2017年06月30日

苦い過去に学ぶ

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まちの真ん中にある福昌寺さんを先日襲った火災で被災された皆様には、心からのお見舞いを申し上げます(関連記事はこちら)。

私たちは既に幾つかの支援措置を講じているところでありますが、引き続き、被災された皆様に寄り添い、対応を続けてまいりたいと思います。

まちの真ん中、建物の密集地を再び(横町の火災以来)襲った火事でありますが、結果としては、被害を極力抑えることはできたのではないかと考えております(もとより、被災に遭われた方々の心情を察しますと、こうした評価は避けるべきなのかもしれませんが、他方で、今後の消防力に活かすという意味では、何が機能し、何が足らなかったかを冷徹に判断する必要もあることもご理解いただければと思います)。

その最大の要因は、昨年の糸魚川大火の教訓が一定程度活かされていたということ。

あれだけの構造物の火災ですから、火の粉が周囲に飛散し、延焼する危険性が十分にありました。

もちろん、その全てを完全に封じ込めることができなかったところに今回の教訓を求めていかなければならないわけですが、それでも、風下の地域を中心として、消防団の皆様などによって延焼防御に向けた放水措置などが講じられたことで、最悪の事態は免れたのではないかと考えております(一部の火の粉は嵐南側にも及んだとの報告も受けましたので、余計にそのように捉えているところです)。

いずれにしても、過去の苦い経験に学び、そこから得られた教訓を活かすことは、大変重要なことであります。

そういう意味では、今回、消防本部はよく頑張ったと思っております。そして、消防団も生業を持たれる中、本当に尽くしていただいたと考えております(更には、応援に駆けつけていただいた近隣市町村の消防本部の皆様にも厚く御礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございました)。

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さて…

そういう意味では、先日の水害対応訓練での苦い経験を次にどのように活かすかが喫緊の課題であります。

ということで、明日、庁内だけの情報収集、判断、意思決定に至る災害対策本部訓練を改めて実施します。

明日の訓練では、前回以上に、組織の至るところに様々な負荷を執拗に過度に掛けてくることが予想されますが(私ももちろん知りません)、先回の訓練での手痛い教訓を受け、どこまで建て直しが効いているのか、私もその洗礼を受けてみたいと思います。

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ちなみに、写真は、先日視察した笠堀ダムの堰堤嵩上げ工事の様子。

こちらは、工事進捗が順調なようで、何よりです(今年で最終年度となる本工事の様子は、“笠堀ダム特別見学と大谷ダム探訪ツアー”にお申し込みいただけると、間近でご覧いただくことが可能です。ご興味のある方は是非どうぞっ!)。
posted by 国定勇人 at 13:49| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする