2018年08月30日

智能都市・中国A

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引き続き、中国の話題を…(しつこいかもしれませんが、中国の今を伝えるソースが少なすぎると感じているので、たかだか数日間の滞在で得た主観的な情報でしかありませんが、それを伝える必要があると思っていますので、今しばらくお付き合い下さいませ…)

こちらは、重慶市内のあちらこちらに設置されているスマートゴミ箱。

このゴミ箱自体がWIFI基地となっていて、しかも私の見る限り、市街中心地のほぼ全てのゴミ箱がこのタイプになっておりましたから、中国人であれば誰でも、ほぼ街中でWIFIを使うことが可能となっています(関連記事はこちら)。

尤も、このゴミ箱は自動消火機能が付いていたり、別の種類のゴミ箱では、スマホを持っている人が近付くと蓋が開いたりと、そこまでのサービスは要らないのではないか…と感じてしまう、日本的なガラパゴス的機能も盛り込まれておりますが、公共空間に必ず存在しているゴミ箱をWIFI基地にするというのはアイディアだと思います(ゴミ箱の政治スローガンに、この国が社会主義国家であることのかすかな匂いを感じますね…(私が留学していた頃の中国はいわゆる広告物は殆どなく、街中に政治スローガンが溢れておりました))

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そして、思わず二度見してしまったのがこちら。

空港で見かけた光景なのですが、荷物(厳密に言えば荷物を置いたカートのようなもの)が勝手に付いて来るのですっ!

これも、荷物よりカートの方が重いのではないか…とか、階段があるときはどうするのだろうか…とか、まだまだ突っ込みどころ満載ですが、それでも、こうした新しい試みが次々と登場するのが今の中国の現実なのです。

これを日本でやろうとすると、様々な規制や基準との闘いに忙殺されて、公道でやるだけで何年もかかりそうですからね…

写真で撮り忘れましたが、原付バイク並みに走ることができるキックボードで公道を颯爽と移動している人も何人も見かけましたし、ああいうのを見ると、安全性の議論は大切なことは十分承知していても、もう少し、日本も融通が利かせられないものだろうか…と素直に思ってしまいます(ハンドルのあそびのようなものが存在して初めて、新しいアイディアが生まれ、生まれるだけではなく実用化、ビジネス化されていくと思うのですよね…)。

とにかく、ステレオタイプ的な中国に対する思い込みを振り払うところから、私たちは始めなければなりません。

少なくとも、ものづくりのまちである以上、魅力的な消費市場である中国とは積極的に関わっていく必要があるのですから、今の中国の現実を直視しなければいけませんからねっ!

政策的にも、もっともっと中国と向き合う必要を痛感した中国出張でありました。



全くの私事ではありますが、また1つ歳を重ね、オッサンになってしまいました。

とは申せ、変化といえば、ブログの年齢欄を更新することくらいなのですが…
posted by 国定勇人 at 10:40| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする