
ケルメンディ選手、惜しくも金メダルは逃してしまいました…
ただ、それでも銅メダルですから、大健闘ですっ!
まだまだコソボ選手の挑戦は続きますので、世界柔道から目が離せませんね。
さて、昨日の話の続きを…
私たちがコソボについて知りうる情報源というのは実に限られております(お恥ずかしながら、ウィキペディアが最大の情報源だったりして…)。
そのため、おもてなしのカレーについても、“コソボはイスラム教の国=豚肉ではないカレーの方が喜ばれる”ということから普段提供しているのとは異なるビーフカレーとなったのですが、そのことを大使にお話をすると…
“そのお心遣いは本当にありがたい。でも、本当はそこまでコソボの国民は意識しないのですよ。そもそも、宗教にしても、カトリック、ギリシア(ロシア?)正教、イスラム教がそれぞれ3分の1ずつだし…宗教もやむを得ずそれぞれの宗教の帰属している意識の方が強いのです。むしろ我々のアイデンティティは言語(アルバニア語)にあると感じています”ですって!(実際、宗教割合の話のときには、“どれくらいなのかな…”と首を捻りながら言っているくらいでしたから…)
ネット社会が到来して、私たちはあらゆる情報に触れることができるようになったと考えていますが、それは或いは錯覚なのかもしれません。
やはり百聞は一見に如かず…
大使館の方から、市民向けのコソボに関する基調講演をしていただかなければなりませんね!