2015年12月14日

【読書感想文】ローマ法王に米を食べさせた男

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この本、何ヶ月前に読んだものだったかなぁ…

と、目を細め、遠くを眺めたくなるほど、久々の読書感想文です。

今回ご紹介するのは、ドラマ“ナポレオンの村”のモデルとなった羽咋市の職員、高野誠鮮さんが書かれた“ローマ法王に米を食べさせた男”という本です。

もう読み終えてから数ヶ月経ちますが、この職員さん、清清しいほど、攻めに攻めて攻めまくっているなぁ…という感想がはっきりと脳裏に刻まれております。

よく言われることですが、“とにかく諦めずに、情熱的に、前向きに取り組んでいれば、必ず活路が開かれる”ということを地で行く高野さんの職員人生自伝であります。

しかし、新しいことをやれば、必ずと言っていいほど、足を引っ張る勢力が出てくる…批判する勢力が出てくる…それに怯んで、頼みの味方が一人またひとりと去っていく…こんなことが生ずることは、作用反作用の原則の如く、必ず生ずる事象なわけですが、そうした事態に直面したとき、踏ん張りきれるかどうか、自身のビジョンを守り抜けるかどうか、これが事の成否を大きく左右します。

そして、当然の如く、こうしたアゲインストの風が吹きまくっているときに、いささかもブレずに自分の信念を貫いた者だけが“成功”の果実を手に入れることができる…こんな一見当たり前の社会法則を改めて感じさせる、そんな一冊です。

でも、何かに挑戦すると、必ず批判する勢力、足を引っ張る勢力が出てくることは皆等しく理解しているのに、いざ、そうした状況に直面すると、怯んで、自説を曲げ、(何もやらないよりも最悪な結果を生む可能性の著しく大きな)“妥協”の道に走ってしまう人が、世の中、数多くいるのでしょうか…(敢えて、自分のことは棚に上げますが…)

自分のビジョンを表に出すときには、自分だけは、アゲインストの風が吹くことはないとでも思っているのでしょうか…

その新しい取組が、先進的であればあるほど、今の世の中にプラスのインパクトをもたらすものであればあるほど、アゲインストの風の最大瞬間風速は高まるものだと思うのですがねっ!

敢えて、私のことに触れれば、私は、アゲインストの風が強ければ強いほど、“自分は仕事をしているな!”“自分の決断した政策は、稲盛和夫さんの云うところの「大善は非情に似たり」の路線のようだな…”と思うようにしておりますが(もちろん、批判は真摯に受け止めますが)、皆さんはいかがでしょう?

話が少し逸れました…

この本を読んで感じたことは、アゲインストの風を乗り越えて成功を掴む人の多くの傾向は、いつもポジティブで、明るく快活で、ガハハハっと笑い飛ばす性格の持ち主であるということ(ついでに申し上げれば、彼の「成功するまで挑戦し続ければいい」という考え方は稲盛和夫さんの基本的経営スタンスそのものです。その粘り強さも成功の果実を掴むためには、不可欠ですよねっ!)。

彼の軽快なテンポの文章を読んでいると、私まで幸せになってしまいます。

こんな人を弾きつける力も、彼が一定の成功を収めた理由なのかもしれませんねっ!

というわけで、気楽に読むことのできる面白い本です。

皆さまも是非どうぞっ!
posted by 国定勇人 at 12:51| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする