2017年11月07日

“72時間ホンネテレビ”に時代の流れを感じる…

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昨日だったでしょうか、テレビを何気なく見ていたら、文化勲章受賞のニュースとともに、授賞式に臨む受賞者の皆さんの映像が流れていました。

その奥には、雅な音楽を奏でるバイオリニスト等の姿が…

やはり格調高い式典には、生演奏がセットですよねっ!

と、何故突然こんな話題を振ったのかといえば、今年の三条市表彰式から、格調高い演出によって表彰を受けられる皆様へのお気持ちを少しでも表そうと、私たちも生演奏を取り入れることとしたからですっ!(関連記事はこちら

やっぱりBGMに生演奏って贅沢ですし、典雅な雰囲気を生み出しますし、三条市表彰式の“風格”を相応のものにすることにも寄与するのですよね。

この方式に変更して良かった!

来年もこの方式で臨みたいと思います。

チェロの片野さん、ピアノの佐藤さん、本当にありがとうございました。

閑話休題。

世間で話題をさらった“72時間ホンネテレビ”。

稲垣さん、香取さん、草なぎさんの熱烈なファンではありませんが、話題に乗り遅れないように…と、私も少しだけ視聴しました。

誠に恥ずかしながら、いわゆるインターネット放送を視聴するのは生まれて初めてなのですが、こんなに本格的なものだったとは全く存じ上げませんでした…

もはや地上テレビジョン放送と遜色がないどころか、その内容は、はるかに凌ぐくらいまで行き着いているのではないのか!?と思ってしまうほどっ!

いやぁ、隔世の感がありますね…

というのも、この“いわゆる”インターネット放送創生期である20年ほど前、私が放送法における放送の定義を所管する放送政策課の政策係長だったとき、とある事業者さんから、今でいうところの“いわゆる”インターネット放送のモデルを持ち込まれ、“このモデルが放送に該当するか否か”の判断を迫られたことがあったからです。

と書き綴っても、皆さんには“???”の連続かと思いますが、あるビジネスモデルが放送に該当するのか否かというのは当該事業者にとっては大きな違いがあるのです(憲法によって要請されている表現の自由を確保するために逆に社会的規制を課す放送法制と、同じく憲法によって要請されている通信の秘密を確保するために社会的規制を極力排除している電気通信法制では水と油ほどの考え方の違いがあります)。

残念ながら、私自身は異動によって、この問題に最後まで関与することができませんでしたが、おそらく“通信”に整理されたであろうこの概念(ですから“いわゆる”インターネット放送と書いています。もし間違っていたらごめんなさい…)がここまで私たちの日常生活に定着することとなるとは…

いやはや、本当に隔世の感があります…



余事になりますが、放送か否かは、ある電気通信の送信が“公衆によつて直接受信されることを目的”としているかどうかによるのですが、これが意外と判別困難なのです。

ポイントは、公衆か否かという点と、双方向性か否かという点(少なくとも当時は…)にあります。でも、このポイントの判断が難しいっ!

例えば、予備校の衛星授業を思い起こしてみてください。あれは地方の予備校教室に、衛星を使って、東京などの本校舎で行われている授業の様子を配信する形態なのですが、法律上の取り扱いは“通信”です。

他方、予備校生が予備校に授業料を払って初めて映像を視聴することができるのと同じような有料課金システムを採用している衛星放送の有料チャンネルは、法律上の取り扱いは“放送”となります。

これって、よくよく考えてみると、不思議ですよね?

もちろん、法制上の一定の整理はなされているわけですが、通信と放送の融合は益々拍車がかかっております。

あれから20年…

法律も抜本改正されましたし、今ではもっと弾力的で自然な法的運用がなされているのでしょうね…
posted by 国定勇人 at 10:19| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする