2017年03月23日

パラリンピック応援の1つのカタチ

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来年度施政方針の中に“2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を契機として、当市のものづくりの高い技術力を世界に示すため、パラリンピアンの競技用製品の開発を支援し、技術を活かした新たな市場の開拓を促進してまいります”との文言を盛り込んでいるのですが、そのキックオフイベントが昨日、三条ものづくり学校で行われました。

本プロジェクトの第一弾となるパラスポーツは、アイススレッジホッケー

健常者スポーツではアイスホッケーに相当する当たりの激しいスポーツです。

1年半ほど前に協会の皆様とのご縁をいただき、この激しいスポーツの競技用製品(用具)の要であるスレッジ(ソリ)の部分を三条市が市内企業と協働し開発することとなったのですが、今般、その試作品が完成し、日本代表チームの須藤キャプテンにお渡しすることができたわけであります。

ご承知のとおり、パラスポーツは健常者スポーツに比べ、用具への依存度が著しく高いのが特徴となっているのですが、残念ながら、その製品群の多くは欧米メーカの独占状態にあるのが現実です。

そうなると、例えば、選手が使っている用具が壊れても(トップクラスになればなるほど用具への過度な負荷がかかるようになるため壊れる頻度も高まります)、その都度、海外に送り修理しなければなりません。

そうなると、コストがかかるのはもとより、数週間、場合によって1ヶ月以上もベストコンディションでの練習ができなくなってしまいます。

これは、トップアスリートにとっては決定的な致命傷です。

そういう意味で、ものづくりのまちとしての特徴を活かし、パラスポーツの用具開発支援に乗り出すのは、パラリンピック応援の立派なカタチの1つと考え、取り組むこととしました。

とはいえ、まだまだ道半ば…

トップアスリートの高い要求水準(本当に要求水準が高いっ!)にしっかりと応えられるよう、市内企業の皆さまとともに、頑張っていきたいと思います。

(日本アイススレッジホッケー協会では、クラウドファンディングも取り組んでおられます。ご関心のある方はこちらを是非どうぞ)
posted by 国定勇人 at 15:16| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする