2017年04月18日

素直に向き合えば…

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昨日、新たに着任された駐新潟中華人民共和国総領事館の孫総領事の表敬訪問を受けました。

その後、市内企業の幾つかもご視察いただき、実りのある来訪であったと感じております。

ところで…

改めて、日本の中国に対するイメージ戦略を嘆かわしく思うのですよね。

これはマスコミ内部の何人かからも伺ったことがあるのですが、中国に関する日本における報道はネガティブな印象操作が目立ちますし、それを意識しないと、読者や視聴者の反応が良くないそうなのです。

例えば、これも改めてご紹介できればと思っているのですが、元伊藤忠商事会長で駐中国大使も経験された丹羽宇一郎さんの中国の現況を分析し、今後を占う極めて良質で、あまりバイアスがかからず、却って偏向報道のきらいがある我が国の対中国報道に対して批判的に書かれているのに、何故かタイトルが“習近平はいったい何を考えているのか”…

こうでも書かないと、売れないのでしょうかね…

こうしたイメージ戦略は、私たちに決して利を与えないように思えてならないのです。

中国は、もはや世界が無視することのできない経済大国となりました。そして、資源がなく、貿易を通じてのみ持続可能な構造を持ち得ない我が国にとっては、中国との関係構築の重要性は他国よりも遥かに高く、今後益々その比重は増していかざるを得ません。

しかるに、こうしたある種の印象操作が必要以上に中国への警戒感を助長させ、これだけ地理的優位性を持ちながら、中国国内のマーケットでは欧州を始めとする諸外国に劣後しかねない状況となっております。

三条市は、燕三条地域は、こうした状況をむしろ奇貨として(むしろ国内ライバルがいないわけですから…)、巨大に成長した中国の消費市場を狙いに行けているわけですが、日本人としての良心はやはり複雑であります…

もう少し、現実を見据えた正しい情報発信がなされ、真のライバルである諸外国と中国市場で競争し合える日が一日も早く訪れることを願っています。

(昨日の“たぎ”について、色々アドバイスをいただきました。本当にありがとうございました。そのうち、なるほどと思ったこちらのサイトをご紹介いたします)
posted by 国定勇人 at 11:38| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする