2018年08月29日

智能都市・中国

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スマート産業博が質量ともに我が国を上回っている話題をお話しましたが、日常生活においても、遥かにスマート化、クラウド化が進んでおります。

例えば、決済機能。

現在、中国で現金を持ち歩く人は殆どいないと言っても過言ではないくらい電子決済システムが充実しています。

しかも、いずれも共通のプラットフォーム(QRコード)を介したクラウドシステムを採用しているため、基本的にはスマホを手にすれば、どの人も一様に様々なサービスを受けられるのが特徴です(但し、今のところ、我々外国人が当該サービスを受けることはかなり難しいようですが…)。

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例えば、今、中国各都市を席巻しているシェアサイクル(我が国では東京など一部地域でようやく導入され始めましたが…)。

このシェアサイクルも、クラウドシステムが確立されていなければ、決して生み出されなかったサービスだったことでしょう。

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万人にとって簡便なシステム(或いはサービス)なため、どんなに場末(!?)な店舗でも導入されているのが、智能(スマート)都市中国の真の強みと言ってもいいのではないかと思います。

こちらは、朝ご飯を食べに行った坦々麺(正式には重慶小面)のお店。

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最近の中国の飲食店は我が国のそれと殆ど変わらないくらいまでに衛生面でもレベルアップしているのですが、それでもほんの稀に、このようなノスタルジックな光景が残っております。

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味はもちろん美味しいのですが、それよりも驚くのが、こんな場末感漂う(失礼!?)お店であっても、普通に電子決済できてしまうところっ!

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幾らで決済されたのかは瞬時にお店側に通知が届くので、“基本的には”ごまかすことができません(日本のシステムと比べると、100%同水準ではないと思いますが、“基本的に”満足できる機能を装備するレベルを受容するで、システム全体の汎用性、低価格性を担保できるのであれば、それでいいのではないかという根本的な思想が中国には流れているような気が致しますし、他方で100%の水準を求めすぎることが、例えば日本の地方自治体の電算システムのクラウド化・共同化の実現を妨げているのだと思います)。

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QRコードは電子決済以外にも使われております。例えば、こちらは重慶の地元で大人気の重慶火鍋店。

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日本では各店舗ごとにカスタマイズされている注文システムも、QRコードを介したクラウド化が実現されており、各店舗の導入経費の軽減化に役立っているだけでなく、ユーザ側にとってもどの店に入っても統一的な注文システムを享受できるので楽に操作ができ、まさに一石二鳥となっております。

今回紹介したのは、日常生活に浸透しているスマート化のほんのごく一部…

でも、日本と遥かに次元の異なるレベルで智能都市が実現できることが伝わると思います。

では、日本では…

と悲観しがちなのですが、私たちはまず、中国人観光客向けに、三条市内の飲食店やお店(しかも殆ど全店)でQRコードを介した決済ができないものか、少し作戦を練りつつあります。

それが実現できたあかつきには、三条がインバウンド先進地になれるっ!

そんな思いで、実現に向けて取り組んでいきたいと思いますっ!
posted by 国定勇人 at 12:23| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする