2017年09月07日

販路開拓(成都編A)

IMG_1829.JPG

さて、中国訪問記の続きを…

表舞台の公務は先に述べたとおりだったのですが、中国の活気、貪欲さ、スピードの速さ、洞察力、その上での柔軟性などなど、かつて高度経済成長期の我が国には備わっていたであろう要素の全てを実際に目の前で見せつけられたのは、表舞台以外の場面での幾つかでした。

その1つがこちら。

成都イトーヨーカドーのネット通販部門との交渉です。

現在の中国の消費トレンドは、完全に日本に合致しているか、日本のそれを追い越しております。

敢えてキーワードを挙げれば、リアル空間と仮想空間との組合せによる消費行動、モノ消費からコト消費への消費行動変容(若しくはモノ消費一辺倒ではないコト消費との組合せ)、現金決済やクレジット決済ではなく電子即時決済、低価格重視ではなく差別化重視(価格は相対的価値へ(場合によっては比較劣後の場合も))といったところでしょうか…

成都イトーヨーカドーももちろんそれを模索しており、今回私たちにある提案を持ち掛けてきたのですが、そのスピードが速すぎる!

お邪魔した部門は訪問した数日前に発足したばかりなのですが、その提案というのは、@燕三条地域と手を結びたい、Aそれが叶うのであれば今年の11月から燕三条地域と連携したプロジェクトを展開したい、B貴方(私)は理事長なのだからこの場で大きな方向性の判断(つまり提案に乗るか断るか)をしていただけると助かる、というものでした。

私は日本の市町村長の中では前のめり過ぎる傾向があると強く自覚しているのですが、やっぱり低成長の成熟国家に甘んじているのでしょうか、このスピード感には圧倒され、交渉の主導権を危うく握られそうになりました…

私どもとしては提案そのものはもちろん歓迎すべきものでしたので、基本的な方向性については即座に同意した上で、私たちが守りたいと思っている幾つかの点については主張し承諾していただきましたが(先方の即決っぷりにも驚愕しました…)、本で書かれていること(日本人は決められない。しかも、その決められなさ程度が世界標準からかけ離れすぎ、日本スルーが始まっているなどなど…)が目の前で展開されるとは思わなかったなぁ…

IMG_1827.JPG

それにしても、燕三条貿易振興会会長と三条金物卸協同組合理事長が傍にいてくれて助かりました。このお2人方がいらっしゃらなければ、私とて即答はできず、世界標準とはかけ離れた“日本人”に成り下がってしまうところでしたから…

いずれにしても、これでまた1つ具体的な展開が始まりそうですっ!

やっぱり足で稼いでナンボの世界ですねっ!
posted by 国定勇人 at 16:54| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする