2018年01月24日

神秘の世界に触れる感じ

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およそ、たたら製鉄とは神々しいものである…

これが、たたら製鉄を目の当たりにした私の率直な感想です。

尤も、山中でたたらに携わった人々と下流域に住む農民との争いを、その両者を繋ぐ斐伊川をヤマタノオロチに喩えて神話化させたという説もあるほどですので、こうした感情が芽生えるのも、ごくごく自然なのかもしれません。

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そもそも、“たたら”という現代日本語の語感とは異なる系譜に感じるところ自体が神懸かっているように感じます(たたら製鉄の技法を持ち込んだタタール人が語源ではないかという話も伺いましたし…)。

言葉といえば、たたら製鉄で飛び交う用語、例えば“ケラ”“ズク”“ノロ”などは、もはや神秘を宿す呪文のように思えてなりません。

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たたら製鉄の一連の流れを出産に重ね合わせる方も多いようです。

粘土で固められた炉から見えてくるケラ(ヒ。鉄や鋼の元となるもの)の姿は、母胎から産まれる赤ちゃんを見ているかのように、神々しいのですし、実際、ケラを取り出すときには、“産まれた!”とか“今回はちょっと難産だった”といった言葉が飛び交うのですからっ!

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色々書きましたが、たたら製鉄って、なんかこう…本当に神々しいのですっ!

私は雲南市長さんでも奥出雲町長さんでもありませんのでPRしたところで何の得にもなりませんが(笑)、神に触れたような不思議な体験ができるたたら製鉄の見学を強くおススメしたいと思いますっ!(詳しくはこちらをどうぞ)
posted by 国定勇人 at 11:57| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする