
昨日は、毎年出水期前に行っている災害発生危険個所巡視でした。
そんな巡視の中にあったのがこちら。
簡易型の水位計です。
これまで水位計といえば、1基1,000万円程度はかかるものでした。
でも、そこまでフルスペック(例えば、雨が降っていない時も含めて、24時間365日の常時監視が必要な個所は全てではないどころか、むしろ限定されます…)は求めていないし、スペックは限られてもいいので、我々が情報として欲する必要最低限のスペックを備えていれさえすれば、むしろ安いものをたくさん設置したい…これが災害発生時に最前線に立たなければならない市町村の共通の思いであったと思っております。
そんな中、国土交通省さんが一肌脱いでいただき、簡易型水位計の開発に動いていただきました。
そこで、この簡易型水位計なのですが、幾らだと思います?
何と1基30万円っ!
1日1回の点検的データ収集と降雨時の10分間隔でのデータ収集、送信、閲覧が可能となっているスグレモノです(水位情報はこちらから閲覧できます)。
これだけでも凄いのですが、この国土交通省さんのご尽力に負けないように頑張ってくれたのが当市の職員っ!
基礎から取付けまで全て自前でやり切ったそうですっ!
そういう姿勢が嬉しいっす!
職員表彰確定ですなっ!
というわけで…
気持ちを新たに出水期に臨んでいきたいと思います。