先日、庖丁工房タダフサさんにお邪魔したときのこと。
工場併設型ショップに、下田郷(島川原)のコシヒカリが販売されているのを発見っ!(リンクが貼れなかったのですが、“新潟県の本当に美味しい従来種である非BL米のコシヒカリ100%を鮮度そのまま即真空パックにした商品”です)
それを見たとき、両者の持つ世界観が合致していることに併せて気付き、“流石だな…”と感じました。
来年度の施政方針では、下田郷が持つべき世界観“チッタスロー”について、次のとおり言及しました。
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中でも下田地域は、四季折々の趣を見せる大自然を始めとしたかけがえのない資源が数多く存在しているにもかかわらず、人口動態の面では、依然として全ての世代で転出超過が続いており、このエリアが持つ可能性の具現化に注力していくことが重要です。
そこで、懐古的でありながら、今日的で個性的な暮らしを営める地域として広く提案することにより、そこに価値を見出す若者を呼び込んでいくため、当地域の様々な資源を、それらと親和性が高い、地域固有の生活や伝統文化、自然などを尊重する「チッタスロー」の世界観に沿ってまとめ上げてまいります。
具体的に来年度は、「2019スカイランナー・ワールドシリーズ」開幕戦を始めとする大自然を生かした各種のスポーツ競技会を開催するとともに、優雅で洗練された趣味というイメージの強いフライフィッシングのイベントなどを実施していくほか、有機農業や放牧畜産を推進し、自然と調和した地域を象徴する取組として効果的に発信してまいります。
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ここで大切なのは、人々が様々なカタチで触れることとなる下田郷のどの一端からでも、私たちが伝えたいと思っている世界観(チッタスローですね)を感じ取っていただけるように編み上げていく(或いは落とし込んでいく)必要があるということ。
“燕三条工場の祭典”がそうであったように、この編集能力に成否のカギがあるように感じています。
その編集者を誰に(或いはどのグループに、或いはどのプラットフォームに)するのかを深くそして広く考える局面が今だと思っております。
いずれにしても…
下田郷はこれから大きく見せ方が変わっていきますよ!
乞うご期待っ!
(併せて、施政方針では“下田地域の保育所等の給食において自然の力を最大限に生かして育てた有機米を提供する取組を進めてまいります”と宣言しました!これもチッタスローの世界観を構築する側面を持つ政策ですね)