2012年09月13日

竹内まりやさんに救われました

s240911記者会見 ボナペティ5.jpg

真夏のときの寝苦しさが漸くひと段落…

朝の目覚めが清々しい季節になりました。季節は確実に移ろうのですね。

今日は議会の常任委員会が始まるので、庁内協議をこなしつつ、執務室の窓から三条の初秋の空を眺める一日になりそうです。

閑話休題。

一昨日の記者会見からもう1つ“Bon Appetitシール”についての話題です(関連記事はこちら)。

完全米飯給食を中心とした子ども達だけに焦点を当てた食育推進から、大人向けの食育推進にも取り組み始めたのが昨年度から…

その昨年度の取組の象徴的なものが“地産地消推進店”の認定制度でした(実際にはその水面下にある地産地消システムの構築が重要なのですが、それについてはまた後日…)。

認定させていただいた各店舗には、“地産地消度”を星の数で表した“Bon Appetit!!SANJO”プレートを交付させていただく形を取ったこの制度ですが、1年経過していない今日お蔭様で101店舗にまで拡大するに至りました(この制度の詳細についてはこちら)っ!!!

この機運を逃してなるものかっ!!!と、更に踏み込んだのが今回の“Bon Appetitシール”。お店単位ではなく、農産物そのものを認定することにしちゃいましたっ!!!

こちらも大型小売店のご協力をいただくなど、お蔭様で順調な滑り出しっ!!!

間もなく、皆さまがお買いものされる際には、このシールを目にしないという日はないという日がきっと来ますよっ!!!



さてさて、この“Bon Appetit!!SANJO”のプレートやシールについてのこぼれ話を…

このプレートやシールを作成する上で、徹底的に拘ったのはデザイン。

地産地消といえば緑提灯が有名ですが、ああいうのは絶対に避けたかった…(だって、洋食店とかには相応しくないですよねっ!!!小洒落たお店でも、地産地消に拘ったお店が増えてきているわけですからねっ!!!)

そんなわけで、担当職員が泣きながら、色んなデザイナーにお願いして、試行錯誤を重ねて完成した、職員からすれば涙なくしては語れない力作なんです。

そんな力作でしたが、いよいよ公表・実施に踏み切ろうとした矢先、大きく立ちふさがる壁がっ!!!

“不当景品類及び不当表示防止法”、いわゆる景品表示法です。

当初のデザインロゴでは“Made in SANJO”だったのですが、これを飲食店に掲げた場合、“100%三条産を使用した料理ではないのにMade in SANJOとは優良誤認に当たるのではないか?”との消費者庁からの指摘が入ったのです(機転を利かして、事前に照会してくれた職員がいたから良かったものの、これが制度開始後に指摘されていれば問題は大きくなっていたので、結果的には助かりました)。

これには頭を悩ましました…

なかなかデザインに合致したフレーズが見つからない…(どれだけ悩んだかな!?1ヶ月弱は悩んだかもしれません…)

そんな折、ふと私の脳裏をよぎったのが、大好きなミュージシャンの1人、竹内まりあさんの9枚目のオリジナルアルバムのタイトル“Bon Appetit!”でした。

「確か“召し上がれ”という意味だったなぁ」と職員の前でブツブツ呟きながらネット検索すると、果たしてそのとおりっ!!!

これが“Bon Appetit!!SANJO”の誕生秘話です。

昨日の一般質問で、議員さんから、“三条の若手農家がイタリア野菜研究会を立ち上げて頑張っているんだから、イタリア語の方が良かったのではないか?”とのご指摘をいただきましたが、正直そこまで考えが至りませんでした…

イタリア語だったら、“Buon appetito!(ブオナッペティート)”でしたね。これはこれで「アリ」だったかも…
posted by 国定勇人 at 11:37| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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