2016年11月16日

中国人が爆買いする理由

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一時期、“爆買い”という言葉が流行りましたよね。

中国人は何故大量にあれだけの日本製品を旅行中に買い求めるのか…

正直なところ、その根本的な要因について深く考えることもなく、その事象をこれまで奇異な目線で捉えてまきた自分がいました。

でも、今回の訪中で初めて、“爆買い”に至る根本的な要因に触れ、彼らの行動を理解できたような気がしております。

そして同時に、彼らの“爆買い”の行動に至る要因を知ることで、今こそ日本製品を中国市場に売り出す絶好の機会であるということを確信することができました。

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ということで、彼らが“爆買い”に至る根本的な要因について解説したいと思います。

彼らが“爆買い”に至る根本的な要因…

その最も大きなものの1つに、“外国製品の価格の圧倒的な高さ”と“中国人独特の価格に対する価値観”が挙げられると思います。

今回の訪中で感じたのは、外国製品(或いは品質に対して一定の評価を得ている製品)の価格の圧倒的な高さです。

その物価水準たるや、日本の2倍から10倍(!!!)といったところでしょうか…

分かりやすく例えると、ユニクロやスターバックスが日本の価格の2倍、象印やタイガーの炊飯ジャーに至っては10倍は下らないですし、それが最早驚くことがないほど、とにかく高いっ!(日本とほぼ同じ値段で頑張っているのは、一風堂のラーメンくらいでしょうか…)

少なくとも、私だったら、今の私の給与水準でも絶対に買わない!

まして云わんや、中国の所得水準であればをや!といったところです(あくまで公式ベースですが、重慶や成都の1人当たりの可処分所得はおよそ7,8万円程度(あくまで公式ベースですが…))。

これを考えたら、日本に10万円で観光に来ても、価格差2倍の製品を10万円分買い物(爆買い)をすれば、旅行代が完全にチャラになることがご想像いただけると思いますし、私自身は少なくとも納得するだけの合理的理由を見出すことができました。

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しかしっ!

ここから先が中国の面白いところでありまして…

中国人はそれでも現地で買うのです(もちろん日本に旅行に来れば、爆買いをしますが…)。

コーヒー一杯1,000円もするスターバックスは日本以上に至るところで営業しておりますし(1つのモールに2つ以上のスタバは当たり前…)、その全てが満員御礼の連続です。

日本の価格の倍はする“無印良品”も今や中国人の心を完全に捉え、とにかく売れまくります。

この“高くても買う”という行動が理解できない私は、中国人や現地の日本人にこの謎を聞きまくりました。

その結果何となく感じ取ることができたのは、“少なくと中国人の価格に対する価値観は、日本人とは全く異なる”ということです。

そして、そのベースにあるのは、あえて意地悪な表現を取れば“見栄っぱり”が価格を凌駕するという価値観にあるように思えます。

この点について書き始めるとまた長くなってしまいますので、いずれの機会に譲りたいと思いますが、結果としては結論から申し上げれば、外国製品(というよりは品質に対して一定の評価を得ている製品、或いは信頼されている製品)に対してはどれだけの価格を付けても売れるということ。

場合によっては、高く値を付ければ付けるだけ売れるということ。

この点、我々燕三条製品が打って出る合理的理由が中国の消費市場には眠っているということだけはハッキリしていると思います。

さて…

中国人が爆買いする理由は実はもう1つあって、そしてそこから派生する事象の1つにも燕三条製品を売り出す合理的な理由が眠っているのですが、それについてはいずれまた…
posted by 国定勇人 at 17:38| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする