私は、このブログでも、普段の生活でも、職務柄、特定の政党に偏らないように心がけております(もちろん、個人的に応援している方の紹介はしますが、それも、市長という職務柄も手伝って、それは当該政党がどこかという視点ではなく、その方個人がどうかという視点です)。
それに、今日は、ぶどう畑コンサートのことを書きたいと思っておりました。
ところが…
昨晩、何気なくテレビをつけたら、総理辞任のニュースがっ!!
なんで辞めるのか!?なんで、このタイミングで!?
改めて自戒を込めて申し上げますが、私は、中途半端な情報だけで、他人を批判したりするのは好きではありません。それは何も生み出さないからです。
今回の総理辞任に至る事情も、きっと福田総理ご自身、様々な事情があって、いろんな思索を重ねた結果の判断だったのだと思います。
しかし、しかし、立場の違いは異なれど、同じ行政機関(政府)の長として、今回の辞任は理解に苦しみます。
来年度から実施すると言っていた道路特定財源の一般財源化はどうするのですか?(どうなる≠ナはありません。どうする≠ナす。)
後期高齢者医療制度を始めとする社会保障制度改善はどうするのですか?(長寿医療制度っていう呼称にするって決めたのは福田政権ですよね!?)
消費税の問題はどうするのですか?
今の景気状況の打破を図るための補正予算(総合経済対策)はいったい…!?
責任ある立場の方は、基本的には、口に出したことを最後までやり遂げることこそが基本的行動原則ではないのでしょうか?(あくまで自戒の念を込めて…)
今の状況下にあって、首相辞任が状況を好転させる事態に本当になるのでしょうか?
そもそも、そのようなお気持ちがあるのであれば、なぜ内閣改造を行ったのでしょうか?
誤解があるといけませんので、敢えて書きますが、この想いは、直ちに、この政党がいい、あっちの政党がいい、という話にはつながらないと思っています。
とにかく、同じ境遇に身を置く者として、何ともやるせなくなりました。
こんなときに、私たちが心がけなければならないこと。
奇しくも、樋渡市長さんのブログにも触れておりましたが、こんな状況だからこそ、私たち地方自治に身を置く市町村長が身を引き締め、ただひたすら、自分たちのまちの発展のために心血を注いでいかなければいけないと感じました。