2015年09月16日

進化した吉ヶ平山荘

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一昨日の“吉ヶ平自然体感の郷”の続きをば…

“吉ヶ平自然体感の郷”の中心施設となる“吉ヶ平山荘”(関連ブログはこちら)。

集団離村後も、地元の皆さまの地道な保全活動のお蔭様で、長きに亘って風雪に耐えつつ、天寿を全うし、解体を余儀なくされた旧森町小学校吉ヶ平分校。この分校のイメージを極力再現すべく建設された新生“吉ヶ平山荘”ですが、昔の面影に気を配る一方、機能面については、この平成の世に相応しいものを併せ持たせているのが特徴です。

とは申せ、平成の世に相応しい機能を持たせるのに不可欠なライフラインが、この吉ヶ平にはありません。

それが電気と水道(携帯電話など論外です)。

この現代社会を生きるうえで欠くべからざるライフラインがないというのはかなり痛いところ…

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ですがっ!

神様は我々を見捨てたわけではありません。

苦悶する私たちに救いの手を差し伸べてくださったのは、奇しくも、私達自身がリーマンショック以降取り組んできた“次世代産業創造プロジェクト事業”でありました。

この“次世代産業創造プロジェクト”で取り組んできた小型風力発電装置の開発の過程で培ってきた、回転技術、制御技術、発電技術、蓄電技術など各要素技術を“吉ヶ平山荘”脇の湧き水を使った小型水力発電装置の開発に転用することで、この頭の痛い難題を何なく乗り越えることに成功いたしました。

開発いただいたe-cubic共同企業体の皆様方、本当にありがとうございましたっ!

この小型水力発電装置のお陰で、灯りを点す電灯はもちろんのこと、衛星携帯電話、トイレの設置に不可欠となる合併処理浄化槽、はたまた湧き水への塩素注入装置(の設置に伴う飲用水の提供)といった、平成の世を生きる上で必要不可欠な諸機能を取り揃えることができました。

こうなると、後は遊びの機能をどうするのかですよねっ!

それは次回改めて書き記したいと思います。



“携帯電話が通じない”&“遊び”というキーワードで思い出したのですが、旧郵政省勤務時代、インターネットアクセス網の充実強化に躍起になっていたテレコム部局の中で、インターネットアクセス網の橋頭堡ともいうべき“ホットスポット”に対抗する概念、つまり、仕事を離れても携帯電話などを通じて仕事が舞い込んでくる世知辛い世の中から、心身ともに完全に懸絶された空間を意味する“コールドスポット”の必要性を真剣に考え、その環境整備を真剣に模索した若き官僚がいました。

それが、当時の私の同期であり、今は箕面市長となっている倉田クン。

私は、今こそ、彼の模索した“コールドスポット”が真に求められている時代ではないのかと思います。

そして、この“吉ヶ平自然体感の郷”こそ、真正“コールドスポット”であります。

では、この“コールドスポット”で私たちは何に打ち込むのか…

それを改めて紹介したいと思います。
posted by 国定勇人 at 12:26| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする