2017年05月19日

日本の比較優位性

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昨日、私の大切な仕事のパートナーと日本鍛冶学会の今後について相談していたところ、私にとっては完全に雲の上の高貴な方から聞いた話として、“全国各地に点在している鍛冶産地は徳川家康公の政策転換(戦時から平時へのソフトランディング)のお蔭なのだ”という興味深い説を披露して下さいました。

なるほど…

これはかなり理に適った話だし、この種のルーツを深掘りしていくテーマは日本鍛冶学会には相応しいのかもしれません。

その上で、このパートナーは続けて次のように指摘します。“その方は「こうした過去の紐解きは海外の皆さん向けを意識した方がいい」とも指摘していました。私もそう思います”と…

なるほど…

考えてみれば、海外の方々が我が国に魅力を感じているものがあるとすれば、それはその国にはない(或いは優れた)“何か”なわけで、日本が外国に対して比較優位に立つものを探していけば、それは直ちにその“何か”に辿り着くことを意味し、それを磨けば、より海外からも注目を集めることができるということですし、その“何か”の最たるものは、(証明可能な)日本の歴史の長さですものね。

そういう意味では、我が国の縄文文化は、時代の遡り方といい、同年代における質の高さといい、独自性といい、世界に類を見ない誇るべき文化であります。

先日開催された“信濃川火焔街道連携協議会”で小林達雄先生から改めて火焔型土器の先進性、独自性、優れたデザイン性の講義を受け、再度確信しました(それにしても、小林先生の火焔型土器の話は面白い!リンクを張った協議会のホームページにその概要が記載されておりますので、是非ともご覧下さいませ)。

この稀有なテーマを東京五輪の開会式に取り入れないと!

これぞ、日本の比較優位性のシンボルそのもの!

火焔型土器をモチーフにした聖火台の採用も含めて、残された限られた時間、関係者の共感を得るべく、運動を展開していきたいと思います。

posted by 国定勇人 at 11:41| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする