2018年01月16日

災害対策本部長の育て方

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今日、定例の記者会見がありました。

予想通り、質疑の多くが先日のゲリラ豪雪による電車の立ち往生事案に集まり、三条市としてJR東日本さんに対して取った行動を事実に即してお答えしたのですが、それにしても、テレビ局からの質問の仕方は如何なものかと…

これは質問を受けた私の主観的評価にしか過ぎませんが、少なくとも私には、彼らは勝手に“攻撃する相手”を決めつけ、それに即した答えを私がするように質問をしているようにしか思えないのです…

もちろん、JR東日本さんのみならず、私たち自身ができたこと、できなかったことを含め、総体的に今回のゲリラ豪雪時における対応の評価検証作業を早急に進め、改善措置を講じていくことは当然のことながら必要ですし、それは既に始めているところなのですが、そうしたことに繋がらない“魔女狩り”(あくまでも主観ですが…)に終始する報道は全く生産的ではないと私は考えております。

従いまして、その種の質問には、“論評は一切しない”の一言でお答えをさせていただきました。

ご理解のほどを…

閑話休題。

先日、岐阜県のトップセミナーに講師としてお招きをいただき、災害対応について講演をさせていただきました。

写真はその前段としての机上シミュレーションの場面を撮影したものですが、実は、この写真に映っている方々は岐阜県内市町村長さんご本人達なのです。

この場面では、水害発災1日後に災害対策本部長として指示しなければならないことを3項目挙げる作業を、演習用の被害状況や救助要請、或いは各種要請事項や様々な情報を手にして、練り上げているところなのです。

当たり前のことでありますが、市町村長は有権者によって選ばれた住民の代表です。

でも、この住民の代表である市町村長は、当選した瞬間から災害対策本部長としての知見や技量を併せ持つ訳ではありません。むしろ、災害対応には、素人の方々が多いのだと思います(もちろん、私も…)。

ですから、市町村長自ら、危機管理能力を磨き上げ、一人前の災害対策本部長となるよう、努力をし続けなければならないのですが、それは実は、言うは易し行うは難し…のことでもあります。

そういうことを鑑みて改めて、この場面を振り返った場合、この岐阜県内市町村長さん方の姿勢には頭が下がる思いであります(併せて、こうした場面に市町村長さんを誘導した岐阜県さんの力量にも感服いたしました)。

自分にはできるかな…と自問自答しつつ、改めて気を引き締めなおしたところです。

さて、午後からまた、脳漿を搾り出す作業が再開っ!

明日の三条市の設計図作りに没頭します!
posted by 国定勇人 at 13:02| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする