あの忌まわしい東日本大震災から、8年が経過しました。
改めて、尊い生命を奪われた方々に対しまして深く哀悼の意を捧げるとともに、今もなお苦しんでいらっしゃる全ての被災された方々に心からのお見舞いを申し上げます。
三条市内には、77名の浜通り地方から避難された方々が今もなお生活をされております。
“三条に避難されて来られた方々が1名残らず、生活再建に一定の目途がつくその日まで、私たちは全力で支援する”
800名余の方々がバスに乗って避難されて来られたあの晩に立てた誓いは、今もなお変わらず立て続けております。
とはいえ、私たちにできていることといえば…
“浜通り*さんじょうライフ”を毎週編集・配布をするとともに、週初めの庁議で避難されている方々に変化がないかどうかの確認を行う…
実に地味な行動かもしれませんが、継続は力なりと心を据え、8年間変わらず、この取組を継続しております。
それでも、1〜2ヶ月に1回くらいの頻度で、“先週、1組の世帯が住宅を改修し終え、南相馬市に戻りました”といった報告を受けると、少しだけ肩の荷が下りた気がしております。
でもでも、まだまだ道半ば…
今日を節目に誓いを新たにし、新鮮な気持ちで、避難されている方々に寄り添っていきたいと思います。