2016年05月20日

災害に強いまちづくり、継続中。

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出水期を控えての災害危険箇所巡視から戻ってまいりました。

“今年もまた、この季節が巡ってきたな”と気の引き締まる瞬間でもあります。

平成16年、平成23年と立て続けに大水害に見舞われた三条市でありますが、そこからの復旧、復興、そして災害に強いまちへの歩みは、多くの皆さまの御協力をいただいて、一歩一歩着実に進んでおります。

写真は、そんな歩みのひとつである遊水地整備が行われている様子です。

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この遊水地は、本川堤防より住宅側(堤内地側)に更に堤防(囲繞堤)で囲った広大な区域を設けた上で、本川堤防の一部を通常の堤防高よりも切り下げ(越流堤)、“わざと”その広大な区域に増水した河川の水を誘導することにより、本川堤防の負担を軽減させ、結果として本川堤防を守る、市街地全体を守るというものです。

昔は、至るところに“遊水地”的機能を有する場所が散在していたのですが、宅地開発や土地改良事業などが進んだ結果、こうして人為的に“遊水地”を設けなければならなくなったのですが、これも時代の要請であります。

そういう意味では、かつて有していた機能を取り戻すための事業と言ってもいいでしょう。

いずれにしても、これが完成し、併せて、上流部にある笠堀ダムの堰堤の嵩上げ工事が完了すれば、平成23年水害時の洪水量には何とか対応できるようになります。

少しでも災害に強いまちに近付けるよう、引き続き多くの皆さまのご理解とご協力を仰ぎながら、私どもとしても一生懸命取り組んでいきたいと思います。
posted by 国定勇人 at 16:16| 新潟 | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする