2016年07月26日

この形なら納得できますね。

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ベトナムミッションの続きを…

これまでも何度か拙ブログでも主張してまいりましたが、ものづくりのまちの首長として、海外販路開拓はアリでも、海外進出(海外への生産拠点進出)は基本的にはNGというのが基本的考え方であります。

理由は単純。

モノやサービスを輸出することはできても、人を輸出(移住)することはできないからです。

そして、生産拠点が移転することとなれば、その分の雇用吸収力が当然のことながら減退するからです。

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そんな複雑を持ちながらお邪魔したのがこちら、三条市内に本社のある田中衡機工業所さんのベトナム工場。

いわゆる海外進出組です。

で…

実際に話を伺っていると、先ほど申し上げた原理原則論が全てのケースに当てはまるわけではないことがよく分かりました。

あまり詳細なことを申し上げることはできませんが、@海外に拠点を設けることで海外市場を開拓する、A生産技術をあまり要しないものについては現地生産、設計を含む比較的高度な生産技術、作業工程については日本生産という棲み分け、を行うことにより、国内の生産量(=雇用)を維持・拡大を図りつつ、合わせて企業価値の最大化を追求することを実現させる、というビジネスモデルが田中衡機さんでは展開されておりました。

このパターンであれば、ものづくりのまちの首長としては応援しないわけにはまいりません。

何故ならば、私たちのまちの持つ技術力を、私たちのまちの雇用量を縮小させることなく、ベトナムの地で、ASEANの地で、認知させることができ、それが更なる市場拡大の種を生み出すのですからっ!

しかも、私たちの得意とするBtoBの分野でっ!



それにしても、田中衡機さんのビジネスは凄いと思います。

田中衡機さんは秤メーカなのですが、現在ベトナムで展開しているのが道路で過積載車両(違法車両)が走行していないかどうかを確認するシステム一式を開発、販売しているのです。

ということは、相手はベトナム政府。

外国政府を相手に信頼を獲得し、販路を拡大する企業が私たちのまちにあるというのは嬉しいではありませんかっ!

こうした元気な企業の皆様に囲まれている私は、本当につくづく果報者だと思います。

タイトなスケジュールの中、実際に拝見することができて本当に良かった!
posted by 国定勇人 at 17:04| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする