2017年12月15日

世界に羽ばたく三条人B

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こちらは、新たにベトナムに進出し、先月から稼動を始めたばかりのサンカさん。

現在は、日本の工場から半製品を送り、最終組立てを同地で行い、ベトナム消費市場に流すというビジネスモデルを確立されようとしております。

でも、これも、口で言うは易し、行うは…ではなかろうかと思い、伺ってみると、ベトナムの小売店は依然としてパパママショップ(日本でいうところの商店街の商店ですね)が圧倒的な地位を占め、そこへ流す役割を担うのが中小規模の卸問屋(三条でいうところの金物卸ですね)という状況なので、比較的パートナーを見つけやすいとのこと。

この点も、日本の高度経済成長期に似ていますよね。

同社を訪問して驚いたのは、強気の価格設定。

値段は敢えて申し上げませんが、日本でも考えられないくらいの価格設定なのです。

運搬料や関税などを考えると、もちろん理に適った価格設定なのですが、それで賃金格差のあるベトナム消費市場で売れるのかと心配になるのですが、順調に売れているようなのですっ!

これは中国やインドネシアでも感じたことなのですが、あまり国単位で、消費市場を判断しようとしてはいけないようですね。どの国の消費市場にも、一定割合の富裕層は確実に存在しているのですから…

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それと、勉強になったのは、受け入れた技術研修生の出口戦略。

サンカさんの現地法人には既に複数人のベトナム人が採用されているのですが、その中でも、中堅的立場の方は、3年間、サンカさんの三条の本社で働いていた技術研修生なのだそうです。

技術研修生は最長3年しか日本に滞在することはできませんが、こうして帰国後も引き続き、三条(或いは日本)に関係する企業との縁が続けば、本人にとっても、企業側にとっても、プラスに作用するのだと思います。

いやぁ…

それぞれ、駆け足の訪問となりましたが、本当に勉強になりました。

少し頭の中で整理して、来年度以降の産業政策に役立てていきたいと思います。
posted by 国定勇人 at 11:14| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする