2019年07月16日

国民(市民)の皆さんへ〜大事な命が失われる前に〜

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あれから15年…

今年も祈りの日であり、決意を新たにする日でもある7月13日を迎えました。

この1年、西日本を中心とした豪雨被害が多発し、ついに政府は、避難対策についてコペルニクス的転換をいうべき、重い決断を下しました。

私も委員をさせていただいている中央防災会議防災対策実行会議に設置されたワーキンググループからの提言なのですが、(少なくとも私には)琴線に触れる非常に重い言葉1つひとつによって織り綴られているので、ここにその原文を掲載したいと思います(報告書はこちら)。

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〜以下、報告書からの抜粋〜(是非、ご一読を!)

今回の豪雨災害は、行政主導の避難対策の限界を明らかなものとし、国民一人ひとりが主体的に行動しなければ命を守ることは難しいということを我々に突き付けた。行政には、引き続き、避難対策の強化に向け全力で取り組むことを求めるが、加えて、国民の皆様に、下記のことを強く求める。
<国民の皆さんへ〜大事な命が失われる前に〜>
・自然災害は、決して他人ごとではありません。「あなた」や「あなたの家族」の命に関わる問題です。
・気象現象は今後更に激甚化し、いつ、どこで災害が発生してもおかしくありません。
・行政が一人ひとりの状況に応じた避難情報を出すことは不可能です。自然の脅威が間近に迫っているとき、行政が一人ひとりを助けに行くことはできません。
・行政は万能ではありません。皆さんの命を行政に委ねないでください。
・避難するかしないか、最後は「あなた」の判断です。皆さんの命は皆さん自身で守ってください。
・まだ大丈夫だろうと思って亡くなった方がいたかもしれません。河川の氾濫や土砂災害が発生してからではもう手遅れです。「今、逃げなければ、自分や大事な人の命が失われる」との意識を忘れないでください。
・命を失わないために、災害に関心を持ってください。
 @あなたの家は洪水や土砂災害等の危険性は全くないですか?
 A危険が迫ってきたとき、どのような情報を利用し、どこへ、どうやって逃げますか?
・「あなた」一人ではありません。避難の呼びかけ、一人では避難が難しい方の援助など、地域の皆さんで助け合いましょう。行政も、全力で、皆さんや地域をサポートします。
posted by 国定勇人 at 12:43| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする