
市長という職務柄、各種行事・イベントにおいてご挨拶をさせていただく機会も多いのですが、それ以外にも20〜30分程度何でもいいから話してほしい。テーマも任せる≠ニいうご依頼も多数頂戴いたします。
一種のふれあいトーク≠ナすね。
年が明けてからも、短くて20分程度、長くて90分程度までと、多種多様なものが、軽く10回は超えているのではないかと思います。
こういう機会が多いのは大変ありがたいのですが、頭を悩ますのがテーマ設定。
それこそ、あれも話したい、これも喋らなきゃ、という中で、テーマを絞るのが難しい。
そんな中、今年はその多くを食≠ノ充てております。
食育、農産物PR・販売、紅コロ、ラーメン、地産池消レストランなどなど…
三条の食もお宝≠ネんだっ!!!ということを、これまでの取組を紹介しつつ、訴えています。

そんな中、開催されたのが三条まんま塾$ン立総会。
農業生産者サイド、消費者サイドが一堂に会する仕組みづくりも大いなるステップアップですが、この三条まんま塾≠ヘ、それだけで満足するような組織ではありません。スーパーなどの流通業界にも参画していただいているのがミソです。
これで、朝日新聞の社説でも紹介されていた身土不二≠フ理念が現実化できるための検討準備体制が整いました。
しかし他方で、農業生産者サイドと消費者サイドの意識のズレが現実のものとして浮かび上がったのも、設立総会でした。
米価≠めぐる意識の差。これは米に限ったことではありません。
消費者は高い≠ニ感じている一方で、農業生産者は低すぎる≠ニ感じている現状。
これを打破していくのも、三条まんま塾の役割だと思っています。
そして、その打破の方法は、議論ではないはず。
1つ1つの実践。つまり、地元産のホンモノを当たり前のように購入・活用できる環境を作っていくこと。
それから、大切なことは…サイド≠ニいう表現そのものが要らなくなること…
この取組の実践が三条まんま塾に期待されております。

こうして期待あふれる三条まんま塾ですが、私にとって、少し残念だったことが…
それは、設立祝賀会の食事が地産地消を全く意識していなかったこと。
上の写真は、三条工業会さんで食≠ノついて講演させていただいた後のレセプションで提供されたメニューです。
ここでは、地元産にこだわったメニュー構成でした。
次の総会では、大々的なPRを兼ねて、レセプションをやりましょうね!!
(三条まんま塾については、日頃お世話になっていて、設立総会にも出席いただいた姉歯教授のブログにも紹介いただいております。ありがとうございました!!)