昨日から解き放たれ、既に数々の話題を振り撒いている“燕三条工場の祭典”でありますが(関連記事はこちら)、折角、燕三条地域にお越しいただいた皆様に、併せてご覧いただきたいものがあります。
それが“燕三条ブランキングアート展”。
“ブランキングアート”とは、それそのものが造語なわけですが、公式HPによれば、“商品や部品生産などの製造工程で排出される事業排出物(ブランク材)を用い、創意工夫と技術によって再び生まれ変わらせ、燕三条に代々息づく「ものづくりの心と技」を表現しようとする取組”を指します。
今回の意欲的、挑戦的な取組の源流の1つとなったのが、今回のプロジェクトの中心的役割を果たしている諏訪田製作所さんがマルナオさんの協力を得て製作した、火焔型土器をモチーフにした“三条マルシェ〜ごった鍋グランプリ〜”の優勝トロフィ(関連記事はこちら)。
元々、主力商品の1つである爪切りの製造過程で生ずる抜型を組み合わせたシャンデリアなどで、多くの企業訪問者にド肝を抜かせていた諏訪田製作所さんでしたが、この優勝トロフィ製作により、多くの人々に“ブランキングアート”なるものの魅力を気付かせ、ここに新たな未開拓の領域があることを気付かせました。
“このままでは終わらないだろうなぁ…”
そうは薄々思っていたのですが、まさか、ここまで、つまり“燕三条ブランキングアート展”という形で、多くの賛同者を巻き込んで、打って出るとは…
さすが、世界の諏訪田製作所のカリスマリーダー、小林社長っ!
再び、ド肝を抜かれました。
というわけで、個人的には、“燕三条工場の祭典”のスピンオフ企画と勝手に位置付けている“燕三条ブランキングアート展”ですが、“燕三条工場の祭典”の拠点でもある燕三条駅2階の“燕三条WING”、並びに燕三条地場産業振興センター“リサーチコア”2階の展示スペースで開催中です。
こちらの方も、是非是非足をお運びくださいませ。
なお、小林社長が熱く語る“ブランキングアート”の魅力はこちらから(こちらの方がよりダイレクトにアクセスできます)。小林社長のあつ〜いキャラを覗くだけでも十分な価値がありますっ!
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ちなみに…
ケンオードットコムさんの記事によれば、“燕三条工場の祭典”がグッドデザイン賞を受賞したそうですっ!
凄いなっ!