2016年06月13日

振り返れば、確かな道がある。

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最近、「“共感”“繋がり”“絆”こそが地方創生の鍵だ」といった声をよく耳にします。

例えば、まだご紹介しておりませんが、松永桂子氏の“ローカル志向の時代”という本においては、我が国の消費性向は戦後大きな変化を遂げている、具体的には、@高度成長期が“同一的消費性向”“物質的豊かさ”、A安定成長期が“差別的・記号的消費性向”、B失われた20年が“コンテンツ消費性向”、C現在が“ソーシャル的消費性向”“人とのつながり”“「ファスト志向」と「ホンモノ志向」”と変遷してきている、と指摘がなされております。

そして、私もまた概ね同様の認識を持っているところです。

とりわけ、同氏が説くところの“現在”は、これもまた様々な著書において指摘されているように、平成23年の東日本大震災を契機に顕在化していると思っております。

それを考えてみると、“三条マルシェ”は実に感慨深い…

何故ならば、同氏が指摘している“ソーシャル的消費性向”“人とのつながり”のど真ん中を行く“三条マルシェ”が東日本大震災の発災前の平成22年から(どこかの事例を一切参考にすることなく)自発的に企画され、スタートを切っているからです。

この差1年というのは、雲泥の差と云っていいほどのものがあると言っていいと断言できます。

しかも、スタート以来6年の年月を重ねた今日、来場者100万人を達成できたことが素晴らしい(関連記事はこちら)。

何故ならば、ここにこそ、このイベントが主催者側の一方的な“ソーシャル的消費性向”“人とのつながり”を狙いに行くという思い込みに堕することなく、確実に来場者の“共感”を勝ち得たことの証しそのものが詰め込まれていると考えるからです。

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これはひとえに、中学高校生から大人の皆さんに至るまでの、それこそ老若男女を問わない実行委員会の皆さん、マルシェ部の皆さんを始めとする関係された方々全ての知恵と工夫と、何よりも不断の努力に帰するものであり、この栄誉に浴するのはこうした方々を置いていないっ!と断言できます。

本当に素晴らしいっ!

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その上で、敢えて申し上げれば、企画当初より、“プロ”の企画屋さん、イベント屋さん、コンサルタントさんを一切入れないという、当時としては無茶苦茶なビジネスモデルもまた一定の貢献を果たしたとも云えるのではないでしょうか?

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何はともあれ、とてつもなくスゴい快挙であります。

ただ一方で課題が少なからず存在していることもまた事実…

でも、きっと大丈夫!

これまで乗り越えてきたように、“みんなの力”で乗り越えられるはずっ!

これこそが、今までにないスタイル、“ソーシャル的消費性向”“人とのつながり”の強みなのですからっ!

来月も“三条マルシェ”、やります。

暫くぶりの方も、そうでない方も、また足をお運びくださいませっ!
posted by 国定勇人 at 15:28| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする