重慶市巴南区の辛党書記を始めとする訪問団を迎えての友好都市締結調印式。
単なる調印式だけであれば、行政と議会だけの式典になってしまい、両都市の友好を促進していくための主役となるべき市民が蚊帳の外に置かれてしまう…
そんな懸念の中、食や伝統芸能から重慶市をまずは少しでも知っていただきたいということで企画したのが重慶市体感イベントでありました。
地元の自治会の全面的な協力もいただく中で、本当に大勢の市民の皆様に参加をいただき、重慶市の誇る食や伝統芸能を満喫していただきました(関連記事はこちら)。
全体としては好感触の中成功裡に終わった(と思う)のですが、私自身が個人的に気にしていたことは“本当に本場そのものの味を提供してくれるのか?”ということでした。
と申しますのも、重慶市の代表料理といえば、“重慶火鍋”“重慶小面”に象徴される大変辛い(山椒のシビれも含みます)味付けであることで有名だからです。
で、その不安は的中しました!
辛書記をお連れして、会場の“重慶火鍋”を試食していただき、“味道怎么样?这个辣不辣?(味は如何ですか?辛くないですか?)”と尋ねたところ、素直に一言“不辣!”。
私も実際に試食してみたのですが、相当程度初心者向けにアレンジしているな?という印象…
でも、それで正解でしたっ!
あのレベルの辛さでも、多くの方が“辛いっ!”と思って下さったのですからっ!
何はともあれ、両市区の交流の第一歩が踏み出されました。
末永く関係が持続できるよう、意識して取り組んでまいりたいと思います。