上の写真、読めますか?
内部資料なので、写真に撮るかどうか躊躇したのですが、かなりインパクトのある力作なので、思わずパチリ!!
なぜ三条市の広報は効果的でないのか?
刺激的かつ攻撃的でしょ?
中身もいいです。今後、三条市の広報は、この資料に沿って改善していこうとしているのですが、なぜ、この話題を今回取り上げたのか?
不思議な縁を感じたからです。
そもそも、今回の検討の発端は、私が最近の新潟日報さんの記事を読んでいて、やたらと長岡市さんの記事が多いことが気になったからです。三条市でもやっているのに、なぜ長岡市さんばかり取り上げられるのか…
そんな命題を政策推進課に投げかけておりました。
そして、その命題に対する報告(上の写真)が来たのが今週の水曜日。つまり、三木市さんから帰ってきた翌日です。
実は、三木市さんにお邪魔している最中に、広報に関する出会いがいくつかありました。(ちなみに私の三木市さんでの滞在記はこちらに詳しいので覗いてくださいませ。)
その1つがrfuruya≠ウん(私のブログの読者向けには、リアルな社会的立場を紹介すると、身の引き締まる想いで、後段の話を読んでくださると思うのですが、それはネット社会の横(水平)≠フつながりを大切にされるrfuruya≠ウんのお気持ちを尊重し、以降もrfuruya≠ウんで通します!!)とのやり取り。
rfuruyaさん曰く私は、樋渡市長さんも国定市長さんも広報に力を入れているから好きなんですよ。日々を綴ったブログも立派な広報でしょ?樋渡さんも、国定さんも、それをやっておられる。それに、広報に力を入れられている方は、相手を思いやる気持ちがある。だって、相手を慮らなければ、相手のほしいと思う情報を的確に提供できないでしょ?だから、広報に力を入れている人は好きなんだ
…
私は、上述したように、自分としては、かなり広報に対してうまくいっていない≠ニいう問題意識を強く感じていたので、過分なるお褒めの言葉には戸惑いを感じましたが、私のことを棚に上げればそのとおり!!≠ナあります。
私は市長に就任してから、定例記者会見の実施、HPの充実、マスコミの皆さんへの積極的なアプローチ(これは個人的に好きなだけかも!?)、そしてブログの更新…と、考え付くことはとにかくやってみているのですが、必ずしも軌道に乗っているとはいえません。
そんなときのrfuruyaさんの言葉、樋渡市長さんとの再会、後述するさるとる≠ウんの取組、そして、うちの若手職員からの提案…
全てがいい方向に向かっていくために、何者かによって仕組まれた縁≠ニしか言いようがありません。
さてさて、2つ目のエピソード。これは前後関係が若干ずれるのですが、さるとる≠ウんが毎朝その日の想いを綴ったちょうすけ≠フ存在。
私も見事に読者にさせられてしまった(失礼っ!!!)のですが、こうした、樋渡さんにも通ずる、いい意味でのしつこいほどのアプローチ。
これが三木市内において、ネット力を生み出していると思えます。
ですから、若手職員からの紹介にもあるようにネットの力をもっと使っていかなきゃって思っています。
これに関連しての最後のエピソード。
上の写真は、創業240年以上の黒田清右衛門商店さん。金物卸商を営んでいます。
この建物で実際に生業をされているのですから、驚きです。正直うらやましいです。三条まちづかいの会の皆さんが垂涎すること間違いなしといった風格漂う造りです。
さて、私が関心を抱いたのは、そうした歴史感、連携の必要性に関する社長さんのお話(これはいずれまた触れます)はもちろんのこと、奥座敷でお話をさせていただいた際のお茶菓子…ではなくて、お茶菓子を切る道具!?でした。
失礼に当たると思い、写真には収めませんでしたが、通常供される爪楊枝や竹細工とは異なり、金物≠ナした。(すいませんボキャブラリーが乏しくて…)
これには、ビックリ!!!
実は、燕三条JCの次期理事長さんと話をしていたときに、燕三条地域は、金物のまちだとか、ハウスウェアのまちだとか言われているけど、実際に燕三条地域にお越しいただいたお客様がそれを体感するところが少なすぎる。自分がドイツのゾーリンゲン(だったかな!?ちょっと記憶が曖昧です)に行ったときに、レストランのナイフやフォーク置きがボルトとナットで出てきて、嫌でもこの街が金物の街だということを思い知らされた。そうしたおもてなしから変えていく必要があるのではないか?≠ニおっしゃられていました。
さすが、金物卸商の老舗である黒田清右衛門商店さん。それを実践していたのですね。
広報とPR。これを実践し、そして、いかにもてなしていくのか。非常に気付かされる三木市訪問でした。(三木市さんの話題は、こうした形で随時触れていきたいと思います。)
そんなわけで!?今日は定例記者会見。報道資料はこちらです。ささやかながら、報道資料の見た目を一新。見出し第一主義に切替えの第一歩です。
最後に…年初から心を決めていたのですが、来週は、しっかり休暇を取るつもりでおります。来週は帰省がピークを迎えると思いますが、いい夏休みをお過ごしください。