2017年04月20日

県と市町村との新たな関係

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私たちの目線から見た昨年の県知事選の動機は、“これ以上、県と市町村との信頼関係(プラス県と国、県と他県との信頼関係)が崩壊すれば、県全体の将来性に深刻な影響を与えることとなる”ということでした。

そういう意味では、県知事選の結果如何を問わず、“県と市町村との信頼関係をいかに回復していくのか(より正確に申し上げれば、信頼関係がほぼ瓦解していた以上、「いかに構築していくのか」の方が正確かもしれません)”ということは、最優先事項として取り組まなければならないことでした。

そんな中、私たちも自分たちのこうした危機意識を知事に直接吐露し、信頼関係の構築に不可欠なコミュニケーションの場、協議の場の設置の必要性について、これまでの間、訴え続けてきたのですが、米山県政スタートして僅か半年にして、県と市町村の協議の場を設けることができました。

こうした場を設置できたのは、県知事選における様々な思いの交錯を乗り越え、受け止めていただいた米山県知事によるところが非常に大きいと思っております。

さて、これも驚くべきことですが、我々が渇望してきた今回のようなコミュニケーションの場でありますが、県知事と県内市町村長が一堂に会する場というのは、少なくとも私が市長に就任して以来10年余りの間、一度も行われたことがありませんでした。

こうした場がもう少し早く設けられていれば、現在の新潟県の姿はもっと違う形になっていたのではないかとの思いを払拭しきることはできませんが、過去を振り返っても始まりません。

今回の協議時間は全体で2時間。

5つのテーマに限定した意見交換となりましたが、初回にして、ここまで熱く、ここまで深く、ここまで建設的に、お互いがありのままの意見を交し合えるとは正直想像できませんでした。

自由な議論の場を確保するため原則非公開で行われたこともあり、あまり具体的な内容について言及はできませんが、幾つかの大事な中長期的課題について具体的な検討に入ることが確認できただけでも、成果としては十分及第点をいただけるのではないかと思います。

県と市町村がそれぞれ果たすべき役割を認識し合い、お互いで共有された認識の下、それぞれが自ら果たすべき役割を実践する…この当たり前のことがようやくできるようになったことに胸を撫で下ろすとともに、これを続けていけば、新潟県は再びあるべき地位を取りに行くことができることを確認することができた、そんな一日となりました。
posted by 国定勇人 at 12:51| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする