2008年08月02日

大人の理屈

0802保育園10802保育園2

今日、2度目の書き込みです。

昨日の午前中は、北陽保育園で市内私立保育園の園長先生方との懇談会。

この懇談会を通じて、改めて感じたのは、大人の理屈。

今、四川省で発生した大地震での学校倒壊を契機として、大幅に小中学校の耐震改修工事に対する国の支援措置の改善がなされました。

これは大変ありがたいことです。

ところが、幼稚園や保育所に対する国の支援措置には変化がありません。

子どもたちは、当たり前ですが、日々成長していきます。

幼稚園や保育所の年長さんも1年経てば、小学校の1年生です。

その1年間で、支援措置に大きな差がでてしまうのは何故でしょうか?

もちろん、大切な税金を原資として支援をするわけですから、必ずどこかでの線引きが必要なことは分かっています。

しかし、それが省庁が違うから、縦割り組織だから、という理由だけで、差が生じているとすれば、やはり疑問に感じてしまいます。

私どもも、この4月から、従来の縦割り組織を見直し、幼稚園・保育所を統括的に見届けることのできる子育て支援課を教育委員会に新設し、妊娠から青少年までを基本的には教育委員会事務局において見守る体制を構築しました。

今回の懇談会を契機に、改めて、提案のあった改善要望を検討したいと思いますし、国の来年度予算の概算要求の内容を見守っていきたいと思っています。(概算要求に係る基本方針はこちら
posted by 国定勇人 at 12:24| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。