2015年10月27日

当たり前すぎて、何の感慨もありませんが…

震災廃棄物の広域受入れに際してはあれだけ連日押し寄せていたマスコミも、時間が流れる中、ニュースとしての価値がないと判断したのか(そうであれば、いかにもマスコミ的ですが…)、或いは、当然の帰結過ぎてわざわざ報ずるまでもないと判断したのか(そうであれば、私の考えに近いのですが…)、私の確認するところ、どこも取り上げるところがありませんでしたが、昨日、“三条震災ガレキ処分損害賠償請求住民訴訟事件”の地裁判決がありました。

曰く、“原告の請求を棄却する”。

つまり、我々の全面勝訴です。

まぁ、当然ですよね…

当たり前すぎて判決自体には何の感慨も覚えませんが、昨日、次のとおりのコメントを出しました。



本日、新潟地方裁判所において、三条震災ガレキ処分損害賠償請求住民訴訟の判決が言い渡されました。

この判決では、原告側の訴えが全て棄却されており、震災廃棄物処分に係る支出が違法ではないとの私の主張が全面的に認められた内容となっております。

今後とも、関係法令を遵守し、一般廃棄物の適正な処理及び環境保全に努めてまいります。

また、改めて東日本大震災で被災された多くの自治体の一日も早い復興をお祈りいたしますとともに、三条市として、引き続き、「困ったときはお互いさま」の精神でできる限りの支援をしてまいる所存です。




コメントから滲み出る思いを汲み取っていただければ幸甚ですが、今回の訴訟そのものが、震災廃棄物を受け入れた地域のイメージを傷付けてしまったのではないか、というのが、一番心を痛めているところであり、訴訟そのものが全ての国民に付与されている権利である以上、訴えるという行為そのものを止めることは何人たりとも許されるものではないのですが、繰り返しになりますが、この訴訟自体が被災地のイメージを却って貶める結果になっていたとすれば、“良かれと思ってやった行為(今でもそう確信しておりますが)が却って相手を傷付ける結果となってしまった”と、本当にやるせない気持ちになってしまいます。

今はただ、コメントにも書き記したとおり、改めて東日本大震災で被災された多くの自治体の一日も早い復興をお祈りいたしますとともに、三条市として、引き続き、「困ったときはお互いさま」の精神でできる限りの支援をしていくことを誓うほかありません。



それと、今回の震災廃棄物の広域受入れに当たっては、仄聞するところによれば、新潟県内で最初に受け入れた柏崎市と三条市に対し、「健康被害を受ける人が出ると傷害。それによって亡くなれば傷害致死と言いたいが、分かっていてやったら殺人に近い」と定例会見でのたまわった某県知事がおられたようでありますが、その方は、今回の判決をどのように評価されているのか…個人的には、関心があります…
posted by 国定勇人 at 09:26| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする