先ほどの続きを…
先ほども申し述べたように、国道289号線八十里越区間が開通することは様々な恩恵をもたらすことは紛れもないことでなのですが、反面、“開通すると、下田郷は通過点に過ぎなくなるのではないか…”と懸念する声があるのも否めない事実であります。
結論から申し上げると、これまでの官民双方における取組の積重ね(民でいえば、スノーピークHQや嵐渓荘、吉ヶ平フィッシングパークなどの存在、官でいえば、道の駅漢学の里しただや日帰り温泉施設いい湯らていの存在やNPO法人ソーシャルファームさんじょうや地域起こし協力隊による諸活動など)による拠点機能、滞留空間機能の萌芽が見え始めているので、その懸念は杞憂に終わるものと考えておりますが、それでも欲を言えば、“食”が若干弱いかな…というのが正直な気持ちであります。
そういう意味では、六十里越に向かう道中に位置する栃尾地域の“油揚げ”は羨ましい存在…
最近では、イートインコーナーを持つ油揚げ屋さんも増えてきて、食べ歩きもできるようになっており、その分、個人的にも同地での滞留時間も長くなっているなぁ…と実感しています。
こういう食べ歩きもできるような、下田郷の郷土食ってないものかしら…
地域起こし協力隊やしただ塾の塾生に発掘してもらえると嬉しいな!と思う今日この頃であります。