2015年12月07日

成熟味を増した香港市場

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帰国して、新潟日報さんの別件の記事を確認しようと思ったら、優秀な秘書殿が“市長の記事ですか?”と一言…

“また何か悪いことしたのかな!?”とドキドキしつつ、“何の記事で僕が出ているの?”と聞いたら、私が香港のセミナーで講演したことが記事に出ているとのこと。

しかも、それらしく外国人に講演しているかのような写真付きで…(実際、講演したのですが…)

というわけで、新潟日報さんの土曜日の記事のとおり、香港の“イノデザインエキスポ香港2015”のイベントの1つとして開催された“ジャパンセミナー”で講演してまいりました(現地取材を受けた関連記事はこちら)。

聴衆250人ほどだったでしょうか…

大勢の関係者に足をお運びいただく中で、燕三条に関するあれこれをお話させていただくことができました。

この素晴らしい機会を作っていただいた香港貿易発展局の皆さまに、心から感謝申し上げたいと思います。

本当にありがとうございました。

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ところで、その後、香港の関係者ともランチをともにしながら、現在の香港の対日本観について改めて伺うことができましたが、日本産品の香港市場での位置付けは、もはや完全なる成熟の域に達しております。

おそらく、知識、認識という意味では、日本産品の日本市場におけるそれと一緒と言っても過言ではない領域に達していると思います。

だからこそ、地域エリア毎に売り込んでいく、つまりテーマもコンセプトもない現在の地方自治体ごと(特に県レベル)の売り込み方は、既に時代遅れである印象を受けました(というか、そんな売り方が時代にあっている局面などないというのが私の持論ですが…だって、三条の包丁のファンは三条の包丁が好きなわけであって、三条のお米まで好きなわけではないのですから…)。

そして、成熟した香港市場では、どのやり方も一定の成果を得ることができる、つまりリスクが低い反面、成果の持続性はあまり期待しない方がいいのではないか…という印象も併せて感じた次第であります。

となると、短期的なインパクトをいかに効果的に打ち出すのかが勝負どころなのではないかと…

とすれば、例えば、包丁ファン向けに、同じ刃物産地である越前市さん、関市さん、堺市さん、三木市さん、そして私どもが、それぞれの看板を引っ提げて、共同で打って出るくらいの戦略が必要なのではなかろうかと…

となれば、いよいよ“2020年東京オリンピック・パラリンピックを活用した地域活性化推進首長連合”の果たすべき役割が到来したのかと…思った次第であります。

というわけで、香港市場は、テーマ毎に、香港の各ターゲット層毎に売り込み、結果として、その層の掘り起こし、拡大に繋げていく道を模索していきたいと強く思い至りました。

いずれにしても、素晴らしい機会をいただいた香港貿易発展局の皆さま、本当にありがとうございましたっ!

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ちなみに、先日のブログで写真だけ掲載したイラストは、私たちが講演&パネルディスカッションをしている合間に、リアルタイムな情報を入れつつ書き上げられたもの。

講演やパネルディスカッションの途中で、あのイラスト(私たちの側からは見えませんでした…)の写真を撮っていく聴衆があまりにも多かったので、“何のことだろう…”と訝っていたのですが、素敵な演出ですよねっ!

今度、どこかでパクってみたいと思います。
posted by 国定勇人 at 13:14| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする