2017年06月14日

命を繋ぐ道

IMG_1375.JPG

今日もまた終日、議会の一般質問に臨みました。

概ね(あくまで“概ね”でありますがっ!!!)、建設的な議論を交わすことができたと思っております。

それにしても、“議会は地域社会の縮図”だとつくづく感じます。

議員さんが十人十色であることはもちろんのことでありますが、議員さんが質問のため演題に向かうときの他議員さんによる拍手の多寡、或いは議員さんの質問する内容、その質によって生ずる議会全体の空気の移ろい…その全てに三条市という地域社会全体の縮図を肌で感じることができます(もちろん最も象徴的なのは議員さんがそれぞれ議決権を行使する際なのですが…)。

まさに、“地方自治は民主主義の学校”ですね。

さて、そんな建設的な議論が交わされた本日の一般質問において、県央基幹病院開院に伴うアクセス道路等の環境整備の必要性についての指摘がなされました。

具体的には、“建設地周辺の幹線道路では既に慢性的な交通渋滞が発生しており、これらの施設が建設されると更に渋滞が発生することが予測される”“特に県央基幹病院が救命救急病院としての機能を十分に発揮するには、重篤な患者さんを一分一秒でも早く搬送する必要があり、(平成35年度に予定されている)病院開院までにその解消に向けたアクセス道路等の環境整備が不可欠”といったものでした。

まさに、“市民の声”であります。

私もまさに身の引き締まる思いで議員さんのその声に耳を傾けたのですが、ここで議員さんが指摘した、@県央基幹病院周辺のアクセス道路の改善、A(県央地域の東西の背骨となる)国道289号バイパス整備及び仮称石上大橋下流橋の整備、B(同じく県央地域の南北の背骨となる)国道403号バイパス整備、そしてC各地域からのアクセス道路整備、の具体的なアクセス道路は全て県或いは関係市町村が整備しなければなりません。

そして、この整備に当たっては、県も私達市町村もともに社会資本整備総合交付金を活用しなければ、現下の地方財政状況では着手することすら儘ならないのが実態であります。

にも関わらず、先日もブログで触れたとおり、国では、この私達にとってはかけがえのない交付金の補助率を55%から50%に縮減する動きが見え隠れしているとのこと…

これは流石に、地方の現状を知らなさすぎると思います…

私達は徒に道路を作ろうとしているのではなく、命を繋ぐ道を作ろうとしているだけなのです。

しかも、昭和63年度以来継続されている補助率55%の水準が当たり前の如く今後とも織り込みつつも、自らも財政の工面を必死でしながら、命を繋ぐ道を作ろうとしているだけなのです。

それを唐突に引き下げるだなんて…

しかも、“本来は補助率は50%。残り5%は嵩上げしているだけだ”という、昭和63年度以来この補助率が維持されているという厳然たる歴史を全く無視したストーリーを無理矢理組み立て、あたかも我々地方側が本来あるべき水準を逸脱して甘えているのだという印象を与えようとする浅ましい手段を使ってまで、引下げに向けた策を弄するだなんて…

今日の一般質問における議論を終えて、益々、この国による動きに憤りとも云うべき感情が噴き出しました。

やはり、これからの長期戦を通じて、多くの同志とともに、補助率55%の堅持という(本来であればわざわざ行動を起こすまでもない、当たり前の)願いを獲得していきたいと思います。
posted by 国定勇人 at 18:33| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする