国土交通省ホームページを覗いてビックリ!
先日、石井国土交通大臣に緊急提言を手交したことがトップページに活動報告として掲載されているではありませんかっ!(国土交通省さんの記事はこちら)
でも…
その取り扱いの大きさに、自然災害が止むことなく続いているどころか激甚化していること、そのことを国土交通省が重く受け止めていること、そして何よりも災害が発生したときに最前線を指揮しなければならない我々市町村長の生の声をしっかり受け止め、ともに取組を進めていく気持ちを持ち合わせていること、を感じずにはいられず、本当にありがたく思うばかりであります。

水害の被災経験のある市町村長で構成する“水害サミット”が活動を開始して、15年を迎えました。
私たちの取組がどれだけ毎年のように発生する災害に見舞われた首長さんの助けになったかどうか、甚だ心許ないところではありますが、でも、毎年議論を重ね、お互いがその議論を通じて得られた示唆に富む考え方をそれぞれの防災対策に取り込み、活かし、そして反省をし、議論を積み重ねていく…こうした地道な作業の積み重ねが全国の市町村の防災力を高めることに(僅かばかりかもしれませんが)必ず寄与しているっ!そんな思いで愚直にこの果てしない積み重ねの作業を続けていきたいと思います。
とはいえ、今日もまた、九州地方を中心に災害の発生可能性がかなり高まる状況が続いているようです。
災害発生可能性が見込まれる市町村長の皆様におかれては、私たちの反省を元に作り上げた“災害時にトップがなすべきことは…”を事前にご確認いただき、危機管理に臨んでいただければと思います。