2013年03月14日

加茂市長に告ぐA

13632464859770.jpg

先月26日にまで話が遡りますが、三条地域水道用水供給企業団議会が開催され、同議会に提案した水道用水供給条例の一部改正案が賛成多数により、可決成立しました。

と…

事実関係だけを記すと誠に無味乾燥な印象を与える内容ですが…

ちなみに、同条例の一部改正の概要を簡単に記しますと、三条地域水道用水供給企業団は、加茂市、田上町、そして三条市の3市町が共同出資して設立した一部事務組合であり、五十嵐川水系から取水した水を水道用水へと浄水し、構成3市町へ供給することを主な事業としているのですが、その供給する際の構成市町ごとの供給単価に格差が生じていることから、その格差是正を図るため、見直しを行うものです。

もう少し具体的に申し上げますと、改正前の供給単価が加茂市70.18円、田上町66.60円、三条市116.39円のところ、今般の改正により、加茂市72.66円、田上町69.34円、三条市115.45円と、僅かばかりではありますが、格差の是正が図られるというものです。

と…

これだけ見ても、三条市側から見ればいかにも抑制的で、話題にもならないほどの改定内容であるかということが窺い知れると思います。

でも…

この条例改正案提出に至るまで、実に丸2年の期間を要した上、毎度のことではありますが、同議会当日は、副企業長であるにも関わらず、加茂市長が欠席する中での審議、そして採決という状況でありました(同じく値上げする立場となる田上町さんからは、もちろん佐藤町長さんにご出席をいただいたにも関わらずです…)。

料金改定に関することでありますので、お互いの主張があることは分かります。それはお互いが尊重し合い、どこかで妥結しなければなりません。

私ども三条市側にだって、(加茂市さんと同様に)言いたいことはたくさんあります。でも、料金改定の当事者として、議会からご議決をいただき、団体意思として最終確定した事項について、殊更あれこれ申し上げるつもりはございません。

でも、これだけは、加茂市長さんに申し上げたい。

“せめて話し合いで決めたことくらいは守ってほしい”と…

以下、事実関係を淡々と記していきたいと思います。

今から遡ること、平成23年2月9日の三条地域水道用水供給企業団正副企業長・参与会(以下単に「参与会」といいます)において、料金格差是正の検討を議題とし、加茂市長さんからは“企業団とともに三条市から案をつくってほしい”旨の発言を頂戴し、構成市町の担当者レベルでの調整を経ながら、事務局案の策定を図ることで意見の一致を見ました。

同年11月28日、料金格差是正を議題とする参与会の開催を予定していたところ、加茂市から(敢えて理由は触れませんが…)開催の延期要請があり、それを承諾し、流会(この間、企業団事務局と構成市町の担当者間で事務局案を策定。3市町の首長には、この段階で事務局案が事前説明済)。

翌平成24年2月8日、料金格差是正を議題に盛り込んだ参与会の開催を予定していたところ、加茂市から“料金格差是正が議題に入るのであれば参与会を欠席する”旨の連絡があり、流会を決断、企業団議会開催を優先させる必要があることから(来年度予算を審議していただく必要があったことから)、料金格差是正を議題から削除する形で、2月17日に参与会を開催。

同年2月20日、再度参与会を開催し、事務局案に係る基本的考え方を説明し、私より“来年度は事務局案を中心に話を進めていきたい”旨提案を申し上げ、特に異論なく終了。

同年4月23日、同年5月9日、料金格差是正を議題とする参与会の開催を予定していたところ、いずれも加茂市から(敢えて理由は触れませんが…)開催の延期要請があり、それを承諾し、流会。

同年7月6日、加茂市長さんもご出席の下、参与会において、事務局案を説明し、料金格差是正については、同年中に結論を出し、来年度から対応することについて、加茂市長さんも含め、全員了承。

同年10月29日、3首長会議(7月の参与会において、加茂市長さんから“参与会というカタチではなくざっくばらんなもので”という提案を受け、敢えてこのような会議の場をセット)の開催を予定していたところ、いずれも加茂市から(敢えて理由は触れませんが…)開催の延期要請があり、それを承諾し、流会。

以後、幾度となく、開催を試みるも、日程調整のメドすら立たず、加茂市からの対案が示されることなく、月日が流れ、ついに今年の2月に…

今年2月5日の参与会において、加茂市からの対応(というか主張)が示され、吟味するも、@施設能力、A水利権、双方の問題から、明らかに現実離れしていること、仮に加茂市案を受け入れたとしても、財源調達の関係から、逆に経営を圧迫し、大幅な給水料金の引上げが避けられないことが明らかになると、突然の加茂市長さんの途中退席。

以上、企業団議会でも、全体の流れを答弁致しましたので、ここでも記載することと致しました(加茂市長さんは、ご自身の強い主観を入れ込んだ紙を関係方面に配布しているようでございますが、ここに記したことは客観的な事実です。同じ構成団体である田上町さんも、ともに見続けてきましたので、ここに記したことが嘘偽りのないことを担保していただけます。)

この間、田上町長さんともども、料金格差是正に当たり、加茂市さんの思いを十分に咀嚼しながら、進めてまいりましたが、交渉テーブルで決めたこと(交渉期限の設定など)には従っていただかなければ、物事は何も決まっていきません。

いずれにいたしましても、議会においては同改正条例案の可決をいただき、団体意思は確定いたしました。

加茂市長さんに申し上げたい。民主主義に則った手続は整いました。三条地域用水供給企業団からの水道用水を受水される以上、このルールに基づいた料金で処理いただきたい。

当たり前なことではありますが、切なる願いでもあります。
posted by 国定勇人 at 17:58| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする