2016年04月22日

津軽余話

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少し時間ができたので、津軽最後の話題を…

上の写真は、桜で有名な弘前公園

この弘前公園の桜ですが、樹齢300年を誇る“正徳5年のカスミザクラ”だけでなく、樹齢130年以上の“日本最古のソメイヨシノ”など、樹齢の長い桜が多いのが特徴です。

とりわけ、ソメイヨシノは、実は、行政関係者の中では、“寿命が短い”“管理が大変”と敬遠されがちな傾向にある厄介な樹種でありまして、弘前公園の案内標識を紐解いても、“ソメイヨシノは成長が早いわりに寿命が60年から80年とされていましたが、弘前公園のソメイヨシノは樹齢100年を越すものが300本以上あって、立派に花を咲かせていることから、その管理技術は多くの専門家から日本一と絶賛されています”とわざわざ触れているほどであります。

では、何故、弘前公園のソメイヨシノはこんなにも長寿なのか…

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答えは、このリンゴの果樹園にあります。

リンゴと桜は、ともにバラ科。

“同じバラ科であれば、管理方法も似ているだろう”と、世代を超えて様々な苦難を乗り越え、確立してきたリンゴ栽培におけるノウハウを桜の管理にも援用したのが功を奏したそうで、今では弘前公園での桜の管理方法は“弘前方式”として、全国に広がっているのだそう(ちなみに、選定方法もリンゴ栽培を援用していることから、弘前公園の桜は、どことなく雰囲気がリンゴ畑のそれに似ているのだそうです)。

それにしても、常識を遥かに超える樹齢を誇るとは…

これだけでもご利益がありそうですよね。
posted by 国定勇人 at 14:54| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする