間もなく“不惑”の節目(40歳)を迎えようとしていたある日のこと。
書店の書棚、平積みになっている書籍を何気なく眺めていると、目に飛び込んできたのが“若者、バカ者、よそ者〜イノベーションは彼らから始まる!〜”。
40歳という定量的年齢の壁!?を感じ取っていた私にとって、“原点回帰につながるかな!?”との思惑を絡み、ついつい購入。
で、読書感想の方ですが…
今の自分の物事の考え方、捉え方、積み上げ方といった思考回路をそのまま明文化してくれたのか!?と錯覚するほど、価値観がピッタリ当てはまる、スマッシュヒットの一冊でしたっ!!!
例えば…と引用しようとしても、どこを引用すればいいか迷いに迷ってしまうほど、テーマの本筋ではない部分まで含めて、思考回路というか、物事の因数分解の仕方というか、そういう肌合いがピッタリなんです…
本書は企業(経営者)のあるべき姿に焦点を当てた内容となっていますが、そのエッセンスは企業のみに当てはまるだけでなく、著者も言及されているように、政治はもちろん行政組織、市町村にも間違いなく当てはまるものですっ!!!
“それは分かったから、どんな内容なのか、その一端でも教えてほしい…”
と思っている方がいらっしゃるかどうかは分かりませんが、今度ばかりは、是非とも是非とも手にして読んでみてくださいっ!!!決して期待を裏切らないと思います(職員の皆さん、これまで拙ブログに登場した本の数々は“国定文庫”として!?秘書室に保管していますので、この本を含めていつでもどうぞっ!!!)。
ちなみに、まちづくり分野ではよく使われる“若者、バカ者、よそ者”というキーワード。
分かりきっていることとは思いますが、40歳になるから“若者”だとかそうじゃないとか、三条出身じゃないから“よそ者”だとかそうじゃないとか…なんていう意味では全くありませんから念のためっ!!!
著者は同書で「必要な人材は、いままでのしがらみや固定観念にとらわれない“若者”、いままでの枠組に収まらなかった“バカ者”、そして、そもそもいままでのやり方を知らない“よそ者”が重要」と定義した上で、「われわれ自身が、“若者”か“バカ者”か“よそ者”になってしまえばよい」という趣旨の言葉を幾度となく訴えています。
そうなんですっ!!!
行政だってイノベーションが不可欠な局面なんですっ!!!
三条市もろとも“若者”“バカ者”“よそ者”になってしまえばよいのですっ!!!
“若者”“バカ者”“よそ者”バンザイっ!!!
そんなわけで…
超・超・超・超おススメの一冊ですっ!!!(ちなみに第一版第一刷が今年の8月31日という出来立てほやほやの新書のためか、明らかに文脈の通らない書き間違いや脱字が相当目に付きますが、それもご愛嬌ということで…)