまでの取組から、徐々に社会経済活動との両立を図る段階に歩みを進めることといたします。

また、児童生徒の学習の遅れについても、安全を確保しながら全力で取り組んでまいります。

感染拡大防止と社会経済活動の両立を図るためには、住民の皆様の自主的な行動変容が鍵となります。一段のご努力が必要となるお願いをするに当たり、住民の皆様の命と暮らしを守り抜く責務を有する我々自治体は、その決意を示すため、共同で以下のとおり取り組むことを宣言いたします。


1 「新しい生活様式」の実践・県境をまたぐ往来の自粛等を徹底します

大切な家族、地域住民を守るため、感染拡大を防止する「新しい生活様式」の実践、例えば、外出におけるマスクの着用、人と人との間隔の確保、3つの密を徹底的に避けること、多人数での会食や懇親会を控えることのほか、時差出勤やテレワークなど新しい働き方を進めることなどを生活者・事業者に呼びかけます。

また、都道府県をまたぐ往来、繁華街における接待を伴う飲食店等への外出についても、引き続き厳に避けるよう周知します。


2 事業者や生活者支援策を丁寧に周知し、迅速に実施します

つなぎ融資を含む最大3,000万円・無利子保証料ゼロの県制度融資、最大200万円の持続化給付金、雇用を守るための雇用調整助成金、市町村の独自支援、全住民への10万円の特別定額給付金など、各種支援策を丁寧に周知します。また、一日も早く支援をお届けするため、迅速な事務手続きに努め、必要な国への働きかけを行います。


3 医療提供体制を充実するとともに専門家会議を設置します

充実したPCR検査体制や、2月末と比べ3倍の約400の病床が確保されるなど、医療提供体制は整ってきています。今後、軽症者向け宿泊施設50床の拡充、地域外来・検査センター(いわゆる発熱外来・PCRセンター)の整備など、一層の充実に努めます。

また、生活者・事業者・学校向けの感染症対策の緩和・強化の根拠など、専門的な知見が一層求められる状況です。そこで、新たに新潟県として専門家会議を設置し、客観的な情報提供の充実を図ります。


4 医療関係者等に感謝するとともに人権に配慮します

医療関係者、医療資機材・生活必需物資の製造運搬販売に携わる方など、感染リスクに不安を抱えながら最前線で働くすべての方々に心より感謝いたします。

感染症の拡大や医療関係者の疲弊が深刻化すれば、急病などの一般医療を十分に受けることができません。感染者やその家族、治療・対策に関わった方々等への人権侵害は許されるものではなく、徹底した啓発を行います。


苦渋の判断で他の地域との往来を控えて頂いていますが、一人ひとりが感染拡大を予防する「新しい生活様式」へ移行し、この状況を乗り越え、日本全国や海外の方々とそれぞれの地域の良さを改めて実感できる日を一日も早く迎えたいと考えています。

新潟県・県内市町村が一体となり国と連携し、住民の皆様とともにふるさと新潟を守り、新たな未来を創っていきましょう。
posted by 国定勇人 at 16:18| 新潟 | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

遠隔教育のタイミングは逸しましたが…

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昨日ご報告申し上げたとおり、三条市では、来週月曜日より市内小中学校の授業を再開します(但し、15日までは給食後放課)。

これに伴い、遠隔教育は一旦ストップ…

でもですね。

これだけは、皆さんにも知っていただきたくて…

市内小中学校の先生方の涙ぐましい努力により、動画本数は1,000本近くまでストックされているのですっ!

しかも、本当にゼロの状態から始めた動画作成が2週間ちょっとの僅かな間に1,000本にまで急増したのですよっ!

これは本当に本当に驚きですし、先生方のプロ意識の高さを見せつけられた思いがしました。

先生方のエネルギーは凄まじいものがありますね。

これを死蔵するのは本当にもったいないことです…

そもそも、新型コロナウィルス感染症が発生していなければ、今頃は全国的にはGIGAスクール構想が実行に移されていたはず…(文部科学省の現行補助スキームでは、かなりの財政負担を市町村が負わねばならず(求められるネットワークが過重すぎることが原因だと思っております)、その問題意識を県市長会でも共有し始めているところですが、それはまた改めて…)

通常授業が再開した後も授業の中で、或いは夏休みなどの長期休暇の際に、是非とも活用していただきたいと思っております。

ところで、令和2年度に三条市内の小中学校に勤務していた先生方は全員Youtuberになれる技量を身に付けたわけですから、以前、拙ブログでもご紹介した子ども達の企画力、構想力、プレゼン力、分析力などを身に付ける授業も取り入れやすくなったのではないでしょうか?

そちらの方も併せて期待したいと思いますっ!



ちなみに、そのときにご紹介したYoutubeはこちら。

彼女は、Youtube作成は自己肯定感を高めることにも資するとも主張しています。
posted by 国定勇人 at 12:02| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月07日

市内小中学校の再開について

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昨日、来週月曜日(5月11日)以降の私どもの基本的考え方を大綱的に書き記したところですが、これから暫くの間、それぞれの項目ごとに補足的な説明を加えていきたいと思います(公的な発表事項についてはこちらをご覧下さいませ)。

学校再開に当たっての基本的考え方は、他の様々な生活場面、社会・経済活動と同様、“正しく恐れる”そのものであり、具体的には、“3つの密”の回避を主軸とする“新しい生活様式”にできるだけ沿った形で学校運営を行っていくということとなります。

そこで、例えば…

毎朝の検温、マスク着用の積極的奨励、“うがい、手洗い、咳エチケット”の徹底、多くの児童生徒等が触れるドアノブやスイッチ等の消毒の徹底という衛生管理のほか、授業の在り方について、@理科室や音楽室、調理室などの特別教室の積極的な活用、座席を(隣同士を密着させず)個別にすることなどを組み合わせることにより、教室内における児童生徒1人当たりの占有空間を従来以上に確保することにより、児童生徒同士の間隔をできるだけ開ける、A授業スタイルは全員前を向くスクールタイプとする、B1学期中はグループ学習、体験活動、バス等を利用する旅行的行事を実施しない、C実習的学習を制限する、といった対策を新たに講ずることとしました(その多くは既に4月の休校前に実施済ではありましたが、改めて…)。

また、昼休みや休憩時間の過ごし方について、@体育館等のフリースペースは割当てを決めて使用させる、A密接となるような激しい運動を伴う遊びは自重するよう指導する、こととしました。

さらに、給食時間においては、スクールタイプの座席での喫食を行うこととし、食堂においては横並びとすることとし、部活動については、5月18日以降に再開するものの、その内容は基礎練習のみとし、密接となる活動は行わず、週休日の部活動も当面見合わせることとしました。

三条市内においては幸いにも新型コロナウィルス感染症罹患者が発生していない状況を鑑みれば、いささか強めの制限とも受け取られるかもしれませんが、当然のことながら、子どもの安全性は自己責任で…というわけには決してできないことから、専門家会議が提示してきた“新しい生活様式”の例示には、社会・経済活動を正常に行う上ではやや現実離れしているのではないか…と思われるものも幾つかあるように見受けられますが、教育活動においては敢えてそれをも極力受け入れることと致しました。

何卒、ご理解賜ればと思います。

なお、再開後1週目となる5月11日から15日までの間は、登下校を含む児童生徒の学校生活リズムを整える期間と位置付け、給食後に一斉下校することとし、その結果時間の空いた午後は休業期間中に不安になった気持ちを整える教育相談の時間を設けることとしました(この1週間は通常よりも早い放課時間となるわけですが、この間に限り、お仕事の都合等で更に児童生徒の預かりを希望する方への対応については、現在教育委員会で検討しているところです。決定次第、各学校よりお知らせさせていただきますので、宜しくお願い申し上げます)。

また、万が一、教職員や児童生徒、その保護者に陽性患者或いは濃厚接触者が出た場合における休業等の考え方はこれまで決定したとおりですので、こちらをご確認下さいませ。
posted by 国定勇人 at 11:25| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月06日

「正しく恐れる」は5月11日からっ!

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先ほど庁内の連絡調整会議を終え、国や県の新たな動きを踏まえた三条市の新型コロナウィルス感染症に関する基本的考え方を整理しましたので、その概要をここに書き記したいと思います(なお、個別項目については、拙ブログにおいても順次解説を加えていきたいと思いますが、まずは本日中に更新されるであろう市HPでご確認いただければ幸いです)。

まずは、現行の(“過度に恐れる”を基本とする)運用方針を改めるタイミングについて。

運用を改めるタイミングを5月11日からとします。

何故ならば、明日から2日間の平日を迎えますが、その後再度土日に突入するため、広義で言えば“5月10日までがGW”と捉えることもでき、国内での大移動が行われるGWを見据えて現行の運用方針へのシフトチェンジを図ったそもそもの経緯を鑑みれば、GW明けを“5月7日”とするよりも“5月11日”とする方が合理的と判断したからです。

(なお、私たちは(何度も申し上げておりますが)保健所を持たない、感染症対策に何ら権限を有していない一般市であるため、私たちが整理したこのタイミングは法的にはあまり効力のあるものではありません。従って、例えば、休業等に関する考え方(緩和措置等)は法の定めにより県が打ち出した明日からの適用となりますので、私どもの考え方の整理に必ずしも合わせる必要はございません。その上での個別判断をお願い申し上げます。)

次に、5月11日からの新たな基本的考え方(運用方針)について。

大雑把に申し上げれば、県を跨ぐ水際対策については“過度に恐れる”ままで、それ以外の私たち自身の社会、経済活動を含む日々の生活については“正しく恐れる”に緩和(平常化)する形で臨んでいくことを確認しました(逆に言えば、県の方針に関わらず、5月10日までは全ての面で“過度に恐れる”を貫きたいと思っておりますので、ご理解、ご協力のほどを!)。

このうち、水際対策については、“新型コロナウィルスを三条市内に持ち込まない、持ち込ませない”ことを堅持します。

具体的には、4月6日の私からのメッセージを引き続き堅持することとします。

このため、県外との往来等に係る2週間の自宅待機が困難な方への支援(宿泊プラン)について、引き続き越前屋ホテルさんのご協力を得て、運用方法を大幅に見直した上で継続するほか(新たなプランはこちら)、昨今の各種報道に伴う“気の緩み”を少しでも防ぐため、燕三条駅における上越新幹線の乗降客数を毎日定時観測し、公表する取組を明日より始めることとしました。

こうした“目安”を設け、“気の緩み”を見える化することにより、全ての市民の皆さまのご協力を引き続き頂く中、県を跨いだ往来が再び活発にならない一助となることを期待したいと考えております(私たちのまちは“ものづくりのまち”であり、それには人の往来もまた不可欠な要素であることは私どもも十分理解しているところですが、一日も早く、新型コロナウィルス感染症を収束化させ、経済活動を完全回復させる方が結果的には私たちの経済にもプラスに働くと思いを定め、国や県の基本的考え方に積極的に同調することとしました。どうかどうか、当面の間、ご理解の上、ご協力下さいませ)。

次に、私たち自身の社会、経済活動を含む日々の生活については上述したとおり、“正しく恐れる”へと軌道を元に戻したいと思います。

但し、以前の“正しく恐れる”状況とは大きく異なる点があります。

それは、私たちが生活する際の、社会・経済活動を営む際の日々の場面に、“新しい生活様式”を取り入れていくということ。

本日の連絡調整会議では、まずは、@市内小中学校を11日から再開するに当たって、“新しい生活様式”に沿った学校活動における基本的考え方の整理、A“新しい生活様式”に沿った形での新たな外食や飲食を伴うイベントを提案する“#三条エール飯プラス”プロジェクトの始動、を確認しました(このように、11日よりテイクアウトから再び飲食店での飲食へと促していくこととしたことから、体育文化会館で展開している“#三条エール飯お弁当販売プロジェクト”は10日を以って終了させていただきます)。

なお、“新しい生活様式”に沿った形での少人数のイベントの具体的提案なども順次行ってまいります。

最後に、新たな三条市独自の経済支援策について。

市内経済の不透明感は更に増し、宿泊業や飲食業などでは大きな影響を受けてから既に2ヶ月近くも経過し、深刻な状況が続いております。

こうした状況を踏まえ、第三弾目となる新たな三条市独自支援策を策定し、明日から発動することとしました。

こうした支援を通じて、全ての経済活動に関わっている方々が一人の取り残しもなく、今回の新型コロナ禍を乗り切れるようにしてまいります。

ということで、私たち三条市は5月11日から新たなステージに突入します。

私も5月11日以降、これまで自粛していた市内の空気を感じ取る行動を再始動致します。

全ての市民が全ての企業、事業所が一丸となって、1人の取り残しもなく、乗り切っていきましょう!
posted by 国定勇人 at 16:17| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

その都市らしさを保つ、縁の下の力持ち

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午後から庁内の連絡調整会議を開き、昨日県から示された新たな基本方針を受けての私たちの基本的姿勢を決めたいと思います。

というわけで、新型コロナウィルスに関する三条市の新たな情報をご希望の皆さま、本日中に再度ブログ更新しますので、少々お待ちくださいませ。

閑話休題。

以前、“ドイツは何故各都市がそれぞれ独自の文化、経済、社会、生活基盤を維持しているのか?”“ドイツは地方分権(連邦より州はもとより、州より各都市)が進んでいるのか?”という問いをドイツ在住の日本人ジャーナリストの高松平蔵さんに伺ったところ、“ドイツの都市にはそれぞれ、必ずと言っていいほど、その都市固有の新聞、テレビ、ラジオなどのマスコミが存在している。その存在が大きいのではないか?”“彼らは市民の声を拾い上げ、世論形成していく力を持っているだけでなく、情報の蓄積によるアーカイブ的機能も果たし、結果として、その都市のアイデンティティ(特徴、匂い、市民性…)を形成、保存することにも貢献しているのではないか”との興味深い示唆に富んだ見解を聞かせていただいたことがありました(ちなみに、高松平蔵さんのこちらのページには、新型コロナウィルス感染症拡大期におけるドイツ事情が日本語で分かりやすくコラム形式で掲載されております。大変参考になりますので、是非どうぞ)。

それを聞いて、ハッと思ったのです。

“あぁ、それで、三条市は、燕三条地域は、県内でも一種独特の地位を確立しているのか”と…(ここでいう“一種独特の地位”というのは、単に“ものづくり”というアイデンティティだけを指すのではなく、何となく独立独歩というか、他地域に流されないというか、独特の価値観を有しているというか、独立旺盛というか、他地域とは異なる強烈な匂いを発しているというか、そういう感じです…)

三条市には、新聞は三條新聞さん、ラジオは燕三条エフエム放送さん、WEBメディアはケンオードットコムさん、という独立系メディアが存在し、それぞれ広く市民に親しまれ、ここから発せられる情報は私たちが生活する上で欠くことのできないものとなっております(新潟日報さんも大いに貢献していただいており、特に県央紙面の存在はこれらに等しい価値のある基盤だと思っています)。

実際、高松さんが三条市に来訪され、こうしたメディア事情をお話ししたときに、“日本で本質的な地方分権が進まないのは各都市にメディアがないこと、それを維持する環境が育っていないことだと思っていたのですが、三条は随分状況が違うんですね”と感嘆されたことを思い起こします。

で…

何故、こうしたことをこのタイミングで書き綴っているのかというと、新型コロナウィルス感染症拡大のような“非常時”になると、三条市にこうしたメディアが存在していることのありがたみをつくづく感じるからです。

平常時からの積み重ねにより市民からの圧倒的な信頼を獲得しているこれらのメディアが、三条市、或いは県央地域に特化した情報を、私たちの肌感覚に近い情報を、私たちが知りたいと思っている(空中を空回りしているような地に足の付かない情報でない)情報をこうした状況下で流していただけることがどれだけ私たちを安心させるのか…

本当に頼りになる存在です。

私自身がネタにされることも多い(⁉)これらのメディアでありますが、本当に感謝しております。

なかなか申し上げる機会もないものですから、ちょっとした時間の合間を見計らって…

今度とも、宜しくお願い申し上げます。
posted by 国定勇人 at 13:10| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月05日

少し待て!素直な肉食系

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昨日の政府の“新型コロナウィルス感染症対策の基本的対処方針”の改訂を受け招集した庁内連絡調整会議が終わりました。

国の示された新たな方針を受けた、三条市としての基本的な方向性について庁内で意識共有を図り、それを実行するための幾つかの課題について整理を行ったところですが、県から本日中にも提示される新たな方針に従う必要もあるため、明日改めて連絡調整会議を開催し、様々な事項について確認、意思決定することとしました。

ということで、本日皆様にお伝えすることはあまりございません…

でも、折角ですので…



来年4月の職員の新規採用について、選考試験を秋を目途に延期することとしました(詳細はこちら)。

苦渋の選択でしたが、私たちが欲する“素直な肉食系”かどうかを吟味するために、かなり重要視している小論文、面接について、WEB上では適正に判断できないのではないかという私たちの懸念を払拭することができず、延期することとしました。

これは、今回政府により示された“新しい生活様式”への転換によっても、恐らく変えることのできない部分ではないかと思っております。

ただ、私たちはタダでは転びませんっ!

学生諸君、或いは第二、第三の社会人人生を歩もうとしている皆さんっ!

皆さんが自分磨きにかけることのできる時間が少なくともあと半年伸びましたっ!

それまでの間、自らを更に磨いて、私たちと試験会場で会いましょうっ!

さらにそれまでの間、例年になく極端に再生回数の低い本年度の採用動画を眺めていただいて再生回数を伸ばし、制作した職員を励ましてあげて下さい…

いずれにせよ…

“来たれ!素直な肉食系”

皆さんの挑戦を、今秋、お待ちしておりますっ!
posted by 国定勇人 at 15:33| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月04日

生きろ、KOUBA!

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先日、三條新聞さんにこんな全面広告が…

これを受け、メディアでは“今年の「燕三条工場の祭典」は中止”との文字が躍るようになりました。

彼ら彼女らのメッセージにも明確に“2020年、燕三条工場の祭典は開催を中止する。”と謳っているのですから、それは確かにその通りなのかもしれませんが、“燕三条工場の祭典”実行委員会はただ単なる中止を考えているわけではないと思います(もし、そうだったら“燕三条工場の祭典”らしくありませんものねっ!)。

むしろ、同じメッセージにある“今年、燕三条 工場の祭典は新しい形でKOUBAと人を繋いでいく。”との文言に注目したいと思いますし、そこにこそ、“燕三条工場の祭典”(+実行委員会)らしさがあると思うのですっ!

これまで新たなカタチを紡ぎ上げ、新たなスタイルを提案し、発信し続けてきた彼ら彼女らが単なる祭典中止で終わることがないことは、全ての“燕三条工場の祭典”ファンが知っているはず…

現に、メッセージ以外の彼ら彼女らの想いを書き綴った文面でも“今年度は燕三条に足を運ぶことが難しい状況下だからこそ、KOUBAの迫力やそこで働く職人の魅力を新たな形で皆様にお伝えすべく、そのあり方を検討しています”と力強く書き込んでおります(参考までに、その思いの丈が編み込まれた全文を以下に引用したいと思います)。

今年の燕三条工場の祭典はただ単に中止するのではない!
新型コロナウィルス感染症拡大により求められることとなった“新しい生活様式”に相応しい新たなカタチを提案するのだ!
否、この感染症拡大により生じているダイナミックな社会変革後の姿を新しく挑戦する“燕三条工場の祭典”を通じて示していくのだ!

そんな彼ら彼女らの魂が伝わってくるようです。

というわけで、今年の彼ら彼女らの新たなる挑戦に大いに期待したいと思いますっ!

そして、新しく提案されるであろう、ポスト新型コロナウィルス社会における“燕三条工場の祭典”を楽しみたいと思いますっ!

乞う、ご期待っ!



「燕三条 工場の祭典」は、新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響を鑑み、2020年の開催を見送ることを決定しました。
深刻な状況が続いていますが、皆様を元気にお迎えできる日まで、KOUBA(工場・耕場・購場)でも感染の抑制を念頭に対策を進めています。

ただし、5月からは、100を超える各参加KOUBAが「Stay Safe 生きろ、KOUBA」と題したポスターをピンクの「テープ」で斜め45度のストライプに貼ることで、今年度の開催中止を発表するとともに、あらためて緊急事態宣言発令下に迎えるゴールデンウィーク期間中の不要不急の外出自粛、安全の確保を呼びかけていきます。

また、ものづくりが困難な局面を迎えているのは燕三条地域に限ったことではなく、日本全国、世界各国においても同様です。

私たちはものづくりを未来へと繋いでいく前向きな姿勢、その意気込みを喚起するメッセージを掲げ、発信していきます。 “開け、工場!”のキャッチフレーズとともに工場を開放してきた「燕三条 工場の祭典」ですが、今年度は燕三条に足を運ぶことが難しい状況下だからこそ、KOUBAの迫力やそこで働く職人の魅力を新たな形で皆様にお伝えすべく、そのあり方を検討しています。

燕三条地域は洪水による不作から金属加工業がもたらされ、その技術の発展によって多くの困難を乗り越えてきた歴史を持つ土地です。 「燕三条 工場の祭典」の新たな取組もまた、今回の困難を乗り越える一助となることを目指します。

新たな情報につきましては、公式ホームページやSNSを通じて随時ご案内していきますのでご注目ください。 また、KOUBAの日々の情報はFacebookを中心に発信していきます。オンラインからぜひ応援ください。

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どうでもいい話なのですが、最初、この画像を一緒にアップするつもりでしたが、何となく、私の思い描く“燕三条工場の祭典”感が伝わらなかったので、少し皺の入った新聞をそのまま写真に撮ってみました。

やっぱり、こっちの方が“燕三条工場の祭典”っぽいな…

現場感の出し方であったり、同じ匂いを共有させていく感じであったり、それを巻き込む感じであったり、それが連帯感に繋がっていく感じであったり…

これは、リアルでも仮想空間でも、失われることのない“燕三条工場の祭典”の持つ普遍的な価値観なのかもしれませんね。
posted by 国定勇人 at 11:27| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月03日

三条市内で行われるドライブスルー式PCR検査について

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一昨日の三條新聞1面に“三条市でPCR検査〜4日と6日〜”の見出しが躍りました。

かなり詳細に書かれているので、隅々まで目を通していただければ誤解は生じないと思っているのですが、念のためここでも…

“5月4日、6日に三条市内の応急診療所で行われるドライブスルー式PCR検査はいわゆる発熱外来ではありませんっ!”

いわゆる発熱外来は、発熱や呼吸器に症状がある患者さんをかかりつけ医等の受診を経ることなく別のまとまった場所で直接診察することを指し、これにより、新型コロナウィルス感染症の罹患可能性のある患者さんとそれ以外の患者さんを物理的に分けることが可能となり、その結果、各開業医の院内感染の発生リスクを更に減じ、地域医療をも守ることに繋がることを可能とするものです。

でも、今回のドライブスルー式PCR検査は発熱外来とは根本的に異なります。

あくまで、保健所が感染の疑いを判断する際に用いてきた基準をそのまま適用し、それらの基準に適合した方だけを、応急診療所の敷地内に臨時的に設けるドライブスルー式PCR検査会場で検査するものであり、“少し心配だから…”と直接会場に赴いてもPCR検査はできません。

(なお、保健所が感染の疑いを判断する際に用いてきた基準には“医師が総合的に判断した結果、新型コロナウィルス感染症を疑う”というものがあり、この基準に基づき、応急診療所で事前に受診を受け(それはこれまでどおりかかりつけ医に受診するのと同様です)、医師が感染の疑いを認めた場合には、検査する可能性があることは三條新聞さんの記事のとおりです。)

ということですので、三条市におけるPCR検査に係る環境は基本的には変化しておりませんので、くれぐれもご留意下さいませ。



今回の臨時的措置は、新潟県の要請を受け、三条市医師会が協力する形で実施するもののようです。

何故、ここで“もののようです”と書いたかと言えば、私たちは(今回の新型コロナウィルス感染症拡大の前から)日頃より頻繁にコミュニケーションを取り続けている三条市医師会さんからのみ情報を頂いており、新潟県、或いはその出先機関である三条保健所からは今日この瞬間に至るまで一切の情報提供を受けておりません。

基本的には県自らの責任において行う取組でありますので、私たちがそれを直接聞いているのかどうかなど、殆ど意味を為さないことは理解しているつもりですが、社会全体に不安感が漂っている中、私どもに市民の方々から問合せが来るのも事実ですし、そうした問合せに対し何の寄り添いもできないことに忸怩たる思いがあるのも事実です。

せめてタイムリーな情報共有をできないものか…と、切に願っております。

きっと私たちの方がよりきめ細やかな広報(この場合は冷静さを呼び掛ける広報です)ができると思いますし、せめて、ここまで情報がオープンになっている以上、ダンマリは続けることなく、状況説明をしっかりとしていただく方が多くの方々の納得を得られると思いますが如何でしょうか…(自戒の念を込めて申し上げました)
posted by 国定勇人 at 11:42| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月02日

GWの新たな過ごし方

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いよいよ、本格的なGWに突入しましたね。

でも、今年は特別…

やっぱりガマンしなきゃ…

そうお考えの方も多くいらっしゃると思います。

県知事からも基本的には外出自粛を要請されているのですから、そう思われて当然ですよね。

しかしですね!

改めて考えてみましょう。

これまでのGWはどのように過ごしていましたか?それはどのようなことを手に入れたくて、そうした過ごし方をしていたのでしょう?(ここまで書いて思い当たる節がありました。少なからずの方々は、田植えのお手伝いに勤しんでいらっしゃるかと思います。ご苦労さまです。ここでは、そうではない、これまでのGWを行楽を中心に過ごされていた方を前提に書いていきたいと思いますので、お許しくださいませ)

様々な過ごし方はあれども、多くの方々に共通しているのは、“普段の生活では手に入れることのできない「非日常」を味わうため”ではないでしょうか…

しかも、非日常を味わう方法は“景色”“食”がかなりの割合を占めるのではありませんか?

そんな三条市民の皆さまに朗報ですっ!

GWの期間中、三条市内でも十分に非日常を味わうことができるのですっ!

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例えば、“景色”。

私たち三条市民の多くは、日常生活における移動手段をクルマに頼っております。

こうした日常生活を逆手にとって1つご提案。

自らの足や自転車で自宅の周りを歩いてみて下さい。或いは公園や土手沿いなど開放空間を満喫できる身近な場所に少し脚を伸ばしてみて下さい。

普段クルマの運転席から何気なく眺めている景色も、驚くほど違って視界に飛び込んできます!

しかも、多くの場合、限りない魅力に変貌した形でっ!

保内公園、大崎山公園、しらさぎ森林公園、中浦ヒメサユリ森林公園、大谷ダム、五十嵐川の遊水地といった普段の日常生活ではあまり足を運ぶことのない場所までクルマを走らせ、そこでゆっくり過ごすのも贅沢な過ごし方の新たな提案です。

“散歩は5m、ジョギングは10m、サイクリングは20mの間隔(その根拠はこちら)を、ゆっくり腰を下ろして休む場合には2mの間隔を意識して下さいね”ことはもちろん留意していただきたいのですが、恐らく、そこまで“密”になる機会はほとんどないと思います。

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次に、“食”。

三条市では、“#三条エール飯プロジェクト”を展開しております(詳しくはこちら)。

私も意識的に“#三条エール飯プロジェクト”のサイトから美味しそうなものを選んではテイクアウトする毎日を続けているのですが、改めて、私たちは、こんなにバラエティに富んだ、そしてレベルの高い飲食店に恵まれているんだなぁと嬉しくなっちゃいます。

いつもは店内で食べることしかなかったお店でもテイクアウトにすると、また違った味わいになるのが、この“#三条エール飯プロジェクト”の醍醐味の1つなのですっ!

正直、あまりにも選択肢が多すぎて迷ってしまうのと、体重がいささか気になるのが難点ですが(!!!)、それも散策やジョギング、サイクリングでカバーすればカロリーゼロっ!

ねっ?

市内だけでGWを過ごすのも、魅力的に感じてきませんか?(私だけかしら…)

これもまた、昨日の政府レベルの専門家会議の新たな提言で提唱された“新しい生活様式”に沿った新たな提案なのかもしれませんっ!

というわけで、我ら三条市民の英知を結集して、楽しくて幸せになれる、新たなGWの過ごし方を提案、実践していきましょう!
posted by 国定勇人 at 11:32| 新潟 | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月01日

5月8日より特別定額給付金10万円がお手元に届き始めます。

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本日の三条市議会臨時会で、国による特別定額給付金(1人10万円)の給付に要する予算をご議決いただきました。

“1日も早く、1人残らず、市民1人ひとりの手元に10万円を届ける”

これだけを目標に、時間短縮できるところは短縮し、協力していただけるところは極力お願いするなどして、その実現に取り組んでまいりました(例えば、申請書の送付に当たり、三条郵便局さんからは従来であれば見附の集配センター局に一旦配送し、再び三条市内に戻す集配ネットワークになっているところ、三条郵便局様が特別に中抜きをする形で直接市内に配達していただく対応で、送達時間の圧縮を図っていただきました。本当にありがとうございます!)。

その結果、オンライン申請、ダウンロード申請については5月8日より、圧倒的多数の方々が利用されるであろう郵送申請については5月11日より、皆さまのお手元に特別定額給付金をお届けすることが可能となりました(詳しくはこちら)(オンライン申請は単にマイナンバーカードを持っているというだけでは行うことができません…この点について大変心苦しいのですが、国の標準システムに依存する関係上、どうにもならないのが実情です。というわけで、正直申し上げて、郵送申請を強くおススメします)。

なお、一刻も早く、郵送申請により特別定額給付金を手にしていただくためには、添付書類として事前に揃えていただくものがございます。

それは、@運転免許証(或いは健康保険証、年金手帳、マイナンバーカードなど)のコピー、A通帳(口座番号が書かれた部分)のコピー(又はキャッシュカードのコピー)、の2種類です。

これを予め準備していただくと、直ぐに返送ができ、より早くお手元に特別定額給付金を届くこととなります。

ちなみに、本日の議会でも頂いた“自分だけで活用しきるのではなく、別な形で(例えば寄付のような形で)地域経済、地域社会に貢献する仕組みは構築しないのか?”との指摘についてでありますが、大変申し訳ございません…これまで、“1日も早く確実に三条市民全員が受け取る”ことに全力投球してきたので、これから考えたいと思います…



ここからは自己反省も含めて雑感を…

実は、本日の臨時会を1週間前にセットしたときから、“少なくとも三条市は県内では圧倒的に、(実際にお手元に特別定額給付金が届く)振込日が早くなるのではないか?”と想像しながら、更なる時間の短縮に躍起になってきていたのですが、蓋を開けてみると、県内他市町村も皆さん、かなり早いのにビックリ(それでも、粟島浦村さんを除けば、私どもで確認しているところでは(圧倒的多数の方が利用される)郵送申請による振込日は一番乗りですが…)。

さすが、日頃から尊敬申し上げている市町村長さんだと改めて敬服しました。

今どこに力を入れなければならないのか、阿吽の呼吸で、皆等しく感じていたのですねっ!

ちなみに、他市町村長さんを素直に尊敬申し上げるついでに付言すれば、新潟市さんのように大きな人口を有する市はどうしても振込日が遅くなってしまいます。

これはどんなに工夫や離れ業を駆使したところで、乗り越えられるものではありません。

そこにはかなりのハンディキャップがあることだけは、(私が申し上げる立場にあるわけではありませんが)ご理解下さいませ。
posted by 国定勇人 at 18:18| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

本格的なGW突入前に私たちが心得るべき3つのこと

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先日、拙ブログで“GWに突入した私たちが最も心掛けなければならないこと”を書きましたが、それを含めて、念には念を入れて改めてお願いを…

明日からいよいよ本格的なGWに突入いたします。

今年のGW期間中は、市民の皆さまには3つのお願いがあります。

まず1つ目は、“新型コロナウィルスを持ち込まない、持ち込ませない”ため、@自らが県外に出ないこと、A家族、親族、知人・友人等を県外から招き入れないこと。

2つ目は、GW後ににおける市内の社会・経済活動の回復に向けた素地を保つためにも、食料など必需品の買い物や、散歩、必要な農作業などを除いて、外出を自粛して、家で過ごすこと。

そして3つ目は、過度な外出自粛が原因となって、健康2次被害を生むことのないよう、適度な間隔を確保するなど、必要な感染予防対策を講じた上で、散歩など適度な運動をすること。

この3つを特に意識して、GWをお過ごして下さいませ。

(加えて、新潟県より、田植え等が本格化する中、農業関係者に対し、“感染者の爆発的な増加が生じるか否かの重大な岐路にありますので、少人数であっても飲食を伴う集まりは、できる限り控えてください”とのメッセージが発せられております)

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なお、散歩などをする際の“適度な間隔を確保するなど、必要な感染予防対策を講じた上で”の目安ですが、“散歩5m、ジョギング10m、サイクリング20mの間隔を保つこと”“こうした間隔を常時保つことができない場合はマスク着用”としておりますので、ご参考まで(詳しくはこちら)。

(ちなみに、この目安についてご意見を若干頂戴しておりますが、@社会的距離(身体的距離)の目安である1.5mも無風の室内空間での検証実験によるものであり、今回私たち“スマートウェルネスシティ首長研究会”が参考とした研究データ(無風の室内空間)と整合性が図られていること、A当該研究を実施した研究者もインタビューで“元々1.5mでも十分であることを確かめるための実験であった”とインタビューで答えていること(例えばこちらのサイトをご参照ください)からも、私たちの目安はかなり安全サイドに立っていることだけ付言しておきます)。

幸か不幸か、三条市内の日常は、クルマ中心の生活となっているため、近所の生活道路はもとより、いわゆる散策コースとして知られている場所であっても、上記間隔を気にしなければならない場面に直面することはあまりないかと思いますが、マスクはご持参いただくことをお勧めします。

それでは、良き、新しくGWライフをっ!
posted by 国定勇人 at 12:55| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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