2016年08月29日

DNAが受け継がれた瞬間

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先日、行われた“キッザニア・マイスターフェスティバルin三条”。

ものづくりのDNAを次の世代にバトンタッチするためにキッザニアさんの協力を仰ぎ創り上げたこのイベントも今年で3回目を数えるまでになりました(関連記事はこちら)。

規模も300名を上回る次代の主役達の参加を数え、それ自体で既に達成感を味わうところでありますが、大切なことは、子どもたちの心にいかに“ものづくりのDNA”を刻み込むか…或いは、仕事の楽しさ、尊さを刻み込むかということ…

この点については、一日の長のあるキッザニアさんのアイディアをただひたすら仰ぎ、“キマフ”という通貨でお仕事の対価であるお給料を貰い、それでお買い物をするという本場キッザニア顔負けの仕掛けを組み込むなど、様々な“子どもが本気になる”工夫を施しているわけでありますが、3回目を数える中で、こうした工夫がようやく自然に子どもたちに伝わるようになったように思います。

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私は、“ものづくりのDNA”を子どもたちの心に刻み込む肝は、いわゆる“なんちゃって感”を出さないことだと思っているのですが、それには、先に触れたキッザニアさんの様々な工夫に加え、やはり現場という圧倒的な本物感が功を奏しているのだと思います。

本物の工場で、本物の製品づくりに参画する…

これを上回る本物感はありません。

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ですから、子どもたちの表情も真剣そのもの。

それは時折子どもたちから発せられる質問の鋭さからもビシビシ伝わってきます。

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この取組、もっと横展開されていいと思うのですよね。

キッザニアを運営しているKCJグループの住谷社長さんによると、ここ数年で少しずつ同種の取組をしている自治体(都道府県や市町村)が増え始めているとのことですが、“ものづくり大国ニッポン”が形骸化しない前に、何とか裾野を広げなければなりませんね。

何せ、こうした取組が目に見える効果を発揮する(つまり、心を打たれた子どもが成長し、例えばものづくり現場に就職する)までに、少なくとも10年という時間を要するわけですから…

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少なくとも、三条市は、お蔭様で“ものづくりのまち”として名実ともに生き残っているどころか、最前線で戦い続けているまちです。

私たちこそが、こうした取組の先鞭を付け、良き広告塔として道を切り拓く。

そんな気概で引き続き臨んでいきたいと思います。

ご協力をいただいた皆様、本当にありがとうございましたっ!
posted by 国定勇人 at 10:51| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする