2016年05月25日

擦り合わせ型製品づくりの場=三条ものづくり学校

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リアル開発ラボ

この言葉を聞いたことのある方はまずいらっしゃらないと思います。

何故ならば、三条市が昨年度から始めたばかりのプロジェクトなのですから…

でも、この“リアル開発ラボ”は、昨日触れた“製品として仕上げていくまでの過程の中で圧倒的な比較優位性を持たせること”を可能とするプロジェクトであると確信しております。

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“リアル開発ラボ”とは、現に存在する(或いは潜在的に予見される)開発ニーズと、その開発に必要となる様々な技術を結びつけ、ニーズに見合った新製品を開発していくというプロジェクトです。

というと、非常に平板な表現となるのですが、言うは易し行うは…の典型例だとも思っております。

例えば…

開発に必要となる様々な技術は1社に収斂されていることは殆どありません。

もちろん、この“リアル開発ラボ”は三条市の事業ですので、できる限り、技術を有する事業者を三条市から選びたいと思っておりますし、技術という観点からも裾野の広い技術集積地である三条市であれば必ずできると思っているのですが、強みとする技術が1つ乃至2つ(でも、逆に、その1つ乃至2つの技術は世界トップレベル)の中小企業が集積している三条市にあっては、この技術を束ねていくためにも、複数の事業者の参画が必要となります。

ですから、これだけでも、複雑な“擦り合わせ”の工程が必要となります。

更に、その開発ニーズはほぼ全て県外に眠っているのですから、それを見つけてくる稀有な人材が必要となります。

しかも、その方には、その開発すべき内容を要素技術単位ごとに因数分解し、全体設計を描き、開発ニーズを持つ企業とそれぞれの要素技術を持つ市内企業群とを束ね、開発を進めていく、高度な“擦り合わせ”能力が求めれます。

ことほどさように、擦り合わせに次ぐ擦り合わせの連続…これがリアル開発ラボの最大の特徴なのですが、だからこそ、“製品として仕上げていくまでの過程の中で圧倒的な比較優位性を持たせること”が可能だと思うのです。

ただし、このプロジェクトを成功させていくためには、2つの大きな条件があります。

それは、@先に触れた、開発ニーズを掘り起こし、関係者を擦り合わせ、開発を進めていくだけの能力を持つ人材と、Aその擦り合わせの場、です。

そして、幸いなことに、我々はその両者を既に手に入れています。

まずは、人材。

今回の“リアル開発ラボ”は、システム・インテグレーション(株)の多喜社長さんの存在なしでは成立し得ません。それくらい、ドンピシャの人材であります。

次に、擦り合わせの場ですが、この場こそ、三条ものづくり学校を置いて他にはありません。

ということで、舞台装置は整っているわけでありますが、後は技術を有する市内企業の皆さんの挑戦を待つのみっ!

今週末が応募期限となっておりますので、この勝利の方程式そのものと言っても過言ではないプロジェクトへのご参加をお待ち申し上げております。



それにしても…

三条ものづくり学校一周年感謝祭はそれこそ、“想定外”の人出に恵まれたようでして…(関連記事はこちら

いよいよ、フォローの風が吹いてきましたな…
posted by 国定勇人 at 13:05| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする