2017年10月03日

ただのイベントじゃないもん!

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今、“地域再生の失敗学”という本を読んでいて、“各地で行われているまちおこしといえば、B級グルメ、ゆるキャラ、そしてイベントの3つが浮かびます。しかし、「そんなものは“まちおこし”ではない」という木下さんの見解は非常に刺激的です”と始まる対談のくだりに多少凹んでいる私です…(凹んでいるというのは、木下氏の主張も尤もだと思う点が多々あるからです…)

でも、私たちのまちの“三条マルシェ”は、同書で指摘されている“イベント”とは一線を画している強烈な自負心があります。

何故なら、三条マルシェは、同書が指摘しているようなイベント会社への外注など一切せずに実行委員会を形成し、必要経費の完全な地域内消費を実現しておりますし、参加テナントも、いわゆるプロ系の割合を抑え、チャレンジショップ的な要素もふんだんに取り入れ、“三条マルシェ”から実店舗へと起業した例も数知れず…と、同書が指摘していることと真逆の展開を愚直に進めているからです。

その上で敢えて申し上げると、イベントというものは(同書が云わば確信犯的に主張しているほど)経済的価値だけで評価されるものではないと思うのですよね。

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例えば、これらの写真の数々は、三条市内の高校生達が自分たちだけで企画したり、或いは市内の飲食店とタッグを組んで新商品を開発して、今回ご紹介したこの週末に行われた三条マルシェで、販売或いは配布を行っている様子を撮ったもの。

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今のところ、三条市の最高学府は高校ということになるのですが、高校生が金銭的価値で表すことのできない成功体験を積み重ねることで、三条に愛着を感じ、或いは魅力を感じてくれることは非常に大きいと思うのですよね。

実際、高校生のときに三条マルシェのボランティア組織“マルシェ部”に入ったことがきっかけで、三条の魅力を再発見し、地元の就職を決めてくれた高校生も何人もいますしねっ!

ということで、後ほど紹介しようと思っておりますが、“地域再生の失敗学”が残念ながら半分以上当たっていることは認めつつ、言われっ放しでは男が立たないので(!?)、ちょっとだけ反駁してみました…(倍返しされそうですが…)

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ちなみに、“旅する新虎マーケット”で大活躍していただいた“”さんが三条マルシェ名物“焼ラーメン”の鉄板を新調されましたっ!

侍のロゴ入りっ!

もちろん、市内事業所に特注されているので、立派に域内経済循環も完結しておりますっ!(同書では“B級グルメの優等生である富士宮焼きそばでさえ、地域再生の観点ではそこまでの成功事例とはいいがたいでしょう。原料の小麦もソースも、おそらく鉄板、ついでにガスも(笑)、ほとんど市内では作っていない”と指摘されていたので、ムキになって反駁してみましたっ!(笑))
posted by 国定勇人 at 16:04| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする