2019年06月10日

本質に近付く。

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既に完全に旧聞に属する話題となってしまいましたが、先月、“三条市地域包括ケア総合推進センター”がオープンいたしました(関連記事はこちら)。

このセンターは、全国的に展開を促されている地域包括ケアシステムの総合調整役を果たすべく期待されているのですが、福祉分野に積極的に関心のある方を除いては、このような書き方をしてみたところで、???なのだと思います…

大雑把に申し上げれば、人生100年時代が現実的なものとなる中、高齢者の立場からすると、医療、介護、生活支援という縦割りサービスではなく、日々の暮らしという目線から切れ目のない複合的なサービスを提供してほしいという要求が高まる状況にあって、サービス提供者の立場からすると、限られた資源の下、現段階でさえ需給バランスが逼迫しているにも関わらず、更に逼迫度が増す近未来を乗り越えるには連携を深め、それぞれの資源の流動化を図るほかないという要求が高まる状況にあって、当該医療、介護、生活支援それぞれの分野が更なる連携を深めて、あたかも1つの細胞のごとく機能していきましょう、ということなのですが…(すみません…これでも分かりにくいですね…)

ここで申し上げたいことは、“連携”という言葉ほど甘い蜜はなく、にも関わらず、“連携”という言葉ほど所期の目的を達成するために究極の障壁に陥りやすいものはないということなのです…

(多くは申し上げませんが、小中“連携”では所期の目的が達成できなかったため、小中“一貫”へと“コペルニクス的転換”を図ったのです!)

今回のように、医療、介護、生活支援の各実施主体が独立して存在している3分野において、真の意味での連携を実現するためには、少なくとも司令塔的役割を担う組織においては、物理的、機能的にも同一化を図るほかないというのが、これまでの経験則から導き出された結論でありました…

そこで、打ち出したのが…

介護分野、生活支援分野との繋ぎ役までは担うことのできる三条市職員と、三条市医師会、訪問看護ステーション、そして三条市歯科医師会を同じ場所に集結するだけでなく、そのトップ(責任者)に三条市医師会の代表者に就いていただくということっ!

もちろん、当該事務においては、センターに席を置く三条市職員もまた、医師会の代表者の指揮命令を受けることとなります。

これでようやく、“連携”の素地が整いました…

この建付けが上手くいくかどうか…

もうしばらく時間を下さいませ…
posted by 国定勇人 at 10:14| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする