私は、少し体調を崩してしまいました…2月は寒暖の差が特に激しいような気がしております。皆さんもお身体大切に過ごしてくださいませ。
さて、本日、来年度予算を発表しました(予算のポイントはこちら)。
来年度の市民法人税の税収見込みが25%減少する見込みとなる中、一般会計予算総額が前年度対比約55億円(12.7%)増となる約487億円、これに今週の月曜日に議決をいただいた2月補正予算27.5億円が連動し、事実上、約515億円という超大型の13ヶ月予算編成とさせていただきました。
今回の13ヶ月予算では、地域経済活性化行動計画関連が約140億円を占めることでお分かりいただけるように、現下の経済情勢の悪化を受けての地域経済の早期回復に相当傾いた予算編成となっております。
また、明日の三条市を形成するために必要となる投資的経費につきましても、5.3%増の約58億円を充てさせていただきました。
しかし、ここまで積極的な予算を編成すると、後年度負担はどうなるのか!?といった懸念を持たれる方も多くいらっしゃると思います。
私たちは、今回の予算編成に当たり、積極的な予算編成とそれに伴う後年度への負担の回避という相反する命題を同時に達成すべく、職員一同苦慮してまいりました。
そこで、これまで以上の国県補助金の有効活用、政策的経費まで含めた枠配分方式の導入、経営戦略プログラムの前倒し実施などを組み合わせた結果、
@経常収支比率;91.4%(0.5ポイントの改善)
A実質公債費比率:16.9%(1.3ポイントの改善)
と、後年度負担の回避も、ある程度達成できたのではないかと思っております。
とりわけ、実質公債費比率は18%を下回ることができたので、起債発行に際し、国の許可が必要なくなるという、大きな前進を図ることができたと思っております。
まずは、この予算を議会でご議決をいただき、現下の経済情勢に、企業の皆さま、市民の皆さまとともに、立ち向かってまいりたいと思っておりますので、宜しくお願いします。
それぞれの施策についても触れていきたいのですが、それは折に触れてということで…
今回の予算概要は、分かりやすくをモットーに仕上げたつもりですので、どうかこちらをご覧いただければと思います(例えば、主要事業説明資料では、3ページに、地域連携として燕市さんとの連携を、広域連携として新潟市さん、長岡市さん、聖籠町さんとの連携を、異地点間連携として越前市さん、関市さん、武雄市さん、三木市さん、箕面市さんを具体的に掲載させていただいております。関係市町の首長を始めとする皆さま方、宜しくお願いします!!)。