今週水曜日まで開催されている若手芸術家支援事業の一環としての“渡辺美保子展〜ひめさゆり・咲く〜”(関連記事はこちら)。
私は開場式に参加させていただいたのですが、開場式参加者が想像を大きく超え、椅子を追加しなければならなくなるほどっ!
もちろん、それは専ら、彼女の作品の素晴らしさによるものなのですが(春を迎えようとしているこの時期に、会場いっぱいを埋め尽くしているヒメサユリを見ると、花より団子派の私でさえ、心が安らぎます!)、最近の動きを見ていると、必ずしもそうでもないような気もしていまして…
と申し上げますのも、三条市美術展を始め、文化芸術のイベントの来場者がここ1,2年で増え始めているような気がしてならないのです。
私たちのまちは、どちらかというと、国内外の市場経済に常に直結しているためか、超現実主義的な色彩の強い街柄なのですが、その潮目がここ1,2年で変わってきているような気がするのです(もちろん、良い傾向としてですがねっ!)。
何というか、日々の現実に向き合うだけでなく、ほんの少し、気持ちにゆとりが出来てきているといいますか…そんな潮目を感じるのです(例えば、首都圏への文化芸術鑑賞ツアーも密かに大人気で、いつも抽選いただくほどなのです…)。
でも、これは素晴らしいことっ!
都会生活とは異なり、人らしい贅沢な時間を送ることのできるこの街で、心のゆとりも手に入れることができれば、或いは心のゆとりを取り戻す手段を手に入れることができれば、鬼に金棒ではないですかっ!
今年12月には、いよいよ三条市体育文化会館がオープンします(関連記事はこちら(建設中の今を伝える記事はこちら))。
この芸術文化面における上げ潮基調を確かなものにするため、同施設の運営を始め、ソフト授業を充実していかなければなりませんねっ!
こちらの方もご期待いただければと思います。
いずれにしましても…
渡辺美保子さんの素晴らしい作品を鑑賞できるのは水曜日までっ!
是非とも、足をお運びくださいませっ!