

虫の知らせ≠ニいうものはあるものでしょうか?
今年の5月くらいだったでしょうか?
ときどき拝見させていただいている太田市長とれたて日記≠何気なく覗いていると、あまり見慣れない言葉が…
行幸啓
行幸啓?℃ォ書で調べてみると、天皇皇后両陛下が一緒に外出されることを指す言葉だそうです。
一方的にしか存じ上げませんが、全国的にも有名な太田市長さんがこのように触れられているのを見て、いやぁ、大変そうだなぁ。まぁ、あまり自分には縁がないだろうなぁ≠ニいうくらいの感想を持ったことを今でも記憶しております。
それから数ヵ月後…
総務部長が私のところにやって来て、天皇皇后両陛下の行幸啓があり、燕三条に…≠ニのこと。
最初は事態をあまり理解できませんでしたが、行幸啓≠ニいう言葉が頭に響いてきて、先ほどのブログと重なってきて、ようやく事態を把握したことを覚えています。
そして、昨日、天皇皇后両陛下御臨席の下開催された第28回全国豊かな海づくり大会にいがた大会=iこのことはまた後日)に続き、本日の燕三条地域への行幸啓。
この間、以前も触れたように、高円宮妃久子殿下とお話させていただく機会を得たりしていたので、多少心にゆとりがあると思っていましたが、とんでもない。
爽やかな晴天という行幸啓にふさわしい天候の下での県央地域地場産業振興センターでのお出迎え、同センターでの15分程度のお話をさせていただく機会、そしてお見送り…(須頃小学校の子どもたちをはじめ燕市の園児たちもありがとう!!)
同センター理事長の燕市の小林市長さん、同市議会の星野議長さん、三条市議会の阿部議長さんと一緒での行動だったし、小林市長さんがメインのホスト役だったにもかかわらず、自分の頭の中はもういっぱいいっぱい…
それでも、天皇皇后両陛下は、そんな私(ども)をあたたかい笑顔で包み込んでくださり、会見場は何とも言えない不思議なまばゆい空間に様変わり。
会見場では、三条市での7・13水害のこと、燕市において被害の大きかった中越大震災のこと、その後の復興のことなどに大変気に留められている姿が印象的だったとともに、この地域の産業の話、とりわけ、伊勢神宮の式年遷宮にこの地域から和釘を納めさせていただいていることをお伝えすると、和釘に関してのご質問が次々と…
きちんと伝えきれたかどうか不安はつきませんが、燕三条地域のことを今まで以上にご認識いただけたのではないかと勝手ながら思っております。
最後にお見送りする際、私の前で皇后陛下が足を留められ、7・13水害で被災された方々、とりわけご高齢の方々を案ずるお言葉をかけられたことは生涯忘れられないし、三条市民を代表して、感謝しても感謝しきれない気持ちでいっぱいです。
また、この話と全く関係ありませんが、来年から一緒に働くこととなる方の発表を行いました。この採用関係についても、後日、触れたいと思います。