2008年12月02日

広域連携

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さすがに1週間、更新をサボった影響は大きく、アクセス数が激減しています…

さてさて、昨日は異地点間連携≠フ可視化のことに触れましたが、今日は広域連携≠フ可視化について書きたいと思います。

越後三条食と技展≠ェ終了した翌25日、霞が関ビルにおいて新潟港利用活性化・産業発信フォーラムinTOKYO≠ェ開催され、私もパネリストの1人として参加してきました。

当日の参加者が250名を超えるなど、このフォーラムがもたらした効果は様々あるのですが、今回が第一弾のこのフォーラムの取組としての最大の特徴は、新潟市・長岡市・聖籠町と私ども三条市という市町村レベルが連携して主催したことにあります。

一般的に、新潟港というものをテーマとするのであれば、新潟港自体が特定重要港湾ということもあり、こういうフォーラムは、国や県が主催するのが一般的だと思います。

しかし、産業活性化という観点から言えば、まさに地元経済を一番近いところで見ている私ども市町村レベルが、行政体としては、一番痛切に感じているところであり、だからこそ、新潟港そのものが持つ新潟経済全体を底上げするだけのポテンシャルを実感していますし、その分、現在の利用状況を嘆いているわけです。

しかも、上越新幹線の長岡駅・燕三条駅・新潟駅の間には、北九州市を上回るパフォーマンスを誇る産業力があるだけでなく、新潟エリア、燕三条エリア、長岡エリアは、それぞれ得意とするところがバッティングしないという稀有なエリアです。

そんな越後平野全体の産業力の良さも、そして、新潟港のポテンシャルの高さも痛切に感じている4市町の首長が、本当の意味で結束して開催した、このフォーラム。基調講演をいただいた日本総合研究所会長の寺島実郎先生もこんな形のフォーラムは初めて経験した≠ニ評価していただきました。(寺島先生のお話は本当にタメになることばかりでした。また、機会があれば書きたいと思います。)

私たち三条市としても、恐らく三条市単独の開催であれば、知り合うことのできない様々な関係者と面識を持つことができました。

ただ、今回のフォーラムも広域連携≠フ可視化の第一歩に過ぎません。もう次の手に着手しつつありますが、この連携軸も大切にしていきたいと思っております。

ちなみに、新潟日報さんが、昨日取り上げた越後三条食と技展≠記事にしてくれていました。



昨日、記者会見を開きました(関連記事はこちら、報道資料はこちらをどうぞ)。
posted by 国定勇人 at 18:26| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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