以前も紹介したことがあったかもしれませんが、三条市役所には、所属部署の仕事とは全く離れた形で、政策提言を行うことのできるプロジェクトチーム例月政策会議≠ニいうものがあります。
昨年度の例月政策会議から提言のあったものから幾つかは実際の政策として実行しているのですが、その中の1つが県央地域地場産業振興センターで本年度から取り組んだ燕三条「学生」ビジネスアイディアオーディション≠ナす。
このオーディションは、燕三条地域の技術や産品に、学生さんのアイディアを組み込んでもらい、新たなビジネスプランを提案していただくという気付き≠フための取組の1つでもあります。
初年度にもかかわらず、多くの学生さんに応募していただいたのですが、もっと驚いたのがそれぞれの提案内容の完成度の高いこと!!
そうした状況の中で特に選びぬかれた受賞者の提案をプレゼンしていただく入賞者発表会が先月行われたのですが、残念ながら、私は聞くことができませんでした。
そこで、無理なお願いをして、最優秀賞を受賞された長岡高専の学生さんの提案内容を別途発表していただく機会を設けさせていただきました。
いやぁ、なかなかどうして。大したものです。
燕三条地域の特産品の1つに麩があるのですが、これに調味料を加えて、災害用の備蓄食にしたらどうかという提案です。
その商品名(仮称)が今日のタイトルふぅ=B
提案内容には、新しい技術開発も何もありません。あるのは、麩の特性(保存期間が長いこと、軽いことetc.)に着目して、災害と結びつけたという気付き=B
目からウロコです。
今、本当に実現できないものかどうか、防災担当や商工担当と検討に入りました。
プレゼン資料がもうまもなくこちらにアップされると思いますので、ご関心の方は覗いてみてください。